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海のお仕事体験 海のお仕事を大紹介!

海のお仕事体験

海の天気を予想するお仕事

気象予報士
気象予報士のお仕事
海と天気を結びつけるお仕事が「気象予報士よほうし」です。

気象予報士というと、放送局で働くお天気キャスターを思いうかべる人が多いと思いますが、気象庁きしょうちょうや民間の気象会社、海上自衛隊じえいたいなどで働く人もたくさんいます。海上自衛隊じえいたいで天気にまつわる専門せんもん知識ちしきを生かして働く人は「気象海洋員」とばれます。

毎日の生活において、天気予報よほうはとても身近なものだと思います。お出かけの予定の日に晴れの天気だととてもうれしいですよね。しかし、海を行き交う船にとって、天候の予測よそくは生きるか死ぬかの問題です。海を仕事場にしている人たちは、晴れや雨といった情報じょうほうだけではなく、風向きや海流、波の高さなど天気に関するあらゆる情報じょうほう確認かくにんして、仕事をしています。海上での活動は天気に大きく左右されます。海での活動を安全に行えるよう支えているのが気象予報士よほうしの仕事といえます。

お仕事のやりがい

気象予報士
気象キャスターは、天気を予報よほうして分かりやすく伝える仕事です。その天気予報は、防災ぼうさい情報じょうほうでもあります。台風や大雪、猛暑など、災害さいがいにつながるような場合、被害が出ないよう、それをふせぐぐための情報っじょうほうを伝えなければなりません。『早めに避難ひなんをして下さい』『最新の気象情報じょうほうに耳をかたむけて下さい』『こまめに水分を取って熱中症ねちゅうしょう対策たいさくをして下さい』など、自分が伝えることが、防災につながることにやりがいを感じます。

たいへんなこと

気象予報士
台風や大雪、猛暑もうしょせまっている、また実際じっさいにそれらが起きている状況じょうきょうでは、つねに最新の気象情報じょうほうや今後の見通しを把握はあくしておかなければなりません。また逐一ちくいち、テレビで情報じょうほうを伝えたり、局内きょくない情報じょうほうを共有したりする必要があります。それは、昼間にかぎらず、深夜の場合もあります。また状況じょうきょうが長引けば、長時間の対応も要求されます。十分な睡眠や食事がとれない場合があることが大変です。

どんなところで働いているの?

お天気キャスターとして放送局ではたらいたり、海の天気を予測よそくする気象きしょう会社のオフィスではたらいたり、また「気象きしょう海洋員」として海上自衛隊じえいたい護衛艦ごえいかん航空基地こうくうきちはたらくなど、仕事をする場所はさまざまです。海の天気を正確せいかく予測よそくして伝えることは、海ではたらくすべての人の命を守る大切な仕事です。

どんな仕事道具を使うの?

天気を予測よそくするために、コンピュータを使って気象庁きしょうちょうから送られてくる大量たいりょう観測かんそくデータを確認かくにんしていきます。それらをもとに天気予報よほうのもととなる天気図を作成さくせいしますが、見やすく色分けするための色鉛筆えんぴつはよく使います。

ある日の1日の仕事の流れ

朝・昼
05:00
テレビ局入り
朝・昼
05:10
気象情報チェック
朝・昼
05:30
着替え・メイク
朝・昼
06:00
番組開始
朝・昼
08:00
番組終了
朝・昼
08:15
反省会
朝・昼
09:00
朝食
朝・昼
10:00
仮眠
朝・昼
14:30
オンエア準備
朝・昼
14:50
天気図解析
朝・昼
15:20
着替え・メイク
朝・昼
16:30
天気原稿作成
夕・夜
18:15
番組開始
夕・夜
19:00
番組終了
夕・夜
19:30
退社

どうやってなるの?

気象予報よほう士になるには、国の資格しかくである気象予報よほう士の資格しかくを取る必要があります。試験を受けるには、学歴や年齢ねんれいなどの受験資格しかく制限せいげんはありません。しかし合格ごうかく率は5%前後と、とてもむずかしい試験です。資格しかくスクールに通うなど専門せんもん的な勉強が必要です。

そして、テレビ局で気象キャスターとして活躍かつやくするには、番組のオーディションを受けて合格ごうかくする必要もあります。

また、気象海洋員になるには、自衛隊じえいたいの教育隊終了しゅうりょう後、船務要員として働き、さらに海士気象海洋課程かていで、数か月間学ばなければいけません。その後、航空基地きちや海洋観測艦かんそくかんの気象海洋員として勤務きんむします。

お話を聞きました

気象予報士・気象キャスター 山田 修作

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