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「先人の作り上げたもの」を子どもたちに伝える大切さ

掲載日: 2018年6月4日更新日: 2018年6月4日石川大晃

今の当たり前は、だれが作っているの??

私たちは、「過去の当たり前」を上書きし、「新しい当たり前」を常に作り上げています。ここで大切なのは、「上書き」という点です。「今を見る目」を養うには、未来を見るだけではなく、さまざまなヒントを与えてくれる「過去」も見ていくことが重要です。

「受け継ぐ」という言葉の誤解

私たちがイメージする、「家を継ぐ」のような「受け継ぐ」という言葉から連想するのは、「古臭い昔からの伝統文化(先人の作り上げたもの)をそのまま継ぐ」といったマイナスイメージではないでしょうか。
しかし、「先人と全く同じものを受け継ぐ」のではなく、「先人の作り上げた良いもの受け継ぐ」という考えにすべきだと考えています。「良いもの」は、今の価値観に照らし合わせて「良いもの」です。
つまり「受け継ぐ」とは、未来に向けて新しいものを作り上げる大事な過程と考えることができます。私たちは、そのような先人の作り上げた良いものを「伝える」役割に徹します。

四季を通した生活の中で先人が作り上げたもの

私たちは、四季を通した生活の中で先人が作り上げたものとして、「畑」や「里山」のような場や、漁業、林業、農業などの第一次産業が挙げられると考えており、これらをテーマにさまざまな活動を展開していきます。
四季折々の体験の中で、「さまざまなカタチで先人の想いにふれ」、「ありがとう」を忘れず、自分らしく生きるためのヒントを得て頂ければと考えています。

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ライター紹介

石川大晃

新規事業開発室の一員としていこーよ四季冒険部を担当。また、男性保育士として保育現場にも関わりつつ、大学との発達(成長)に関する共同研究もしています。子どもの育ちを色々な角度から紐解き、子どもたちが「自分らしく育つ場」をつくっていきます!

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