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「映画館デビューは何才から?」初めての親子で映画館ガイド

「映画鑑賞が趣味だったのに、産後は映画館からすっかり足が遠のいてしまった」、「子どもが映画館でアニメ映画を見たいというけど、ちゃんと楽しめるのか不安…」。そんなママは必見! 赤ちゃん連れウェルカムな映画館や、お子さんの映画館デビューに役立つ情報をお伝えします。

赤ちゃん連れでも映画が楽しめる『ママズクラブシアター』

赤ちゃんを連れて映画館に行くのは、泣いたり騒いだりするのが心配で、なかなか難しいもの…。でも、今回ご紹介する『ママズクラブシアター』なら、そんな心配はご無用です!

ママズクラブシアター

』は、小さな子どもがいるお母さんのリフレッシュを目的として、2003年に「TOHOシネマズ株式会社(以下、TOHOシネマズ)」が日本で初めてスタートしたサービス。小さな子ども連れの親子だけを対象とした上映日を設定し、「赤ちゃんが泣いたり騒いだりしてもお互いさま」と、気兼ねなく映画を楽しめる場を提供しています。

劇場内の照明を通常より明るめにしたり、音量を抑えたりと、赤ちゃんに優しい環境で、誰かにわが子を預ける後ろめたさもなく、親子で一緒に映画を楽しめるとあって、都市部の映画館では、1回の上映で100名もの親子連れが集まることもあるそう。
利用者の多くは2才以下の子ども連れのママで、仲良しのママ友と一緒に来る方も多いとのこと。一人で赤ちゃんを連れてどこかに行くのは何かと大変ですが、ママ友と一緒に行けば赤ちゃんがぐずってしまったときも心強いですし、鑑賞後にランチをしながら映画の感想を共有したりと、家でDVDを見るのとはまったく違った楽しみ方ができますね。

実際に利用したママたちからは、「前は映画を頻繁に見ていたが、産後は行けなかったので、久しぶりでうれしかった」「映画を観てリフレッシュできた」などの感想が数多く寄せられています。

「TOHOシネマズ」の劇場では、上映中はベビーカーを預かってもらえるほか、座席に固定して子どもが座れるチャイルドシートの用意があり、ベビーフードや「赤ちゃんせんべい」なども持ち込み可能。こうした部分も、子ども連れにはうれしいポイントですね。

現在は全国49館(※シーズンや上映作品により変動あり)で実施中の『ママズクラブシアター』ですが、今後も順次増やしていく予定とのこと。「赤ちゃんと一緒に映画を観て、リフレッシュしていただき、子育てが楽しくできるようになればと思っています(TOHOシネマズ)」。


映画館デビューは何才から? 映画館デビューにおすすめの映画は?

「映画館は暗くて音が大きいし、長時間じっとしていないといけないけれど、うちの子は大丈夫かしら…?」小さな子どもの映画館デビューには、そんな不安がつきものです。

そこで、映画館に初めて子どもを連れていくときに気になるアレコレを、こども映画に特化した映画ポータルサイト『こども映画プラス』を運営している「株式会社チャイルド・フィルム」代表・工藤雅子さんに伺いました。

こども映画プラス

子どもが映画館で映画を楽しめるようになるのは、何才から?

「自分の気持ちを言葉で伝えることができ、少しずつ集中できる時間が増える3歳〜4歳からというのがひとつの目安です。ただ、寝るときに電気を消すのを嫌がるなど、普段から暗いところを怖がるようであれば、無理に連れて行かない方がいいでしょう」。
「映画は親子で楽しめる娯楽ですが、無理強いせず、ご両親が準備ができたと思うときになってから、お出かけされることをお勧めします。何才じゃないとダメということもありませんし、個人差も大きい年齢だと思います。最終的にはお子さんを一番よく知っているお父さん、お母さんが判断してあげてください」とのこと。

初めて映画館で見る作品はどういうものがオススメ?

「作品は可能な限り、子どもが見たいものを優先してください。親の好みを押し付けず、まずは子ども自身が映画を好きになることが大切です。1時間程度で長すぎず集中して見れるものがいいでしょう。『こども映画プラス』では、掲載作品におすすめの年齢を表記しているので、ぜひ参考にしてください」。

子ども向け作品はお試しに最適!?

