5月5日はこどもの日(端午の節句)。五月人形や兜を飾って、お祝いする家庭も多いのでは? そこで今回は、100円ショップでそろう材料を使って、こどもの日にちなんだアイテムを手作りする方法を紹介します。
「こどもの日」に兜やこいのぼりを飾る理由とは?かわいいアイテムで「こどもの日」を祝おう!

男の子の成長を祝う端午の節句には、柏餅を食べたり、兜やこいのぼりを飾ったりする人が多いですよね。また、子どものお祝いごとには、記念写真を撮影して思い出を残しておきたいもの。

そこで今回紹介するのは、「こどもの日」の写真撮影にもピッタリな「兜」と、飾れる「こいのぼり」、成長記録にもなる「足型アート」の3点です。
どれも簡単にできるので、ぜひ親子で一緒に楽しみながら作ってみてください。
被れる「フェルト兜」
最初に紹介するのは、実際に被って写真撮影ができる「フェルト兜」の作り方です。材料はもちろん、すべて100円ショップで揃います。
【用意するもの】

・大判フェルト
・はぎれ
・手芸用ボンド
・裁ちばさみ
【作り方】

1. 正方形のフェルトを用意する(100円ショップで販売されている大判フェルトは、60cm×70cmなど長方形である場合が多いため、写真のようにカットして正方形にします)

2. 三角形になるよう半分に折る

3. 三角形の底辺にあたる両側の角が、頂点に重なるように折る

4. 重ねた角を持ちあげて写真のように折り返す(両側)

5. さらに重ねた角を持ち、写真のように折り返す

6. ここまで折ったら、小さく折り返した部分に手芸用ボンドを塗って固定しておく

7. 2枚重なっている下部の角を一枚だけ持ち、写真のように少しズラして上部へ折り返す(裏側に手芸用ボンドを塗ってこの位置に貼り付ける)

8. 折り返して出来た三角形と同じ大きさにカットしたはぎれを手芸用ボンドで貼りつける

9. 三角形の底辺(はみ出ている部分)に手芸用ボンドを塗って折り返す(ボンドが乾くまで、洗濯バサミで挟んでおくとしっかり固定されます)

10. 最後に、後ろの部分を中に折り込んだら完成!

折り紙や新聞紙で作る「兜」と同じ折り方なので、子どもでも簡単に作ることができます。
使用するフェルトの色や、はぎれの柄次第で、さまざまな兜にアレンジできるのも魅力。ぜひ好みの兜を作ってみましょう。
成長記録になる「足型こいのぼり」
続いては、子どもの日に飾るインテリアにもなるほか、成長記録として保存するのにも最適な「足型こいのぼり」です。
【用意するもの】

・水彩絵の具
・画用紙
・新聞紙
※今回は水彩絵の具を使用しましたが、足型アートの塗料には速乾性の水性スタンプインクやブロックタイプのクレヨンキットパスなどもオススメです。
プロに聞いた! 手形(足形)アートのコツ【作り方】

1. 足の裏に塗料をまんべんなく塗り、画用紙を踏む

2. 写真のように足形をこいのぼりに見立てて、目や柄などを描く(家など簡単なイラストを入れるとより雰囲気が出ます。日付けや名前を書き込むのもオススメ)
塗料が乾いたら額などに入れて飾りましょう。兜や五月人形と一緒に収納しておいて、端午の節句の時期に毎年飾るのもいいですね。
紙袋で簡単工作「こいのぼり」
最後は、家庭にある「紙袋」を使ってこいのぼりを作るアイデアを紹介します。小さな子どもの工作にピッタリなので、ぜひ親子で一緒に作ってみてください。
インスタ映え「こいのぼり」アイデア【用意するもの】

・紙袋(1〜2枚でOK)
・はさみ
・のり
【作り方】

1. 紙袋の折り線にハサミを入れて分解する

2. 持ち手がついた一番大きい面積の紙を魚の尾びれ型にカットする(写真参照)

3. 余った紙を丸や半円型にカット(こいのぼりの目や鱗を作る)したら、のりで貼り付ける

4. 紙袋の持ちて部分にテープを貼って、飾りたい場所に貼り付ければ完成!
いかがでしたか? 子どもの成長を祝う「こどもの日」は、親子で手軽にできるアイテムを作って楽しんでみてはいかがですか?