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かなママさんの体験記

かなママさん

かな(8歳)

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おすすめコース
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かなママさん

長崎 南島原の観光名所をゆったりお出かけコース

長崎の島原の観光名所を家族でゆっくりお出かけしました。
赤ちゃんと一緒の移動、日差しが厳しく暑い日だったので、1つ1つのスポットで滞在時間は長めです。
他にも観光名所はたくさんありますが、ゆっくりとしたお出かけで訪れた場所をまとめました。
名所として名があがる島原城と城下町の他に、道の駅でゆったりしながら歴史を学び、名物の甘味もいただきました。

道の駅と噴火を学ぶ

南島原の道の駅「みずなし本陣ふかえ」と隣接する「土石流被災家屋保存公園」です。
みずなし本陣ふかえでは地元の人農産物や海産物など、地元の美味しいものがたくさんあります。
修学旅行なのか合宿なのか、学生の方がたくさんいました。
暑い日には雲仙茶の粉末を練り込んだソフトクリームがおすすめです。

土石流被災家屋保存公園は1990年(平成2年) 11月17日に噴火した雲仙普賢岳で被災した家屋を保存し、後世に伝えるために公開している場所です。
地面に埋もれた家屋がそのまま、または埋まった状態でこの場所に移動されています。
家屋の中も写真パネルがあり、被害の様子が細部まで分かります。
普段住んでいる家が埋もれている様子は、自然の畏怖を感じさせます。
なかなか目にする機会の無い災害の被災状況を見ることができるので、子供たちの学習の場にぴったりです。
この公園からも雲仙普賢岳の姿と煙を上げている様子が見られるので、より現実味を感じられます。

島原城

現在は本丸に天守・櫓・長塀が復興され、城跡公園となっている島原城です。
城址公園内からは有明海も望め、城を見上げれば青空が、公園内からは有明海の青色が、とても綺麗で雄大な景色を見ることができる場所です。
ここでもまた雲仙普賢岳噴火のことや、キリシタン迫害についてなど、歴史を学べる場になっています。
島原城入り口では簡易的な甲冑を誰でも自由に着ることができるので、お子さんは大喜びで着て写真を撮っていました。

武家屋敷

島原城から出て右手に歩いて10分程度の場所には「武家屋敷」が、左手に歩いて行くと「鯉の泳ぐまち」があり、2箇所とも島原城周辺の観光地です。
お昼時でしたので歩きながら食事処を探しつつ、武家屋敷方面に向かいました。
武家屋敷は、島原城築城と同時にできた武士の屋敷跡です。
通りの中央には溝があり、水が流れています。昔は飲料水にしていたそうです。
陽が照って暑い日でしたので、ハンカチを絞って息子に渡したら、冷たさに喜んでいました。
観光に来ていた4〜5歳ほどの兄弟も水遊びをしていました。
武家屋敷は3つの屋敷を残しており、中を見学することができます。
人形がおいてあり、当時の方の暮らしぶりを再現してありますが、少し怖いので小さい子はびっくりしそう。

食事のできるお店は武家屋敷方面にはあまりなく、武家屋敷の通りから一本島原城に近い道を歩くと、1軒だけうどん屋さんがありました。
近辺で食事をするなら島原城周辺か、「鯉の泳ぐまち」方面へ歩いて行った方が良いです。

島原の名物甘味

ドライブしながらおやつを食べにいきました。おやつは島原名物の「かんざらし」です。
白玉と甘いシロップのおやつで、暑い日のおやつにぴったりです。
今回は20年ぶりに再開されたかんざらしの銘店「銀水」さんでいただきました。
湧き水でシロップが冷やされており、冷たすぎずに優しい甘さのかんざらしにホッと一息ゆっくりとした時間を過ごせます。
お店のすぐ隣に湧き水があり、誰でも触ることができます。水着を着ての本格的な水遊びはできませんが、手でバシャバシャと遊ぶくらいなら大丈夫です。
暑い日だったので銀水に来られていた父子のお客さんも楽しそうにされていました。

銀水のある長崎県島原市白土桃山2丁目あたりは昔ながらの風情がある住宅街で、私はなんだかジブリの世界だなあと思いました。
海にも近く、海まで散歩するのも気持ちがいいです。

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