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夜の森を大冒険!? カブトムシナイトハンティングをレポート

掲載日: 2018年8月9日更新日: 2018年8月9日石川大晃

四季を通じて親子がワクワクするさまざまな体験イベントを主催している「いこーよ四季冒険部」。親子で楽しめる農業、自然体験など、子どもにとって貴重な体験を提案しています。

夏はカブトムシイベントが大人気! そこで今回は、埼玉県狭山市内のエンデの村にある真夏の森(里山)を舞台に、7月14日、21日、 29日の3日間に渡り開催された「カブトムシナイトハンティング in 狭山」をレポートします。

現地の森を持っている農家の方や農学部の大学生など、さまざまなスタッフと一緒に夜の森を駆け巡りました。

夜の「暗闇」を感じてみよう!

明るい森の中は、日が落ちると一変、真っ暗で前が見えなくなります。真っ暗闇を感じることは、日常生活にありそうであまりない貴重な体験ではないでしょうか?

写真くらいの暗さになったら、いよいよナイトハンティングの準備開始! ヘッドライトをつけて、参加者の冒険の準備は完了。夜の森に出発です!

カブトムシはどの木にいるの?

真っ暗な森を少し歩き、目が少し慣れてきたところで、「カブトムシがいる広葉樹とカブトムシのいない針葉樹の違い」などのポイントを学びます。「はっぱの形がちがうね〜」と、実際の葉を見比べながら違いを教えてくれました。

ちなみに簡単な見分け方は、ペリペリ木の皮がむけるのが針葉樹で、むけないのが広葉樹。初めて知った事実に、参加者から「おー!」と驚きの声も上がっていました。森の見方が変わるだけで、カブトムシハンティングが何倍も楽しくなります。
これで、カブトムシハンティングに関するノウハウを学んだらいよいよハンティング開始です!

カブトムシトラップを探せっ!

期待を胸に、広葉樹に仕掛けられたカブトムシトラップを見つけていきます。よーく目を凝らしてみると、トラップにカブトムシがいました! トラップの近くに潜んでいるカブトムシも発見! 自分で見つけて捕まえたカブトムシは、喜び&感動もひとしお!

大きなカブトムシを捕まえて満面の笑み!

カブトムシトラップが減ってなかなか見つからない後半戦でも、前半で培った目があれば見つけることもできます!「いたー!!」と歓喜の声が上がると、周りのお友達も集まってきてお祭り状態です(笑)。

セミの幼虫み〜つけた♪

「セミがいる!」と、ある男の子が声を上げました。みんなで見に行くと…羽化途中のセミを発見! 貴重なシーンが見られるのもナイトハンティングならではですね。

無事ハンティング終了! でも本番はこれから…

約1時間のカブトムシハンティングは終了。「見て見て〜」と採ったカブトムシをうれしそうに持って来てくれる子どももいっぱいいました。

イベントの最後には、参加者と大事な約束をしました。「持ち帰る人は、大切に育てること。いずれ卵を産んだらお家である森へ返しに来ること」

じつはカブトムシは育てるのが一番大変です。でも、自分で捕まえたカブトムシなら、きっと自身の力で頑張って育ててくれるはず! 子どもたちを信じて、無事にカブトムシナイトハンティング終了です。

大事に育ててくれたカブトムシが、いつか卵を産んだときは、森に返してくれることを祈って待ってますね。親子の体験をもっと面白く!

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ライター紹介

石川大晃

新規事業開発室の一員としていこーよ四季冒険部を担当。また、男性保育士として保育現場にも関わりつつ、大学との発達(成長)に関する共同研究もしています。子どもの育ちを色々な角度から紐解き、子どもたちが「自分らしく育つ場」をつくっていきます!

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