子どもと一緒に料理ができたらうれしいなぁと思っているママたちも多いはず。しかも料理は、子どもたちが色々なことを感じたり考えたりできる学びの場にもなるそうです。そこで、親子で料理を楽しく行うコツを、ABCクッキングスタジオ広報の小野さんにお話を聞きました!
「これくらいの年齢の子どもたちは、まだ料理についてきちんと理解できるわけではないと思います。ただ少しでも調理に参加し、自分たちで作った料理を食べることによって、野菜や魚などの食材に興味を持ったり、料理をおもしろいと感じてくれているお子さんも多くいらっしゃいます。」
「今は、なんでも簡単に物が手に入る時代。食べ物もすぐに食べられる状態で売られていることも多く食材そのものを見たことがないという子どもも多いようです。そんな子どもたちには、まず、自分がこれから調理して食べる食材がどんなものなのかを知ってもらうことが重要。食材について知ることで、その食材に興味が湧いてきて、これまで嫌いだった食べ物を食べられるようになったというお子さんも結構いるんですよ。」
家で子どもと料理をする際も、ただ作るだけではなく、まずは食材に触れさせ、その食材について話しながら料理するといいかもしれませんね。そうすることで、普段、自分が食べている野菜や魚、肉などがどのように作られているのかを知り、感謝の気持ちを持ってごはんを食べるようになってくれそうです。
作業の説明をする際、「玉ねぎを薄く切って」などと形状だけを説明するよりは「この野菜は火が通りにくいからこういう風に切るといいんだよ」など、その作業をする理由も一緒に説明するのがいいそう。
「一緒に料理する際は、子どもが扱いやすい食材を選ぶと作業もしやすくなります。例えば、普段は鶏・豚・牛肉や魚を使うメニューでも、子どもと一緒に作る時は下処理が不要なソーセージやハム、ベーコンなどに替えるといった感じです。また、野菜を肉で巻く、具を皮で包む、衣を付けるなど子どもが楽しんでできる作業が含まれるメニューを選んだり、自分の好きなように盛り付けさせるのもいいですね。盛りつけは、意外なセンスを発揮することもあるのでおもしろいですよ。」
子どもと一緒に作るとなると、カレーやハンバーグなど、子どもが好きなメニューを考えがちですが、あまり子どもの好きなメニューにこだわらず、幅広い料理を一緒に体験していくのが良いようです。
「包丁やまな板は子ども用の物が販売されています。子ども用の包丁は子どもの手の大きさに合わせたサイズになっている上、大人用と比べると切れにくい素材でできているので、あると安心です。また料理する時の作業台の高さも重要。家では、子ども用の高さに設定することは難しいと思いますので、安定感のある踏み台などを用意するといいでしょう。」
安全に気を付けながら親子で料理を楽しみ、その上で子どもが料理に興味を持って、積極的にお手伝いをしてくれるようになったらうれしいですね。
料理をすることで、食育にもつながる
満4歳から小学校3年生までを対象にした料理のキッズコースを設けているABCクッキングスタジオ。旬の素材を使った料理のほかケーキやパンを作る1dayレッスンもあり、楽しく料理ができると子どもたちにも大人気です!「これくらいの年齢の子どもたちは、まだ料理についてきちんと理解できるわけではないと思います。ただ少しでも調理に参加し、自分たちで作った料理を食べることによって、野菜や魚などの食材に興味を持ったり、料理をおもしろいと感じてくれているお子さんも多くいらっしゃいます。」
食材を知ることで湧く「食への興味」
実際に、ABCクッキングスタジオのキッズコースでは、レッスンの中に、食にまつわる学びの要素をプラスしているとのこと。
画像提供:ABCクッキングスタジオ
「レッスンでは調理に入る前に必ず学習シートを使って、その日使う食材について学ぶ時間を設けています。そこで、食材の種類や旬、産地、どのように育つのか、栄養について知ることによって、食に対する興味を持ってもらうきっかけになればと思っています。」「今は、なんでも簡単に物が手に入る時代。食べ物もすぐに食べられる状態で売られていることも多く食材そのものを見たことがないという子どもも多いようです。そんな子どもたちには、まず、自分がこれから調理して食べる食材がどんなものなのかを知ってもらうことが重要。食材について知ることで、その食材に興味が湧いてきて、これまで嫌いだった食べ物を食べられるようになったというお子さんも結構いるんですよ。」
家で子どもと料理をする際も、ただ作るだけではなく、まずは食材に触れさせ、その食材について話しながら料理するといいかもしれませんね。そうすることで、普段、自分が食べている野菜や魚、肉などがどのように作られているのかを知り、感謝の気持ちを持ってごはんを食べるようになってくれそうです。
画像提供:ABCクッキングスタジオ
自宅で子どもと料理をする時のポイントは?
しかし、家で子どもと一緒に料理をしようと思っても、「何から始めたら…」と考えてしまいますよね。そんな時は、最初から最後まですべてを一緒に作ろうと思わず、部分的に手伝ってもらうことから始めてもよいとのこと!「できるところから一緒に」始めよう!
「最初は、野菜などの下ごしらえから一緒にやってみるといいと思います。野菜を洗ったり、皮をむくのは子どもでも簡単にできるのでおすすめです。当たり前ですが、包丁を使わせる際は目を離さないようにしてあげてくださいね。切り方や大きさなども、先にお母さんが実際にやって見せながら説明してあげると分かりやすいと思います。」作業の説明をする際、「玉ねぎを薄く切って」などと形状だけを説明するよりは「この野菜は火が通りにくいからこういう風に切るといいんだよ」など、その作業をする理由も一緒に説明するのがいいそう。
食材選びや調理法を工夫して子どもが関わりやすく
さらに、子どもでも扱いやすい食材を選んだり、楽しんでできる作業が含まれているメニューを選べば、料理に興味を持ってくれるようになるとのこと。「一緒に料理する際は、子どもが扱いやすい食材を選ぶと作業もしやすくなります。例えば、普段は鶏・豚・牛肉や魚を使うメニューでも、子どもと一緒に作る時は下処理が不要なソーセージやハム、ベーコンなどに替えるといった感じです。また、野菜を肉で巻く、具を皮で包む、衣を付けるなど子どもが楽しんでできる作業が含まれるメニューを選んだり、自分の好きなように盛り付けさせるのもいいですね。盛りつけは、意外なセンスを発揮することもあるのでおもしろいですよ。」
子どもと一緒に作るとなると、カレーやハンバーグなど、子どもが好きなメニューを考えがちですが、あまり子どもの好きなメニューにこだわらず、幅広い料理を一緒に体験していくのが良いようです。
子どもと料理する時に揃えたい道具と注意点
子どもと料理する際に気を遣うのが道具ですが、どんなものを選ぶとよいのでしょう?「包丁やまな板は子ども用の物が販売されています。子ども用の包丁は子どもの手の大きさに合わせたサイズになっている上、大人用と比べると切れにくい素材でできているので、あると安心です。また料理する時の作業台の高さも重要。家では、子ども用の高さに設定することは難しいと思いますので、安定感のある踏み台などを用意するといいでしょう。」
安全に気を付けながら親子で料理を楽しみ、その上で子どもが料理に興味を持って、積極的にお手伝いをしてくれるようになったらうれしいですね。