子育てをしていると直面するのが「子どものおやつ」問題。虫歯や食事への影響が気になりますが、ずっとあげないのは難しいものですよね。そこで「いこーよ」ユーザー486人に、初めておやつをあげた年齢や、おやつをあげるときに気をつけていることを聞いてみました。

「チョコレート」は何歳から?
まず尋ねてみたのは、「チョコレート」について。市販されているお菓子にはチョコレート入りのものが多く、何歳からあげてもいいものか、親としては気になるところです。
「子どもにチョコレートを初めて食べさせたのはいつですか?」と質問したところ、もっとも多かったのが「2歳」、続いて「3歳」という結果に。2歳〜3歳と回答した人が半数でした。また、「まだあげていない」と回答した人の7割以上が0歳〜1歳という結果となりました。

これらのことから、チョコレートデビューは2歳〜3歳を目安と考えている人が多いようです。
続いて、「アメ」について尋ねてみました。
「アメ」は何歳から?
アメは喉に詰まらないかも気になるので、何歳くらいからあげていいものか悩む人も多いのではないでしょうか。
「子どもに初めてアメを食べさせたのはいつですか?」と聞いたところ、「3歳」が約24%、「2歳」が約22%と、こちらもチョコレート同様2歳〜3歳と回答した人が半数でした。「まだあげていない」と回答した人は7割以上が0歳〜1歳という結果に。

アメに関しても、3歳頃がデビューの目安と考えている人が多いという結果となりました。
「スナック菓子」は何歳からあげてもOK?
次は「スナック菓子」について。赤ちゃんせんべいなど、低年齢用のスナック菓子もたくさん売られています。みなさん、どうしているのでしょう?
「子どもにスナック菓子を初めて食べさせたのはいつですか?」と質問したところ、「1歳」が約37%、「2歳」が約21%と、1歳〜2歳でデビューさせたという回答が約6割という結果に。「まだあげていない」と回答した人は8割以上が0歳〜1歳でした。

スナック菓子に関してはチョコレートやアメよりも少しデビューが早く、1歳〜2歳からあげている人が多いようです。
最後に「おやつをあげるときに気をつけていること」についても尋ねてみました。
おやつをあげるときに気をつけていることは?

「おやつをあげるときに気をつけていること」についても尋ねてみました。
もっとも目立ったコメントは虫歯について。「おやつ後の歯磨きは絶対!」と決めている人が大半で、歯磨きを嫌がらず、しっかりと自分でも歯が磨ける年齢になるまでは、極力甘いおやつを控えているという意見が多数寄せられました。
また、「だらだら食べさせない」、「おやつの時間を決める」、「食べる量を親が管理する」という点も重要なポイントのようです。普段はあまり与えず、誕生日やお友達の家に行ったときなど、特別なときだけOKにしているという人も。いずれの場合も定期的な歯科検診は欠かさず、虫歯対策をしっかりしているという意見が多くみられました。
アメやガムなど口の中に長く残っているお菓子に関しては、虫歯になりやすいことはもちろんですが、喉に詰まりやすいので要注意! 年齢で決めるというよりも、子どもの様子を見ながら、自分でしっかりと食べられるようになるまでは、噛みきれないもの、溶けにくいものは控えているという人が多数でした。
甘いお菓子ばかりだと栄養バランスが心配なため、食事に影響しないようにご飯前はおやつを食べさせないよう徹底している、という声も。「好き嫌いせずにご飯を食べないと、おやつはあげないよ」と子どもと約束をしている人も多くみられました。
「いこーよ」ユーザーからのコメント
3歳まではできるだけお菓子を子どもの前で食べないようにした。3歳を過ぎてスナック菓子などを食べるようになってからは、食べた後は必ずしっかりと歯磨きをするように言っている。(みつをさん/4歳女の子のママ)
歯医者さんにその都度確認してから、ベビー用や幼児用のお菓子を食べさせました。(スクエアさん/7歳女の子のママ)
喉に詰まらせないか、ちゃんと噛めるか、飲み込めるか。これができるお菓子はあげちゃいます。(なおたんさん/2歳男の子のママ)
お菓子のおいしさを知ってしまったので、決まった時間に、せんべい1枚とグミ3つ、チョコ1つなど量を決めてあげるようにしている。(W・Nさん/4歳男の子のママ)
時間と量を決める。ジュースは買い置きしない。ただし、特別なときは周りの状況に合わせたりと、ある程度自由を許している。(ふわふわさん/6歳男の子のママ)
また、今回のアンケートでは、きょうだいがいると下の子ほどお菓子デビューが低年齢化してしまう…という悩みが多くみられました。ほかにも、お友達が食べているのを見ておやつを欲しがるようになってしまった、じぃじやばぁばが知らないうちに甘いおやつを食べさせていた、保育園のおやつやデパート、お祭りの景品など、自分の家では十分に注意していても、周囲の影響で避けきれなかったという意見も多々寄せられました。
あまり厳しく禁止しすぎると親子共にストレスになってしまうこともあるので、時間と量を決める、歯磨きを徹底するなど、各家庭でルールを決めて、おやつの時間を楽しく過ごせるといいですね。