子どもとお出かけ情報サイト「いこーよ」は親子の成長、夢の育みを応援します!

ドリーがなぜ主人公?『ファインディング・ドリー』監督が語る!

掲載日: 2016年7月1日更新日: 2016年7月25日いこーよ編集部

ディズニー/ピクサー作品として日本では歴代No.1のヒットを記録する人気アニメーション『ファインディング・ニモ』。その13年ぶりとなる続編『ファインディング・ドリー』がこの夏公開されます。6月29日には、監督や日本語吹替え版キャストによる記者会見が都内で行われました。

この夏日本でも大ヒット!ファインディング・ドリーの魅力に迫る!

2016年の夏休みの注目映画『ファインディング・ドリー』監督来日記者会見!

記者会見に参加したのは、来日したアンドリュー・スタントン監督とアンガス・マクレーン共同監督の2人。また、スペシャルゲストとして日本語版吹替え版キャストの室井滋さん(ドリー役)、木梨憲武さん(マーリン役)、上川隆也さん(ハンク役)、中村アンさん(デスティニー役)が、『ファインディング・ドリー』の特注帽子をかぶって登壇しました。

なぜ、忘れん坊の「ドリー」を主人公にしたのか……?監督が明かす映画に込めた思い

今回の主役は、ニモのいちばんの親友で、忘れん坊のナンヨウハギの「ドリー」。なんでもすぐに忘れてしまうドリーですが、たったひとつ忘れなかったのが家族の記憶——。ドリーが仲間たちの協力を得て、パパやママを探し出す冒険を描いています。

今回ドリーを主役にした理由について、アンドリュー監督は「前作からドリーの家族が見つからないかもしれないと心配で、続編のことが頭から離れなくなったんだ」。

(C)2016 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

忘れん坊という欠点をもつドリーを通して伝えたいことを聞かれると「欠点はあるけれど、そのありのままの自分を受け入れたとき、私たちは心の平安や自信をもつことができると感じてもらえたら」と語りました。

映像面のこだわりについては、アンガス共同監督が「前作の精神を大切にしながら、進化した技術を用いて最高のエンターテイメントをつくりました。細部へのこだわりもあり、いろいろな驚きを感じてもらえると思うので何度も観て楽しんでいただきたい」と訴えました。

家族みんなで観てほしい!日本語吹替え版キャストたちの思い

ハンデも個性ととらえる前向きな映画ー室井滋さん

前作に続きドリーを演じた室井さんは「ドリーは物忘れがひどいし、ニモはヒレが小さい。また、タコのハンクは足が7本しかなく、ジンベエザメのデスティニーは泳ぎが下手。こういった普通ならハンデといわれるものを、この映画はマイナスのイメージではなくて『個性』ととらえられています」と、『ファインディング・ドリー』のキャラクターたちの魅力を話しました。

また、ドリー役をやっているときに自分も「ドリー化」したことを告白。「携帯電話をタクシーの中に忘れたり、ガーデニング用品を買いに行ったのに気が付いたらカーテンコーナーにいた」(室井さん)といったエピソードを語りました。

娘も一緒に家族で観たい映画!−木梨憲武さん

記者会見では、監督や日本語吹替え版キャストが描いた魚たちが巨大スクリーンに映し出される場面も。

ニモの父のマーリンを演じた木梨さんは、「今回も『ドリー!ニモ—!』と、叫び声を中心に頑張りました。マーリンは厳しいけれど心配性のパパで、いつもニモやドリー大丈夫か、と心配ばかりしています」と語り、そこはちょっと僕とは違いますね」と、作品の感想を語りました。

また、完成版を観た感想を「前作より進化してさらに素晴らしい映像とストーリーになっています。前作のときにはまだ生まれていなかった娘が今は大きくなったので、家族で見たいと思います」と話しました。

この作品に出演できて光栄!−上川隆也さん/全力で演じました!−中村アンさん

ハンクの声を演じた上川さんは「ニモの続編に出演できるなんて本当に光栄です。ハンクやドリーと一緒に冒険してください」、自身初となる声優を務めた中村さんは「オーディションのチャンスをいただき、絶対にやりたいと思って、全力を出し、役をいただくことができました。今日ここにいることが感動的です!」とコメント。

実際にキャストらの声を聴いたアンドリュー監督は、「すばらしかった。映像は英語の口に合わせてつくっているのに、オリジナルのようなクオリティでピッタリ」と大絶賛でした。

夏休みは『ファインディング・ドリー』を観に行こう!

『ファインディング・ドリー』は、すでに全米で長編アニメ歴代最高のオープニング記録を樹立するなど、社会現象を巻き起こしており、日本でも7月16日(土)に全国公開される注目の映画。舞台は、前作『ファインディング・ニモ』と同様、宝石のように美しい海の世界。いよいよ日本でも7月16日(土)に全国公開されます。

忘れん坊のドリーが、ただ一つ忘れなかった「家族の思い出」。その謎を求めて、ニモとドリーがたどる冒険を一緒に体験してみては!

『ファインディング・ドリー』ディズニー/ピクサー最新作
公開日:2016年7月16日(土) 全国ロードショー
監督:アンドリュー・スタントン
共同監督:アンガス・マクレーン
製作総指揮:ジョン・ラセター
配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
©2016Disney/Pixar.

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • RSS
  • follow us in feedly
  • チェック

ライター紹介

いこーよ編集部

子どもとお出かけ情報サイト「いこーよ」は、親子の成長、夢の育みを応援する親子のためのお出かけ情報サイトです。親子のお出かけを楽しくするスポット、イベントをリアルタイムで発信していきます。

ライターの最新記事

あなたにオススメの記事