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【2019】人気習い事ランキング! 費用&掛け持ち数&メリデメも

掲載日: 2019年4月11日更新日: 2019年4月12日水谷 映美

入園・入学・進級を機に、子供に新しい習い事をさせたいと考えているママパパは多いですよね。そこで今回は、12歳以下の子どもを持つ「いこーよ」ユーザーを対象に、「子供の習い事」に関するアンケート調査を実施(回答数:1,061人、調査期間:2019年2月4日〜2019年3月4日)。人気の習い事や、通っている習い事の数、費用など、習い事の最新事情を紹介します。

それでは早速、最新の習い事事情を見ていきましょう。
(※構成比は、小数点以下第1位を四捨五入しているため、合計が100にならない場合もあります)

「人気の習い事」第1位は水泳!

まずは、人気の習い事ランキングを紹介します。

1番人気は「水泳」で、全体の約4割が習っている結果になりました。2位は「学習塾・公文」、3位は「英語」で学習系が続きます。4位以降は「ピアノ・エレクトーン」「体操」「書道・習字」が人気です。

スポーツで見てみると、水泳に次いで人気だったのが「体操」、ほかにも「サッカー」「ジャズ、ストリート、チアなどのダンス」も上位に入っています

また、年々減少傾向にあるのが、かつては非常に人気が高かった「ピアノ、エレクトーン」です。3年前は、29%ありましたが、今年は19%と大きく減少しています。

習い事を始めたのは何歳から?

では、どれくらいの子供が習い事をしているのでしょうか? 「子供に習い事をさせているかどうか」を聞いてみたところ、次のような結果になりました。

年齢が上がるにつれて習い事をしている割合が増え、4歳で習い事をしている人としていない人の割合がちょうど半々になっています。5歳以降は、6割以上が習い事をしているという結果となりました。

続いて、「子供が通っている習い事の数」について質問しました。

2歳以下では74%が「1つ」ですが、3歳〜5歳になると約3割が「2つ」をかけもちしています。6歳〜8歳では「2つ」が39%、「3つ」が26%で、「1つ」の割合が35%まで下がります。9歳〜12歳になると「1つ」の割合が半数近くまで再び増えています。

低学年のうちは興味があるものをいくつかかけもちして、高学年になると習い事を1つに絞っていることが推測できます

一人あたりにかける習い事の「費用」は?

それでは、子供一人あたりにかける習い事の費用はいくらなのでしょうか?

アンケートの結果、月額の総額「10,000円未満」が約6割。「20,000円未満」まで範囲を広げると、全体の8割強を占めます。

もっとも割合が高いのは「10,000〜20,000円」で、総合的に見ると月額の上限が「20,000円」という家庭が多いようです


期待するのは「心の成長」

では、何を目的に子供に習い事をさせているのでしょうか。

回答を見てみると、何かひとつの理由だけで習い事に通わせているわけではないことがわかりました。

「継続することや努力することの大切さを学んでほしい」という期待や、「子供自身が好きだと思うことをやってほしい」「好きだと思えることや夢中になれることをみつけてほしい」など、さまざまな想いが感じられる結果となりました。

そのなかでも多かったのは、「子供自身が夢中になれるものを見つけ取り組むことで、考える力や好奇心を育んでほしい」で、習い事を通して子供の心の成長を期待する声でした

「子供の習い事」 大変なのはどんなこと?

さまざまなメリットがある子供の習い事ですが、親が大変だと感じることも少なくない様子。子供の習い事で大変だと思うことを聞いた結果、群を抜いて多かったのが「月謝などの費用」でした

子供1人あたりの月謝の上限は20,000円だということがわかりましたが、この費用が負担になっている家庭も多いよう。

そのほかには、「習い事への付き添い」や「習い事への送迎」など、習い事を続ける限り定期的に発生する保護者の手間や苦労が上位にきています。また「子どものやる気やモチベーションの維持」といった「子供の習い事」ならではのお悩みもありました。


習い事をさせていてよかった! 感無量エピソード

負担や苦労も多い「子供の習い事」ですが、「習い事をさせてよかった!」と感じたエピソードも多々寄せられました。いくつかをピックアップしてご紹介します!

集中力も度胸もバッチリ!

「ピアノを習っているのですが、楽譜を見る、鍵盤を弾く、音を聞くという3つのことを同時に行わなければならないので、集中力が養えています。そして、年に一度のピアノ発表会では、何度も何度も練習した曲を大勢の前で聞いてもらうことで度胸や目標を達成させる喜びを感じさせてあげられているのかなぁと思います」(H.Tさん/7歳、5歳女の子のパパ)

風邪知らずの健康体に!

「運動系の習い事は、体力がつくので風邪をひかなくなりました」(くまモンファンさん/16〜18歳、15歳、6歳女の子のママ)

自分の強みが見つかった!

「硬筆ですが、ポスター作りなどでクラスのみんなから推薦されたり、先生から褒められたりして、自分の武器を持たせられたとおもいます」(R.Sさん/13〜15歳、9歳女の子のママ)

親も子もメリットいっぱい

出来ないことを、出来るようになるまでやることで、自信に繋がっていると思われます。親がやれることには限界があるので、他者にも手伝ってもらっています。預けている間は安心して家事に没頭できるのも利点です」(なりゅりゅりゅりゅさん/8歳女の子のママ)

社交的になった!

「人見知りだったのですが、ダンスを習わせてから友達がたくさんでき、明るくなりました」(M.Nさん/13〜15歳女の子・3歳男の子のママ)

親以外の大人から学べる貴重な機会

「先生と仲が良いので、私に話せないことを話していることもあるようです。側に頼れる大人が多いって子供にとっても私にとってもいいなと思いました」(胡桃さん/13〜15歳双子の女の子のママ)

習い事は親子の最強のコミュニケーションツール!

習い事を通じて親子の絆が深まった気がします。一緒に練習に参加したり、テストに合格した時に喜びを分かち合ったり…好きなことを見つけてほしいという思いもありますが、一番はコミュニケーションのツールという意義が大きいと思います」(体育王さん/12歳男の子のパパ)

年齢を超えた交友関係が広がる!

「我が家は一人っ子のため、兄弟のいる家庭のようにコミュニケーションを取る場面が少ないです。習い事を通じて違う年齢の子との触れ合いが増え、性格も明るくなり社交的になってきました。また、1つの事を長く続ける忍耐力もつき、通わせて良かったと思います」(M.Nさん/6歳男の子のママ)

以上、2019年最新版の習い事事情をお伝えしました。もっと詳しく習い事に関する情報が知りたい人は、こちらの特集もぜひチェックしてくださいね。

子どもの習い事特集2019

ライター紹介

水谷 映美

1979年生まれ。出版社勤務、受付嬢、社長秘書を経て、現在はwebを中心にライターとして活動中。男・女・女の3児の母。気になることは何でも試してみないと気が済まない典型的B型女子。子育て世代のリアルな声を反映した記事を得意としている。

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