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汗ばむ夏は要注意! 寝具の洗い時とお洗濯のコツ

掲載日: 2015年7月2日更新日: 2017年5月16日いこーよ編集部
人は「寝ている間にコップ1杯分の汗をかく」と言いますが、汗ばむ夏は特にパジャマやシーツ、枕カバーなど、寝具の「適度な洗い時」が気になりますね。特に大人以上に汗をかく子どもや赤ちゃんがいるご家庭ではなおのこと。そこで、「ライオン株式会社(以下、ライオン)」のお洗濯マイスター・山縣義文さんに寝具の洗い時とお洗濯のコツについてお話を伺いました。

汚れていないように見えるパジャマにも菌がいっぱい…!

パジャマやシーツなどの寝具は風呂上りに使うことが多く、見た目にも汚れて見えないものですが、山縣さんによると、実は「 寝具類は直接、または間接的に肌と接触や密着している時間が長く、汚れが付着しやすい環境にある」のだそう。

着用した衣類1g中にどれくらいの菌がいるのかを調べたデータ(ライオンの独自調査)では、1日着用したTシャツは1万〜10万個、半日着用した幼稚園の体操着で10万個もの菌が存在していました。 清潔さの目安として、ハンドソープで洗った手のひらにいる菌は、100〜数千個程度、洗っていない手のひらや、電車のつり革、パソコンのキーボードが10万〜300万個というデータがあるそう(※単位は1平方センチメートルあたり)。これらと比べても、Tシャツや体操着は1日着ただけでもかなり汚れているのがわかりますね。

外で動き回っている日中と、室内で動かず寝ている間という違いがあるとはいえ、長時間肌が密着するという点では、パジャマも同じこと。

「寝具類の洗いどきの目安は、季節や室内環境、性別・年齢のほか、個人差などがあるため、一概にこれくらいとは言い難いんです。しかしながら、 夏場は気温も高く、特に子どもや赤ちゃんの肌着やパジャマなどは、かなり汗や皮脂で汚れると思いますので、毎日お洗濯することをオススメします。」

「子どもは大人よりも汗をかきやすいというのはご存知のとおり。汗をかいた寝具を放置すると、菌によって分解を受け、ムッとするようなすえたニオイが発生することもあります。」と山縣さん。

特に子どものパジャマは、できる限り毎日洗濯するのがベストなようです。

肌との接触が少ない枕カバーやシーツの洗い時は?

では、肌との接触が比較的少ない枕カバーやシーツなどはどうでしょうか。

先ほどの表を見ると、枕カバーは1週間使っても1,000個/gと、Tシャツなどと比べると、やはり菌も少ないようです。ただ、夏場は汗をかくことも多いので、いつも以上に清潔に保ちたいところ。

子どもや赤ちゃん用のタオルケットやシーツ類なども、肌着類と同様に汗や皮脂の汚れが付着しているので、可能な限りこまめにお洗濯しましょう」と山縣さん。

とはいえ「毎日洗うのは天気や干し場所の問題で難しい…」という場合には、どうすればいいのでしょうか? 洗濯頻度のボーダーラインを探るべく、ライオンが既婚女性(1400名)の枕カバーの洗濯頻度を調査した結果を教えてもらいました。

既婚女性(1400名)の枕カバーの洗濯頻度

毎日:3.2%
週2〜3回:11.7%
週1回:39.8%
月2回:20.7%
月1回:14.7%
それ以下:8.5%
枕カバー未使用:1.4%
(2014年冬に調査したライオンデータ)

こちらは冬に調査したデータですが、週1回以上洗っている人が半数以上という結果に。 夏は冬よりも汗をかくことを考えても、少なくとも週1回以上は洗いたいものですね。

寝具におすすめの洗剤と適切な洗い方

では、寝具を洗う際にはどんな点に注意すればいいのでしょうか?

「寝具を洗うときの洗剤は 汗やニオイ汚れをしっかり落とす洗剤か、酵素入りの洗剤を使いましょう。」

シーツ類を洗濯機で洗う場合は、『大物洗いコース』や『毛布コース』を選んでください。また、大物洗い用の洗濯ネットに入れて洗うと、寝具表面の毛羽の乱れを防いだり、厚みのあるものを洗濯機に収めるのに便利です。汚れている部分が外側になるようにして、洗濯ネットの大きさに合わせて屏風のように折りたたみ(屏風だたみ)、ロール状に巻いて入れてください。脱水が終わったら、すぐに取り出して干しましょう。」

「大物の寝具類は乾きにくいので、効率良く乾かすため、 もの干し竿を2本使って「M字」状に干したり、途中で表と裏をひっくり返すと乾きが早くなります。」

さらに、子ども・ベビー用寝具は汗汚れ以外にも注意する点があるのだとか。

「子ども・ベビー用の寝具は、ミルク汚れや吐きもどし、食べ物汚れなどが付着することが多いため、汗汚れはもちろんのこと、これらの汚れをしっかり落として清潔を保つことが大切です。 ミルクや吐きもどしなどの汚れは、あらかじめ水道水で汚れをよく洗い流して(予洗い)、液体酸素系漂白剤かシミ用部分洗い剤を汚れに直接つけてからお洗濯します。」

このような汚れがついた場合は、すぐに洗濯できなくても、予洗いだけはできるだけ早くしておくことが大切なんだそうです。

「ミルクや吐きもどしに含まれるたんぱく質は、高温では固まって落ちにくくなるので、 予洗いの際は、必ず40度以下のぬるま湯、または水で洗うようにしましょう。」

洗い方のポイントを押さえて、暑くで寝苦しい夏の夜、清潔サラサラの寝具で快適な眠りを確保しましょう!

番外編:お洗濯マイスター直伝・梅雨の部屋干しのコツ

以上が寝具の洗い時&洗い方でしたが、せっかくなので梅雨時の洗濯のお悩みとしてよく聞く、部屋干しのコツも教わってきました!

「部屋干しで困ることといえば、洗濯物が乾きにくく、イヤなニオイ(部屋干し臭)が発生すること。部屋干し臭の原因は、洗濯物に残った菌が関与しており、菌は、湿度と温度が高い環境で増殖しやすいため、乾くまでの時間がかかるほど菌も増えていくことになります。」

つまり、 できるだけ早く乾かした方が菌は増えにくく、部屋干し臭の発生もおさえられるということになります。洗濯物を早く乾かすためには、風通しを良くすることが大切です。

「洗濯物同士が密着しすぎないように、ハンガーなどを使って竿などに干す場合は、手のこぶしよりもやや広めの間隔をあけて干すようにしましょう。角ハンガーに干す場合は、長いものを外側に、短いものを内側に干す『アーチ干し』にすると、中央に風の通る空間ができ、乾燥時間が短縮できます。」

「干し場所も、空気の動きのある部屋と部屋の間の鴨居や部屋の中央など、風通しの良い場所に、室内用の物干しなどを使って干しましょう。洗濯物に扇風機やエアコンの風を当てるのもいいですね。」

お洗濯のお悩みもこれでスッキリ解決! 早速、試してみてくださいね。

お話を聞いたのは…

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いこーよ編集部

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