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自分で作った竹竿で川釣り! 川遊び&魚の〆など貴重な体験も!

掲載日: 2019年10月4日更新日: 2019年10月4日石川大晃

「子供たちの可能性を広げる」をスローガンに、普段できない四季折々の体験を提供している四季冒険部。今回は、埼玉県狭山市のロッジ水野の森を舞台に2019年8月10日、8月24日に開催した「釣り竿作りからはじまる川釣りに挑戦! in 飯能」をレポートします。毎年人気の夏イベントで、今年も満員御礼。親子計70人が参加してくれました。

竿作りからスタート!

四季冒険部の川釣りは、竿を作る作業から始まります。川沿いの竹やぶに入って、お気に入りの竹を選びます。お気に入りの竹を見つけたら現地スタッフの協力のもと、ノコギリで切っていきます!

次に、竿に残っている枝を落とし、釣り糸、針、浮きを付けたらマイ竹竿の完成! いよいよ川に向かって出発です!!

家族のチームプレーが光る川釣り!

参加者のほとんどは川釣りが初めての体験でした。子供も大人も目をキラキラさせて川釣りに挑戦していました。

自然相手だけに、苦戦しながらも、目をギラギラさせて川の中を覗き込んで何度もトライ! だれもが集中していたせいで、あっと言う間に時間が過ぎていきます。

何度も挑戦した結果、「釣れたー!」と自分で釣れた魚を見せてくれた女の子もいました。その場にいた弟もこれには大興奮! その後コツを掴んだ女の子は、何匹も釣り上げていました。一緒に参加したママは、そんな我が子の様子を見てとても驚いていました。

ほかの子も徐々にコツをつかんでいたようです。さり気なくサポートに徹していたママの姿勢がとても素敵でした!

一方で、一匹も釣れなかった参加者もいました。初めての挑戦は、上手くいくことばかりではありません。心から「悔しさ」を感じられるのも、それだけ本気で川釣りに挑戦したからこそ。また、再挑戦したいという気持ちが芽生えたり、自分の苦手なことを知るきっかけにもなりますね。

釣りの後は川遊びを満喫!

魚を釣ったあとは、川遊びタイム! 釣りの時には川には入れないのもあって、今まで我慢していた水遊びを思う存分堪能しました(笑)。


釣った魚を自分で〆て命をいただく体験

川遊びを終えたら、釣った川魚を包丁で〆る方法を学びます。川釣りで魚が釣れなかった子供にも事前に用意していた魚を使って挑戦してもらいました。川遊びとは打って変わって子供たちの表情は真剣そのもの。緊張感があってとても良い雰囲気でした。

小学生の男の子の「頭は捨てちゃっていい?」という質問に、「せっかく命をいただいているのに、頭でも捨てるのはもったいないんじゃない?」とスタッフが返すと、「そうだね!」と納得した様子。しっかり頭も天ぷらにして食べていました。「無駄なくいただく」ことを体験できる貴重な機会ですね!

天ぷらにしていただきます!

〆た魚は、現地スタッフがその場で揚げて天ぷらにしました。おにぎりと味噌汁をよそってもらい、いただきます! 釣り竿作りに始まり、川釣り、魚の〆まで挑戦したからこそ、食事の時間がいつもより特別に感じられますね!

最後は思い出を振り返り!

食べ終わったあとは、今日のできごとを親子で振り返る時間を設けました。楽しかったこと、うまくいかなかったことなど、すべてが子供の可能性を広げるかけがえのない経験です。 最後に「思い出」を胸に刻んでイベントを終えました。

参加者アンケート紹介

参加者のアンケートの一部を紹介します。

楽しかったこと
・釣りです。待っている間もドキドキしました(9歳、女の子)。
・魚を食べておいしかったこと(10歳、男の子)
・魚釣りと遊んだこと(11歳、性別不詳)

がんばったこと
・生きた魚をさわったこと(8歳、男の子)
・魚がいる場所を探したこと(9歳、女の子)
・魚が食いつくまで我慢したこと(11歳、男の子)

悔しかったこと
・小さな魚しか釣れなかったこと(11歳、性別不詳)
・時間内に捕まえられなかったこと(8歳、男の子)
・魚に逃げられたこと(10歳、男の子)

学んだこと
・漁師って大変なんだなぁ(11歳、性別不詳)
・魚に命があることを実感しました。魚をさばくときに血がいっぱい出たのを見て、今度からは今までより大事に食べなくてはと思いました(9歳、男の子)。
・釣り堀のように簡単にはいかない(11歳、男の子)

体験を通して子供自身が感じたり、学ぶ機会作りを大切にしている四季冒険部。今回ご参加できなかった親子も四季を通じてさまざまな体験イベントを開催しているので、ぜひチェックしてください!

当日担当したスタッフ石川から

この度はご参加頂きありがとうございました。昨年に比べて、「釣り竿を持って帰っていいですか?」という方がとても多く、自然の中で過ごす事の楽しさを知っていただけたことが一番うれしいです。

それだけでなく、釣りの大変さや楽しさ、命をいただくいうことも感じてもらえたと思います。知識から学ぶことも大切ですが、体験して学ぶこともとても大切です。この自然豊かな飯能でまた会いましょう!

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ライター紹介

石川大晃

新規事業開発室の一員としていこーよ四季冒険部を担当。また、男性保育士として保育現場にも関わりつつ、大学との発達(成長)に関する共同研究もしています。子どもの育ちを色々な角度から紐解き、子どもたちが「自分らしく育つ場」をつくっていきます!

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