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海のお仕事体験 海のお仕事を大紹介!

海のお仕事体験

水族館のエンターテイナーのお仕事

ドルフィントレーナー
ドルフィントレーナー(水族館飼育員)のお仕事
人気のお出かけ先・水族館でとくに注目を集める存在そんざいのイルカ。ダイナミックなイルカショーはどの水族館でも人気のプログラムです。そんな水族館のイルカたちのショーのためのわざを教えるのが、「ドルフィントレーナー」の仕事です。水族館を楽しい場所にするために欠かせない存在そんざいです。 ドルフィントレーナーのお仕事は、イルカに技わざを教えるだけでなく、イルカのお世話や体調管理、イルカの泳ぐプールの掃除そうじなども大切な仕事です。

近年では、イルカの生活している様子を楽しく教えるエンターテイメント的な仕事や、自然保護ほごのことをわかりやすく伝える仕事もふえています。

お仕事のやりがい

ドルフィントレーナー
水族館に来ていただいたお客様に「イルカショーすごかったね!」など直接ちょくせつ感想をいただけると、仕事にやりがいを感じます。イルカやアシカや他の魚たちもそうですが、生き物と飼育員しいくいんとの間に信頼しんらい関係やきずながなければショーは行えません。

また、身近な水族館で野生動物の姿すがた最大限さいだいげんに活かしてお見せできた瞬間しゅんかんや、それを見て笑顔になっていただけるお客様や質問しつもんをしてくださるお客様がいらっしゃる時が、この仕事にほこりを持てる瞬間しゅんかんでもあります。また、動物だけではなくて、人ともふれあえることが大きなやりがいにつながります。そして何より毎日イルカたちの元気な姿すがたを見ることができることです。

たいへんなこと

ドルフィントレーナー
朝、出勤しゅっきんしてイルカショーに間に合うようにエサの準備じゅんび掃除そうじ早く行わなければなりません。動物にあたえる魚なので鮮度せんども大事になってきます。1日に7回のショーがあり、エサの切り方なども変わってくるところが大変です。そして動物たちのエサ運びも大変です。一箱10kg~15kgある重い冷凍魚を運ぶのも一苦労です。

また、動物たちも風邪かぜを引いたり、体調不良になったりもします。言葉が通じないので飼育員しいくいんから動物の様子の変化に気づいてあげなければならないので、定期的な採血さいけつや体温測定そくていを行っています。

また新しい種目の調教では、やってほしいことを上手く引き出してあげなければならないところがむずかしいです。主に手やターゲットと呼ばれる長いぼうを使って調教を行います。

どんなところで働いているの?

ドルフィントレーナーは全国にある水族館ではたらいています。イルカショーでお客さんを楽しませるために、イルカといっしょになって毎日練習を行います。わざおぼえさせることはもちろん、水族館スタッフとしてトレーニング以外いがいの仕事もこなします。

どんな仕事道具を使うの?

トレーニングやイルカショーをするあいだ、多くの時間をウエットスーツを着てすごします。またイルカと息のあった演技えんぎをするために笛を使ったり、お客さんに声がよく聞こえるようにマイクを使ったりします。わざ成功せいこうしたごほうびにイルカにあげるエサもかかせません。

ある日の1日の仕事の流れ

朝・昼
08:15
出社
朝・昼
08:30
調餌(餌作り)
朝・昼
09:00
イルカの体調チェックと館内点検
朝・昼
09:20
イルカショー
朝・昼
09:50
イルカとアシカショー
朝・昼
10:30
イルカ給餌
朝・昼
11:00
イルカショー
朝・昼
12:30
調餌、ショーの準備
朝・昼
13:00
イルカショー
朝・昼
13:30
イルカとアシカショー
朝・昼
14:00
イルカの給餌
朝・昼
15:00
イルカショー
朝・昼
15:50
イルカとアシカショー
朝・昼
16:30
閉館時間
夕・夜
17:00
退社

どうやってなるの?

最近ではイルカとのふれあい体験やウォッチングツアーなどを行う施設への就職しゅうしょくは人気となっているため、水族館の飼育員しいくいいんになるのはむずかしくなっています。特別な資格しかくはいりませんが、強いて言うならば「やる気」と「根性」です。どのお仕事もそうですが、思い通りにいかないことは多々あります。それにも負けない気持ちが大事です。

また、魚や動物をトラックで運ぶ仕事もあるため、車の運転免許めんきょと、水にもぐって作業したりもするのでダイビングの資格しかくは持っていると良いと思います。

お話を聞きました

下田海中水族館

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