ピクニックといえば、芝生の上にレジャーシートを広げて、みんなでわいわいお弁当を食べるのが楽しいですよね。せっかくならその場で子どもと一緒にお弁当を作れば、おいしさや楽しみもUPするはず。そこで、子どもが自分で作って楽しめるセルフサンドイッチについて、料理研究家の長谷川りえさんに伺いました。
長谷川さんによれば、 セルフサンドイッチには子どもの成長を促す大きなメリットがあるのだとか!
「子どもが自分の好きなものを選んでサンドできるのはもちろん、自分流の発想でサンドイッチの組み合わせを楽しむことで、意外なおいしさを発見できることも。 楽しみながら作ることで積極性が生まれ、子どもの自主性を伸ばすことができます。」
「また、 野菜嫌いな子でも、親が目の前で作ってくれる嬉しさや、美味しそうに食べる姿を見れば、おのずと普段は苦手な野菜も食べてくれるかも。楽しく食べれば、必ず『美味しい!』と思うきっかけになります。」
セルフサンドイッチで苦手な野菜を克服してくれたら、親としては嬉しい限り。楽しみながら作ることが、子どもの自主性につながるようです。
「具材はすぐにパンにはさめる状態にしてそれぞれタッパーなどに入れ、大きめのボックスやバスケットにまとめて入れておきましょう。パンも2〜3種類バリエーションがあると楽しいです。」
具材を小さくする場合や、パンに切れ込みを入れる場合は、自宅であらかじめカットしておきましょう。
「ホッドドックのような棒のような形状のものはオイルペーパーやラップでくるりと巻き、そのまま紙コップへ入れると便利。ドリンク用のコップは手に持ちやすく、立てておくこともできるので、テーブルがない場所ではとくにおすすめです。ハンバーガーや大きなサンドの場合は、オイルペーパーやペーパーナフキンで包むと食べ易く、手が汚れないので便利です。」
ドリンク用コップは飲み物用だけでなく、サンドイッチやスティックサラダなど、いろいろな物を入れるのに便利なので、多めに持っていくといいでしょう。
「子どもにとって、いつもの食卓は用意されたものを食べるばかりですが、セルフサンドイッチの場合は自分で好きなように出来る楽しさがあります。そんな時間はめったにありません。お子さんが食べこぼしたり失敗したりしてしまっても、怒ったりせず、やさしく見守りながら補助してあげて下さい。」
「嫌いな食べ物があっても、親が目の前で作って美味しそうに食べている姿を見ると、よい刺激になって『食べてみようかな』と思う瞬間もあるかもしれません。のびのびとした自由な気持ちで、ぜひ親子でセルフサンドを楽しんで下さい。」
思い立ったらすぐに準備して出かけられるセルフサンドイッチ。青空の下なら、親も心にゆとりを持てそうですよね。親子で楽しみながら作って食べてくださいね。
画像提供:長谷川りえさん
セルフサンドイッチで苦手な野菜も克服!?
パンに好きな具材をはさむだけですぐに作れる「セルフサンドイッチ」は、その手軽さゆえ、 幼い子どもでも作ることができますし、具材とパン、ちょっとした道具があれば外でも作れるので、ピクニックなどのランチタイムにもおすすめです。長谷川さんによれば、 セルフサンドイッチには子どもの成長を促す大きなメリットがあるのだとか!
「子どもが自分の好きなものを選んでサンドできるのはもちろん、自分流の発想でサンドイッチの組み合わせを楽しむことで、意外なおいしさを発見できることも。 楽しみながら作ることで積極性が生まれ、子どもの自主性を伸ばすことができます。」
「また、 野菜嫌いな子でも、親が目の前で作ってくれる嬉しさや、美味しそうに食べる姿を見れば、おのずと普段は苦手な野菜も食べてくれるかも。楽しく食べれば、必ず『美味しい!』と思うきっかけになります。」
セルフサンドイッチで苦手な野菜を克服してくれたら、親としては嬉しい限り。楽しみながら作ることが、子どもの自主性につながるようです。
セルフサンドイッチに必要なものはこれ!
長谷川さんにセルフサンドイッチを作る際に準備すべきものや、おすすめの使い方について伺いました。準備するもの
- パン(食パン、ロールパン、コッペパンなど)
- 具材
- 紙皿
- 紙コップやプラスチックコップ
- オイルペーパー(ワックスペーパー)
- ペーパーナフキン(なければ、キッチンペーパーでも)
- ラップ
- タッパー
- 大きめのボックスやバスケット
「具材はすぐにパンにはさめる状態にしてそれぞれタッパーなどに入れ、大きめのボックスやバスケットにまとめて入れておきましょう。パンも2〜3種類バリエーションがあると楽しいです。」
具材を小さくする場合や、パンに切れ込みを入れる場合は、自宅であらかじめカットしておきましょう。
「ホッドドックのような棒のような形状のものはオイルペーパーやラップでくるりと巻き、そのまま紙コップへ入れると便利。ドリンク用のコップは手に持ちやすく、立てておくこともできるので、テーブルがない場所ではとくにおすすめです。ハンバーガーや大きなサンドの場合は、オイルペーパーやペーパーナフキンで包むと食べ易く、手が汚れないので便利です。」
ドリンク用コップは飲み物用だけでなく、サンドイッチやスティックサラダなど、いろいろな物を入れるのに便利なので、多めに持っていくといいでしょう。
画像提供:長谷川りえさん
手軽で子どもが喜ぶ具材がおすすめ
それでは、おすすめの具材を紹介します。ハム+レタス+スライスチーズ+マヨネーズ
「手軽に手に入る材料の組み合わせ。ゆで卵やトマトなどをプラスすれば、より美味しいです。」唐揚げ+スライストマト+キュウリ+ケチャップ
「子どもが大好きな唐揚げをサンドイッチにも応用。一緒に嫌いな野菜を挟むことが出来るかもしれません。唐揚げは大きければカットしてください。」お好みのフルーツ+クリームチーズ
「フルーツは、バナナ、リンゴ、キウイなど好きなものを。クリームチーズはどんなフルーツでも相性が良いです。」子どもが失敗しても怒らないで見守って
「青空の下で食べるだけでごちそうになる」と長谷川さん。「子どもにとって、いつもの食卓は用意されたものを食べるばかりですが、セルフサンドイッチの場合は自分で好きなように出来る楽しさがあります。そんな時間はめったにありません。お子さんが食べこぼしたり失敗したりしてしまっても、怒ったりせず、やさしく見守りながら補助してあげて下さい。」
「嫌いな食べ物があっても、親が目の前で作って美味しそうに食べている姿を見ると、よい刺激になって『食べてみようかな』と思う瞬間もあるかもしれません。のびのびとした自由な気持ちで、ぜひ親子でセルフサンドを楽しんで下さい。」
思い立ったらすぐに準備して出かけられるセルフサンドイッチ。青空の下なら、親も心にゆとりを持てそうですよね。親子で楽しみながら作って食べてくださいね。