トイレットペーパーや掃除用ブラシなど、狭いスペースだからこそ工夫したい「トイレ収納」。使い勝手が良く、見た目もオシャレに収納できればうれしいですよね。
今回は、ハンドメイドの講座などを開く「ヴォーグ学園」の講師であり、DIYクリエイターとしても活躍する猪俣友紀さんに、100均アイテムだけでトイレ収納グッズを手作りするDIYアイデアを教えてもらいました。
掃除道具収納BOX(制作時間30分・難易度★★)
トイレは毎日使う場所だからこそ、掃除道具は必須です。とはいえ、掃除用ブラシやシートが見えていると生活感が出てしまいますよね。収納場所が確保できず困ってしまうという人も多いはず。そんなときに便利な掃除道具収納BOXの作り方を紹介します。
<使ったアイテム>
・杉すのこ(45cm×18cm)
・ウッディスクエアボックス(大)
・自在キャスター(2個入りラバー)
・半円形ノブ 古色仕上げ
(※以上、すべてSeria)
<準備するもの>
・好きな色のペンキ
・ハケ
・ボンド
・ドライバー
<作り方>
1. すのこと木箱を好きな色のペンキで塗る
2. ボンドでキャスターを木箱の角に固定する(ボンドを少し多めに塗ってしっかりと乾かせば、ネジを使わなくても固定されます)
3. 残りのキャスターも同様に、木箱の角にボンドで固定する
4. キャスター部分のボンドが完全に乾いたら、すのこにボンドを塗り、木箱を貼り付けてしっかりと乾かす
※キャスターは、すのこと高さのバランスがとりやすい32mm、もしくは40mmサイズがおすすめです。お店で実際に組み合わせてみて、サイズを確認してから購入しましょう。
5. すのこにネジで取っ手を付けたら完成!
便器を掃除するブラシやクリーナーをまとめて収納できます。キャスターを4個付けるとさらに移動しやすいですが、2個でもスムーズに動かせますよ。好みに応じて、アレンジしてみてくださいね。
フェイクグリーン壁飾り(制作時間30分・難易度★)
トイレ飾りに、心が和むグリーンやお花を取り入れるのもおすすめです。グルーガンとグルースティック、ペンチの3つがあれば、好みの飾りを自作することができます。どれも100均で揃うので、気軽にチャレンジできるのもうれしいですね。
<使ったアイテム>
・木製ウォールボックス スクエア
・好みのフェイクグリーン 数種類
(※以上、すべてSeria)
<準備するもの>
・グルーガン
・グルースティック
・ペンチ
<作り方>
1. フェイクグリーンをペンチで短く切る(花、葉、枝に分けて細かくカットしておくと、後ですき間を埋めるときに便利です)
2. ボックスの中にグリーンを並べて、全体のバランスを見ながら配置を決める
3. 大体の位置を決めたら、グルーガンを使って固定していく(木箱に貼り付けるのと同時に、グリーン同士が重なる部分も固定するのがコツ)
4. 細かくカットした葉や枝をすき間に埋めるように、グルーガンで固定していけば完成。グリーンだけだと少し味気ないと感じるときは、色味がある花などをプラスするとより引き立ちます
棚などに置いても、細い釘などが打てる場合は壁にかけてもOK。トイレ空間が一気に華やぎますよ。
トイレットペーパーホルダー(制作時間30分・難易度★)
トイレットペーパーやタオルは、すぐ手が届く場所に収納したいですよね。そこで、カッティングボード2枚とアイアンバー、木箱で作る簡単便利なトイレットペーパー収納を紹介します。
<使ったアイテム>

・カッティングボード 2枚
・インテリアアイアンバー
・木製ボックスL
・三角吊金具(6個入)
(※以上すべてSeria)
<準備するもの>
・ハケ
・好きな色のペンキ
・ボンド
・ドライバー
・ネジ
<作り方>
1. 木箱とカッティングボードを好きな色のペンキで塗る
今回は、背面になる部分だけ水色を塗って、アクセントをつけました。
2. カッティングボードの穴の部分に、アイアンバーを通しておく(ネジで固定せず、通すだけでOK)
3. 木箱の側面に、ボンドを塗る
4. カッティングボードを木箱の側面両側に貼り付けて、しっかり固定して乾かす
5. 木箱の上側に三角吊金具をネジで取り付けて完成!
賃貸などで壁に引っ掛けられない場合は、マスキングテープの上に両面テープを貼ったり、貼ってはがせるテープの上にフックを貼り付けて使うと跡がつきませんよ。
スタンプやシール、ボタンなどでデコレーションして、好みのデザインにアレンジするのもおすすめです。
木箱を選ぶときは、トイレットペーパーが2個入るくらいの大きさのものを探してみてくださいね。
どれも100円ショップのアイテムだけを使って、30分程度でできるので、気軽にチャレンジできそうですね。ぜひ、トイレ収納の参考にしてください!