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【2017年バレンタイン】園児の「友チョコ」事情を徹底調査!

掲載日: 2017年2月9日更新日: 2017年2月9日水谷 映美

もうすぐバレンタイン! 子どもたちの間では「友チョコ」がメインのようですが、準備をするのは親の仕事ですよね。「予算は?みんなどうやって用意しているの?」 気になる園児たちのバレンタイン事情を、「いこーよ」ユーザーにアンケート調査しました。

2017年「バレンタインにチョコをあげる」家庭は約3割

まずは、「今年のバレンタインデーに子ども同士でチョコを渡しますか?」と尋ねたところ、「はい」と回答した人は34%でした。

(単一回答、N=233)

ちなみに、昨年の調査結果では「はい」と答えた人が31%。幼稚園・保育園児たちの間でも、少しずつバレンタインが定着してきているようです。

園児間のチョコは「友チョコ」が8割以上!

続いて、バレンタインにチョコをあげる予定の人へ「.チョコをあげる対象は男の子だけに限られますか?」と尋ねたところ、8割以上が「いいえ(男女関係なくあげる)」という結果に。園児たちの間では、「バレンタイン=友チョコ」という認識が大きいようですね。

(単一回答、N=77)

では、ママたちは子どもたちのバレンタインチョコに、どれくらいお金をかけているのでしょうか?


バレンタインの予算&どうやってチョコを用意する?

「チョコにかける予算(総額)はどのくらいですか?」という質問には、「500円未満」と答えた人がもっとも多く、続いて多かったのが「500円以上〜1,000円未満」と、予算は1,000円以内で考えている人が全体の7割以上という結果に。

中には「2,000円以上」という回答もありましたが、やはりできるだけ低価格で準備したいという考えがメインのようです。

(単一回答、N=77)

続いて「チョコはどのように用意しますか?」と聞いてみると、「自宅で作る」がダントツで多く、手作り派が全体の6割以上という結果になりました。

(単一回答、N=77)

一方、購入派は少額の物やパッケージ入りの物を一人分ずつラッピングして渡すのが主流のよう。みなさん、できるだけお金や手間をかけないで用意できる方法を工夫しているようです。


「友チョコ」を手放しで喜べない親も…

男女関係なく、仲の良いお友達に渡す「友チョコ」。子どもたちは、年に一度のイベントを楽しんでいるようですが、親の方はどう感じているのでしょうか? 

(単一回答、N=77)

「親子ともに積極的に参加したい」と考えている親は25%。一緒にチョコを手作りしたりラッピングしたりすることで親子のコミュニケーションがはかれる、また子ども同士だけでなく親同士の交流にもなるという声が多く寄せられました。

「子どもがやりたがるので」、「周りがみんなやるので」参加する、と回答した親は合わせて66%でした。子ども自身が喜ぶから、またお友達同士で交換しようと約束してくるので用意しているという理由が多く、積極的にはやりたくないけれど、イベントのひとつとして楽しめるならいいかな、と捉えているようです。中には、保育園の先生もチョコを用意しており園全体の風習となっている、なんてケースもあるようですよ。

一方で「できれば参加したくない」という意見も。子どもと一緒に作るといっても、やはり親が主導で手作りやラッピングの準備をしなくてはいけないので、かなりの負担になっている状況があるようです。

年々友チョコの数が増えていって、一緒に手伝ったり、材料費がかかったりといろいろ大変です。(サッチーさん/11歳女の子のママ)
娘が幼稚園の年中のときは既製のチョコを渡したのですが、年長のときは、他の子が手作りにすると聞いたみたいで、本人も「手作りを渡す!」と言って聞かず…。結局作るのは私なので、時間が無い中とても大変でした!(華パパさん/10歳女の子のパパ)
保育園の先生に配るのに、手作りの小さなチョコを一袋に3粒ほど入れるようにしたら、結局60個以上必要になり、ほぼ一日中チョコを作り続けることになりました…。(K・Hさん/6歳・4歳女の子のママ)

また、お返しの目安も難しく、子ども同士が渡しているだけに、誰にあげたかがわからなくなってしまうケースも! 結果、クラス全員分用意したという声も寄せられました。

どのくらいのお返しをしたらよいかわからなくて困りました。子ども同士のやりとりなので誰にあげて、誰からもらったのかわからなくなったこともありました。(N・Yさん/5歳男の子・4歳女の子のママ)
とにかく、誰かだけにあげると不公平になるので、結局クラス全員分を用意しなければならず、ラッピングが大変。(桜月さん/6歳女の子・3歳男の子のママ)

園児だからこその微笑ましい恋愛事情も!

苦労したエピソードが多々寄せられた一方で、こんな微笑ましい子どもたちのバレンタインエピソードも!

本命じゃなかったのか…

息子が好きな子からチョコをもらえて喜んでいたら、その子がクラス全員にあげていたと知ってショックを受けていた。つい笑ってしまいました。(あっちゃんさん/4歳男の子・2歳女の子のママ)

マンガのような大失敗!

本命の子のチョコにだけ「大好き」と書いたのに ラッピングするときに箱のリボンにつける相手の名前を書き間違えて、全然本命じゃない子に大好きのチョコを渡してしまった!(E・Mさん/10歳・5歳女の子・8歳男の子のママ)

1番は誰?

毎年3人の男の子にチョコを渡しているのですが、その内の男の子2人が「僕の事が一番好きだよ!」、「違うよ、多分僕だよ」と話し合う姿が面白おかしく、かわいく思えました。(のんびりママさん/6歳女の子のママ)

小さな恋の物語のはじまり

同じ幼稚園バスに乗っていた2つ年上の男の子が大好きで、バレンタインにチョコをあげたら、次の日からその男の子が身だしなみに気を遣って来るようになった。完全に意識している様子が微笑ましかったです。(こまっちさん/5歳女の子のママ)

これぞまさに「友チョコ」!

うちの長男は、バレンタインに仲良しの同級生男子全員にチョコを配っています(笑)。今の時代はあげるも貰うも男女関係ないですね!(M・Eさん/12歳男の子のママ)

子ども同士の交流が深まるきっかけにもなるバレンタインの「友チョコ」交換。ある程度の数が必要になるので、親としても手間やお金がかかりちょっと負担に感じてしまいがちですが、最近では100均などでも材料やラッピング道具が揃います。無理のない範囲で、子どもと一緒にステキな想い出を作りましょう! 

100均「ダイソー」バレンタインチョコ作りの材料【2017】100均「ダイソー」バレンタインラッピンググッズ【2017】

ライター紹介

水谷 映美

1979年生まれ。出版社勤務、受付嬢、社長秘書を経て、現在はwebを中心にライターとして活動中。男・女・女の3児の母。気になることは何でも試してみないと気が済まない典型的B型女子。子育て世代のリアルな声を反映した記事を得意としている。

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