子どもとお出かけ情報サイト「いこーよ」は親子の成長、夢の育みを応援します!

季節を楽しもう!昆虫採集ガイド2023

お出かけ前に最新の公式情報を、必ずご確認下さい。

春にはちょうちょう、夏にはクワガタやカブトムシ、秋にはスズムシなど、季節ごとに出会える昆虫はさまざま。昆虫採集特集では、そんな昆虫たちといつどこで出会えるのか、もし捕まえたらどうしたらよいかなどを紹介します。子供と一緒に昆虫採集を楽しむための準備をしましょう!

昆虫採集に行く前に確認しよう!

【虫取りに行くときの約束】
  • 「採集禁止」のエリアで虫取りをしない
  • 虫を取りすぎない
  • 植物などを傷つけない
  • ゴミは持ち帰る
  • 土を掘るなどの仕掛けをしたら元通りに

虫取り網を振って数匹取るくらいであれば通常とがめられませんが、場所によっては虫取りを禁止したり採集方法を制限していることがあります。

また、大量の虫を取って持ち帰るのもやめましょう。持ち帰るのは最小限にし、責任を持って最後まで飼う、それでも飼えないときは必ず採集した場所まで行って、元の環境に戻すことも大切なマナーです。

どんな服装でいく?

どんな服装でいく?
野外活動ができる服装が原則です。暑いからといって半袖半ズボンやサンダルではなく、必ず袖や裾が長い洋服とスニーカーを着用しましょう。

虫刺されはもちろん、肌が露出していると植物に当たってケガをすることがあります。さらに、虫刺され用の薬を持っていると安心です

何をもっていく?

何をもっていく?
①虫取りあみ
伸縮可能なあみが虫を捕まえるのに便利です
②飼育容器
取っ手が付いていて上部の入口が大きいものが使いやすくおすすめです!
③拡大鏡
小さな昆虫も観察しやすくなります

夏(6月・7月・8月)に出会える昆虫

    Original

    夏は林間の木々や夜の時間帯がおすすめ

    夏の代表格であるカブトムシやクワガタをはじめ、カミキリムシ、クマゼミ、シオカラトンボにオニヤンマと、メジャーな虫がいっぱい。種類によって好む樹木が違ったり出没場所や時間帯も異なるので、探し方はさまざま。特徴を知って虫取りに出かけよう!
    Original

    夏の昆虫は大きく分けて3種類

  • カブトムシ

    どこにいる?
    カブトムシもクワガタもクヌギとコナラから出る樹液が大好き。夜に探すのがベストですが、樹液が出ていれば日中木陰で見られることも。

    カブトムシを飼うには?
    カブトムシの飼育は成虫1匹なら幅15~20cm程度のケース、下に敷くマット、昆虫ゼリー、止まり木があれば大丈夫。初心者セットの販売もあるので便利。たまに夜中に鳴くことがあるけどびっくりしないで。
  • トンボ

    どこにいる?
    オニヤンマは水のきれいな小川や涼しい日陰を好む傾向があるものの、時々市街地に入り込んで旋回していることもあります。

    トンボを飼うには?
    飛んでいる虫を捕食するため飼育は不向き。ヤゴをつかまえてアカムシなどを与え、成虫になるのを見守るのがおすすめ。
  • カミキリムシ

    どこにいる?
    種類によって木の皮や樹液、花の蜜、果樹を好むなど、食性はさまざま。森の中を探してみるのもいいけど、夜ライトなどに向かって飛んでくるのを狙うのも◎。

    カミキリムシを飼うには?
    カブトムシと似ていますが、樹上生活のためマットは必須ではなく、止まり木を用意して種類にあったエサを与えます。乾燥に弱いので、日陰の風通しの良い場所に置いて、適度な霧吹きを。

昆虫と出会えるスポットに遊びに行こう!

昆虫に詳しくなれるスポット!

昆虫に詳しくなれるスポット!
昆虫館や生物園では、実際に昆虫と出会えるだけでなく、昆虫の生態や暮らしについて学ぶことができます。また、中には昆虫との触れあいを実施している施設も!施設ごとに特色が異なるので是非チェックしてみてくださいね。

自然の中で昆虫を探そう!

自然の中で昆虫を探そう!
特に総合公園は、芝生広場や木陰があるところが多く、昆虫を探すのにぴったり!見つからないなと思ったら、虫眼鏡ですみずみまで見てみましょう。意外なところに初めて見る昆虫が見つかるかもしれませんよ!

昆虫を探しに昆虫イベントへ行こう!

昆虫を探しに昆虫イベントへ行こう!
ガイドさんと行く昆虫採集のイベントから、昆虫展など昆虫により詳しくなれるイベントまで様々です。

時期によって開催イベントが大きく変化するので、昆虫に興味ありの子供と一緒に是非チェックしてくださいね!