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机づくり体験 現地レポート

掲載日: 2014年11月12日更新日: 2017年12月26日下元敬道

ばうむ×いこーよ 学習机プロジェクト「自分で木を切って机を作ろうツアー」第2回目のレポートをお届けします。

このツアーでは、第1回目に山に入り間伐体験を行い、その後約2ヶ月間の、間伐材乾燥期間を経て、今回第2回目では自分で切った木で学習机を作ります。(木こり体験、机づくり体験どちらかのみの参加も受け付けております!)

ということで、前回の木こり体験から約2か月。今回は実際に机を作った体験をレポートします!

まずは、恒例の紙芝居で山を守る大切さ、間伐の役割についてお勉強します。山がダメになったら川もダメになるし海もダメになっちゃうんだよー。

そして、机を作る材料がどのようにできているかを学びます。まずは乾燥。木って水分が沢山ふくまれてて、乾かさないといけないんだよー。

次に木の板を角材にする工程を見学。ウィーーーンという甲高い音とともにあっという間に板が角材に変わっていく。

この角材をつなげていろいろな家具をつくるんだよー。

工程よりも削りかすの山に興味をもつ子も・・・。

ということで、さっそく作業へと。まずはドリルを使ってネジ穴を開ける作業。みんな真剣。ちょっと最初は怖いけどだんだん楽しくなってきて顔つきも変わってきました。

意外と女の子のほうが怖がらずに道具を使いこなしていました。

机の脚を組む作業ではホゾに差し込む為に金槌で左右バランスよく叩き込んで行きます。直接部材をたたくと傷むので、木を当ててその上からたたいて差し込んで行きます。真剣に左右のバランスを見ながら叩き込む姿はすでに職人さん!?

次はのこぎりを使って、足の長さをそろえます。のこぎり使ったことあるかな〜?お父さんと一緒にギコギコ。

のこぎりってどうやって切るの??みんなで考えて見よう見まねで切ってみて・・。自分で考えて道具を使う体験を子供たちは楽しんでいました。

次はネジ受けを入れる作業。まずは金槌を使って、先ほど自分でドリルを使って空けた穴に打ち込みます。そしてそこからは六角を使って回しながらネジ受けを入れていきます。固いし、まっすぐに入れていくのはなかなか大変(>_<)。でもみんな頑張って良く出来ました!

ここでいったんランチ休憩。空の下みんなで食べるお弁当はなんだかおいしいなー。

おなかも一杯になってちょっと眠くなるかなーと思ったら、みんな元気に午後の作業突入!だんだんと机の形が見えてきてなんだかワクワク。


ドライバーだって、電動ドリルだって使いこなしちゃいます。子供たちの学習能力、適応力、すごいです。

付き添いのちびっこたちは、切り落とした足の破片を使って何やら新しい遊びに夢中。
ゲームなんかなくても子どもは遊びの天才です。きれっぱし使ってどんどん楽しい遊びを開発して大はしゃぎでした。

引き出しの取っ手を慎重に取り付けて・・・・

いよいよ最終工程の磨き。これが意外に子供たちに大人気の作業でした。ちびっこもみんなヤスリを手にして磨く磨く(笑)磨いて・・・

ふーっと吹いて・・・

すべすべーーーー!!

大満足の出来上がり。

こちらが今回作った幅100cm×奥行60cm×高さ70cmの机です。シンプルなつくりで引き出しが二つ付いているだけですが、だからこそ長く使っていただけると思っております。木目もきれいですし、使うほどに味が出る間伐材の学習机。ぜひ一台いかがですか?

最後はみんなでばんざーい。

お陰様でみんな楽しく自分の机を作り終えました。
この机とともにこれから沢山の時間を過ごし、色々な経験を経てみんなが素敵な大人になっていく事を祈っています。できれば大きくなって親になってまた自分のお子様の机を作りにきてくださいね!お待ちしてます!!!

こちらの机づくり体験で作る机と同じ机を、インターネットで購入することが出来ます。詳しくは下記のリンクからご確認頂けます。

学習机のオンラインショップはこちら

今後のイベントの情報は、こちらからご覧いただけます。

6歳になったら机を作ろう!特集ページ

ライター紹介

下元敬道

1976年生まれ 高知県出身。2児の父親。 2003年にアクトインディ株式会社を設立。2008年12月に子供とお出かけ情報「いこーよ」を立ち上げる。 自然のありがたみ、龍馬の偉大さ、かつおのおいしさetc高知を出てから高知の魅力に気付き、今は高知生活に憧れている。 サザンオールスターズ・桑田佳祐・山崎(ウィスキー)・バイクツーリング・ルパン三世が好き。

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