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6歳になったら机を作ろう!体験レポート【東京】

掲載日: 2016年2月5日更新日: 2022年6月6日村下優美

「いこーよ」とばうむ合同会社がコラボして生まれた「学習机づくり体験」。親子で高知県の間伐材を使用して学習机を作る人気イベントを、東京のいこーよオフィスで開催しました。

第2回東京開催のイベントレポートをお届けします。

幅100cmのシンプルな学習机です

高知と東京で期間限定で開催している「6歳になったら学習机を作ろうin東京」。今回は2016年1月30〜31日、東京のいこーよオフィスで開催しました。

さらに2018年は高知と埼玉県飯能市で開催します。どの回も限定5組なので、お申込みはお早めに。

「6歳になったら机を作ろう!」イベント情報はこちら

では、レポートスタートです!

学習机づくりの講師は、高知から来た藤川さん(ばうむ合同会社代表)。紙芝居を使って「どうして間伐が必要なの?」「山を守ることはどうして大切なの?」「今日の材料はどこから来たの?」という説明があります。

子どもたちが真剣に聞いています

山を守る大切さの話になると、実は毎回子どもよりも親のほうが深く頷かれています。自分たちの机の材料がどこから来たかを理解した後は、早速「学習机づくり体験」へ。

机の脚を組み立てる作業からスタート!ホゾという穴にボンドを入れます。

次は金槌で叩いて差し込んでいきます。初めて金槌を使う子どもたち。はじめはぎこちないですが、お父さんが「もっとコッチだよ」「よそ見したら危ないよ」「もっと強く」などの声をかけます。

ちゃんと入ったかを確認する姿は職人さんです

お父さんがお手本をみせると、さらに上手になっていました。急にぐっと上手になる子どもたちにスタッフもびっくり!

次はノコギリを使う作業へ!まずはノコギリでしるしをつけます。さしがねを使って、鉛筆で線を引きます。

しるしをつけたら、作業スタート!お父さんやお母さんがサポートしながら一引きずつ切っていきます。

日頃はのこぎりや金槌について教える機会が少ないお父さん・お母さんでも、スタッフがサポートするので安心して行っていただけまます。自然と親の教え方が上手になっていく点もこのイベントの特徴の一つです。

ノコギリに続いて電動のドライバー(電圧の高いインパクトドライバー)を使ってネジの穴を開けていきます。


ガガガーと大きな音がなり、迫力満点のドライバーに子どもたちは驚いたり、怖がったり、興味津々!

「ひとりでやりたいー!」という子もいますが、なかなか子ども一人では扱いきれません。子どもの意思を尊重しながら、しっかり親が支えて作業します。

電動のドライバーを使ったあとは、ドライバーでネジを留めます。お父さん、お母さんに見守られながら、ひとつずつ細かい作業へ。

学習机を組み立て終わったら、最後はサンドペーパーで磨いて仕上げ作業に入ります!

みんなで協力してサンドペーパーをかけます。

一緒にきた妹も最後は仕上げをお手伝い♪

この作業は15分〜20分ほど時間をとっています。磨く時間が長いな〜と感じるかもしれませんが、「そろそろ〜」と藤川さんが終わりの合図を告げても、納得いくまで親子で丹念に磨いて仕上げていきます。我が子がこれからずっと一緒に過ごす机なので、自然と力が入りますよね。

最後はみんなで学習机と一緒に「完成、バンザーイ!」と記念撮影!

それぞれの家族で記念撮影も!

約3時間の学習机づくり体験では、様々な発見や成長がつまっています!色んな学びの要素がありますが、たとえば、
・山の大切さや間伐の役割を学ぶことができる
・家族のチームワークを高められる
・親のお手本をみて子どもの道具の使い方がぐんと上達する
・一緒に机を作り上げる楽しみを他の家族と共有できる
など。

今回親子で作った学習机が子どもたちの学びの相棒になると思います。そんな学習机と一緒に過ごす日々が素敵な未来につながっていくことを願っています!

【特集】いこーよ×ばうむ 杉の間伐材の学習机
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ライター紹介

村下優美

宮崎県生まれ、のびのび育った後に「いこーよ」を運営するアクトインディに加わる。ミュージカルや演劇、演奏会など人のエネルギーや音楽が好き。人生は幸せ探しゲームだと思っていて、日々ハッピーなことを探している。

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