「もし、お子さんが暗い場所や大きな音に対して恐怖を感じる場合には、『アンパンマン』や『れっしゃだいこうしん ザ☆ムービー』など、子ども向けの作品で、通常より場内照明を明るく、音を小さめにして上映する映画を試してみるのがおすすめです。こうした作品は、小さいお子さんを連れた親子が多いので、多少騒いだりぐずったりしてもお互い様という空気があるので、気兼ねせずに見ることができます」。


トラブル発生! そんなときはどうすればいい?

映画館での注意事項

「子どもが途中で飽きたり、泣いてしまった場合にすぐ外に出られるように、なるべく事前予約で出口に近い席や通路側を選んでチケットを買いましょう。上映中のトラブルでよく伺うのは、子どもは予告編の音が怖いそうで、予告が終わってから場内に入るという方もいらっしゃいました」。

確かに…! わが家の5才の長女も、毎回映画に行くたび、予告編が怖い怖いと言っています。映画館デビューのときは号泣したのであわてて外に出て、飲み物を飲ませて少し落ち着いてから「これから始まる映画は怖くないから大丈夫。一緒に手を繋いでてあげるから平気だよ」と声かけして戻った記憶があります。トイレに行ったりして少し歩いてみるのも、気分が変わっていいですね。

子どもが怖がったら躊躇せずに外に出る!

「あまりに子どもが怖がる時は、躊躇せず外に出てしまったほうがいいと思います。あくまで、映画館デビューのときは子どもに無理をさせず、『初めての経験だし、最悪泣いたら出てもいいか!』という割り切りが必要です」と工藤さん。

でも、高額なチケット代を払ったのに途中退出することになると、親の不満が溜りがち…。「毎月1日を映画サービスデーとして入場料金を割引したり、水曜日にレディースデーを設定している映画館が多いです。映画館デビューは、割引を利用して気軽に行ける日を選ぶのもおすすめです」。

お子さんの映画館デビューを控えたママ達へのメッセージ

「ぜひ大きなスクリーンで親子で映画を楽しんでください。ママやパパと映画館に行く過程や、見た後に映画の内容について話す時間も含めて、映画館デビューした1日がトータルで素敵な思い出になるはずです」。

「映画は見るだけで終わりではなく、ストーリーでわからなかったことはないかお子さんに確認して教えてあげたり、映画の半券をアルバムに貼るなどすれば、後日それを見ながら映画のどこが楽しかったかを語るなど、楽しい思い出を記録に残すことができます。そうすることで、お子さんが『次もまた行きたい』と思ってくれれば、親子の共通の趣味にできますよ。ぜひ親子のコミュニケーションのきっかけ作りに映画を活用してください」。

お話を聞いたのは…

  • 工藤雅子さん

    株式会社チャイルド・フィルム代表。平成元年より23年間にわたり、映画買付、宣伝等にかかわる。平成23年3月東京テアトル株式会社を退職後、フランス、イギリスの映画教育機関をリサーチ。準備期間を経て「こども映画プラス」を開設。子ども向けの上映会・ワークショップを企画・運営。共同著作に「こどもと映画」を考える~13才までに見せたい名作映画50ガイド」(キネマ旬報社刊)、「こども映画教室のすすめ」(春秋社刊)がある。

  • こども映画プラス
  • TOHOシネマズ株式会社

    全国に65館、596スクリーン(※2014年5月時点。共同経営5館、56スクリーン含む)を展開。グループ会社には、ジブリ作品など多くのヒット作を配給する日本最大の映画会社「東宝株式会社」がある。「GOOD MEMORIES」を理念に掲げ、コンテンツの充実と共に、快適な環境で作品を楽しめるよう、ユーザー目線を大切にしたサービス提供を心がけている。

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ライター紹介

竹下沙弥香

ダイビング雑誌編集や、某大手通信会社のWEBマガジン編集を経て、ひょんなことから「いこーよ」編集部にジョイン。プライベートでは、3歳&7歳の娘の母。「思い立ったら即行動」がモットーで、猪突猛進どこまでも突っ走る、元気だけが取り柄の熱いヤツ☆  Don't worry!Be HAPPY. IT'S MY LIFE!!

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