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キッズ車掌体験プログラムー何から何までホンモノ!いこーよ×旅いく

掲載日: 2015年3月4日更新日: 2017年5月16日大下孝枝
大人気ローカル鉄道・小湊鉄道。地元の人々の日常の足であり、房総半島を横断するように走るその車窓からの景色の美しさと、昔ながらの手動改札などが今も残る様子に列車の楽しみの醍醐味が味わえると人気です。普通に出かけても、もちろん楽しいその列車を借りきって行われる、「いこーよ×旅いく 小湊鐵道でお仕事!車掌体験に挑戦しよう!」プログラムに密着してきました。

全てがホンモノ! 車掌体験プログラムの中身!


集合は朝8時50分。五井駅。JR五井駅と並ぶようにたたずむ小湊鉄道の五井駅ホームに、電車大好きファミリーが続々と集まってきます。


発車は9時5分。受付を済ませると、ホームや列車の前で写真を撮ったり車掌さんたちと話したり、開始前からドキドキワクワクがおさえられない雰囲気が伝わってきます。
<<注目>>女性車掌も多い小湊鉄道!
小湊鉄道の車掌は、女性が6人男性が3人。女性運転手もいて、女性比率が高い路線です。

ホンモノに触れるから夢中になる! 参加者に聞いた人気のホンモノポイント7!


ホンモノの列車に乗り込んで、ホンモノの車掌さんから仕事について学ぶ今回のプログラム。その中から参加者の皆さんが特に楽しかったホンモノ体験をピックアップしてご紹介します。

(ホンモノpoint1)実際の運転席に乗車!



現在、実際に走っている小湊鉄道の列車の運転ブースに入ることができます。クリスマスプレゼントに運転手の制服をお願いするほど列車が大好きな男の子は、入る前にきちんと白い手袋をつけて、嬉しそうに運転席に入っていきました。

(ホンモノpoint2)車内アナウンス体験!


これが一番の楽しみで参加した! という人お多い車内放送の受話器を持ち、「『放(ほう)』のボタンを押しながらするよ」と教えてもらいならが、車内アナウンスを行います。このプログラムを一番の楽しみにしていた子どもたちも多く、少し難しいアナウンスのフレーズも何度も練習して挑戦していました。「いこーよ×旅いく 小湊鐵道でお仕事!車掌体験に挑戦しよう!」プログラム

(ホンモノpoint3)列車に乗りながら洗浄機に入り、掃除に挑戦!


子どもたちが 「本物に触れ、五感を刺激する体験」を提供する「旅いく」プログラムでは、列車のお仕事を様々な視点から体験するプログラムが組まれています。

ゆっくりと列車が洗浄機に入り、窓を水がたたく様子を、子どもたちは夢中で見つめていました。 列車清掃も「誰から挑戦するかな?」と聞かれると、我先にと手を挙げ、一緒に参加しているパパやママ、おばあちゃんたちからの「頑張っているね」「しっかりやっているね」との声かけに誇らしげな表情になり、さらに一生懸命取り組む様子も見られました。


(ホンモノpoint4)珍しい軌道自転車を親子で運転!


「軌道自転車」とは、レールの上を走る自転車のことで、昔はよく使われていましたが、最近では道路などの整備も進み、現場へバイクや車で直行することも増えたため、あまり見られなくなってきています。小湊鉄道でも、1年に一度、橋などのチェックの際に使用するのだそうです。

<<注目!>>観光用軌道自転車に乗ろう!
最近では、なかなか見られなくなった軌道自電車に、小湊鉄道ではGWや紅葉時期に観光イベントとして軌道自転車に乗れるイベントがあります。また各地の列車でも観光用に軌道自転車に乗れるイベントを開催することがあります。

(ホンモノpoint5)駅で販売日を切符に入れ、切符の販売体験!

駅で切符を発行し、販売体験を行います。こちらも実際に毎日小湊鉄道で切符が販売されている窓口に実際に座って体験しました。


<<注目!>>チケット販売ボックス!
厚紙の切符を発行する機械は、駅が開業当初から数十年を経た今も、同じようなものが使われています。当初は木製のものでしたが、今は鉄製のボックスとなっています。自動改札が多くなった最近ではなかなか見ることができない貴重なものです。

(ホンモノpoint6)ダイヤ表について学べる!


実際の運行表を使ってダイヤについても学びます。今朝最初に乗った駅がココ、終点がココ、発車時間がココと、一つひとつ確かめながら子どもたちが印象的でした。

「いこーよ×旅いく 小湊鐵道でお仕事!車掌体験に挑戦しよう!」プログラム

(ホンモノpoint7)車内補充券販売


「車内補充券」とは、車内で販売される切符のことです。無人駅も多い鉄道では、駅で切符の購入が出来ない場合もあり、車内補充券を購入して乗ることも多いようです。

というやりとりを実際に行って、運賃や発駅、着駅、日付などにハサミで穴をあけるやりとりを行います。揺れる列車の中でなんとかバランスを取って穴をあけるのはなかなか難しいもので、 「車掌さんは、すごいなー」という声も子どもたちから聞かれました。

【まとめ】何からなにまで、今、実際に行われている列車や設備を使って子どもたちが体験をできるツアー!


今回のいこーよ×旅いくのプログラムに集まったのは、列車大好きキッズたち。「列車が大好きな息子に、ホンモノの仕事の中身を見せてあげたいと参加しました」(3歳の男の子のママ30代)という声が多く聞かれました。


終了後にも、「最初から最後まで全部楽しかったよ!」
(5歳男の子)「列車の仕事がよくわかったよ!」(6歳女の子)「また乗りに来たいな!」(4歳男の子)と、子どもたちも大満足のツアーとなりました。

ホンモノに触れたり出会う体験は、子どもたちを夢中にさせます。旅いくツアーにはこの他にも様々なプログラムが用意されています。是非ご参加ください。

「いこーよ×旅いく 小湊鐵道でお仕事!車掌体験に挑戦しよう!」プログラム

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ライター紹介

大下孝枝

「いこーよ」編集部。いこーよサイト編集とタイアップを中心に担当。 モンテッソーリ教育教師 小学生の女の子二人のママです。 子どもと一緒にお出かけすることが好き!お料理するのが好き! 子どもと一緒に成長していきたい、一緒に幸せな体験沢山していきたいと願っています。

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