子どもがいると、お風呂タイムはどうしてもバタバタになりがちですよね。「早く1人で入れるようになってほしい」と思いつつ、「万が一溺れてしまったら…」など、危険性を考えると不安も募ります。そこで今回は、「いこーよ」ユーザー865人に「子どもを1人でお風呂に入れる時期や対策」についてアンケート調査しました!
何歳から子ども1人でお風呂に入れている?
まずは、「いこーよ」ユーザー全体に「子ども1人だけでお風呂に入れていますか?」と尋ねたところ、「はい」が約4割、「いいえ」が約6割でした。
続いて、「はい」と答えた人に「子どもだけでお風呂に入るようになったのはいつから?」と尋ねたところ、以下のような結果に。なお、複数子どもがいる家庭の場合は、上の子について回答してもらいました。
5歳を境に大きく増加傾向にあり、もっとも多かったのは8歳以上(約33%)でした。4歳以下という家庭もありましたが、1人でのお風呂は小学校低学年以上と考えている家庭が多いようです。
ここが気になる! 1人でお風呂に入らせない理由
最初の質問で、約6割が「子ども1人でお風呂に入れさせていない」との結果になりましたが、その理由についても聞いてみました。
理由は大きく分けて「体や髪をまだ1人で洗えないから」という自立面と、「水に溺れるなど、事故が怖いから」という安全面の2つが大きな割合を占めました。
そのほかは、「親が子どもと入れるうちはなるべく一緒に入りたいから」「入浴時間に親子で話すことが大切だと思うから」など、お風呂タイムを子どもとのコミュニケーションの場と捉える考え方や、「子どもが一緒に入ってと言うから」といった声もありました。
1人で入らせるとき、こんな点に注意・対策しています!
では、実際に子どもだけでお風呂に入らせるときは、どのような点に注意すればよいのでしょうか? 「子ども1人でお風呂に入れている」と回答した人に気をつけている点や対策法について聞いたところ、多くのアドバイスが寄せられました。
安全面の対策
「脱衣所のドアは開けておく」「こまめに様子を見に行く」という人が非常に多かったです。完全に子ども1人で入らせるというよりも、大人が浴室の近くで常に様子を伺っているという家庭がほとんどでした。浴室内と通話できる器具がある場合は、「中の音が聞こえるように通話スイッチを入れっぱなしにしている」「定期的に話しかける」という対策をしている人も目立ちました。また、「子どもに歌を歌わせるなどして溺れていないかを確認している」という人も。
火傷や溺れることを防止するため、「お湯の温度設定や湯船に溜めるお湯の量に気をつけている」人も多くみられました。また、「湯船に浸かるときは大人と一緒で、夏場などシャワーのときだけ1人でのお風呂をOKにしている」という声もありました。
入浴前に「潜らない、はしゃがない」などお約束の声掛けを。子どもが入っている間は、音が聞こえる範囲にいるようにしています。(K.Kさん/6歳女の子のママ)
できるだけ歌をうたってもらっています。歌が聞こえなくなったら、様子を見に行っています。(みかんさん/11歳女の子・6歳男の子のママ)
長男はもう大きいので特に気を付けていることはないのですが、習慣としてお風呂に入る前には一声かけること、脱衣場手前のドアは開けたままにしておくことがルールになっています。(ゆったさん/12歳4歳男の子・12歳女の子のママ)
お風呂場との通話モニターでちょこちょこ確認しています。(さっとんさん/9歳・6歳男の子のママ)
自立面の対策
一人でのお風呂に慣れるまでは、耳の後ろなどの洗い流し残しがないか、髪をきちんと洗えているかを親が確認している人が多かったです。「週に2度は一緒に入って様子をチェックしている」という人もいました。
「お湯に浸かる前はかけ湯をする」「お風呂から上がるときはしっかり泡を洗い流して浴室をキレイにしてから出る」など、お風呂でのマナーも随時確認しているようです。
女の子で髪が長いので、髪の毛がきちんと洗えていなかったり、流せていなかったりする時があるので、流した後に呼んでもらってチェックしたり、週に一度か二度は一緒に入るようにしています。1人でだと顔を洗い忘れるときもあるので、その点も声かけします。(ぐーたらママンさん/11歳・5歳女の子のママ)
石鹸類や水を無駄遣いしないように声をかける。(Y.Kさん/7歳女の子のママ)
温泉や銭湯など公共の入浴施設で困らないよう、まずは自宅にて一人でお風呂に入る練習をしているという声もありました。
いつかは子ども一人でお風呂に入るようになるもの。お湯の量が少なくても溺れる可能性はあるため、常に親が中の様子をチェックしながら、少しずつ練習していけるといいですね。