今や携帯電話の主流となっているスマートフォン。このスマホのライト(懐中電灯機能)を使うと、誰でも簡単に影絵ができることを知っていますか? 雨の日や夜の室内遊びとしても最適な、赤ちゃんや幼児に大ウケの影絵遊びの方法を紹介します。
スマホの影絵は我が家で「鉄板」の遊び!

「いこーよ」編集部の西條です。現在11カ月の息子は日に日に体力をつけてきていて、昼間にきちんと遊ばせないとなかなか寝てくれません…。雨の日だと外にも出にくいので、なおさらですね。
子どもが寝る時間が遅くなると、そのぶん親が自由に使える時間も減るわけで…。毎日のことだからこそ、子どもを遊ばせる「引出し」は多く持っておきたいものです。
そんな息子の「遊び足りなーい!」ときに活躍してくれるのがスマホのライトを使った影絵遊びです。実際にやってみたら、思っていた以上にお手軽なのに驚き! というわけで、我が家でやっている影絵遊びを紹介します。
用意するものはスマホと白い「ふすま」や壁があればOK

我が家で影絵をやるときに用意するものは、基本的にスマホだけ。部屋を暗くして、スマホのライトをつけて、白いふすまや壁に影を映す。これだけで十分なほど、食いついてくれます。
ウチの息子がただ単にピュアなだけかもしれませんが、親としては余計な準備をしなくていいのでラクです。もう少し大きな子供と一緒に影絵を楽しむ場合は、白いシーツなどを壁にかけてスクリーン替わりにするのもいいですね。
スマホのライト(懐中電灯機能)はどこにある?
【iPhoneの場合】

私が使っているiPhone6の場合、ホーム画面とロック画面、アプリが表示されている画面からコントロールセンターを呼び出すと簡単につけられます。コントロールセンターの呼び出し方は、画面の一番下から上にスワイプすればOK。呼び出せたら、左下にある懐中電灯のマークをタップすると、ライトのオン・オフができます。
【Androidの場合】

妻が持っている楽天スマホの場合、最初から「懐中電灯」アプリが入っていました。あらかじめ持っているスマホに、アプリが入っているかどうかを確認しておくとよさそうです。
またAndroid5.0からは、「ライト」が最初から入っています。ロック画面では1番上から下に1回スワイプ、ロック画面以外では1番上から下に2回スワイプすると「クイック設定ツール」が表示されます。項目内の左下にある「ライト」をタップでオン・オフが行えます。
「ライト」は停電時など、とっさに明かりが欲しいときに便利なので、覚えておくといいでしょう。では、我が家ではどんな影絵が好評なのかを紹介していきます。
11カ月の息子のお気に入り「影絵」ベスト3
実際にいろいろと試してみた結果、ウチの息子が気に入った影絵ベスト3を紹介します。とはいえ、どれもテクニックとしてはたいしたことがないものばかり。今まで影絵をやったことがない人でも簡単にできると思いますよ。
3位「犬っぽい生き物」

本来の影絵の「犬」は両手を使うものなのですが、片手にスマホを持っているので右手だけでやってみました。小指をぴょこぴょこ動かすだけで、十分喜んでくれています。この状態で一応「わんわん」と言ったら反応してくれたので、犬だと思ってくれているようです。
2位「手のひらをズームイン!ズームアウト!」

手のひらを大きく広げて、ライトから近づけたり遠ざけたりする…もはや影絵と呼べるかどうか怪しくなってきたコレが第2位です。でも、ウケてしまうのだからしょうがない。
単純に影が大きくなったり、小さくなったりするのがおもしろいようです。このまま指を1本ずつ減らしていって「グー」の状態からまた指を増やしていくのも、いい反応がありました。
次はいよいよ第1位の発表です!
1位「大きなお口で食べちゃうぞー!」


右手を大きく開いて「食べちゃうぞー!」と言いながら、息子の頭のあたりでキュッと閉じる。たったこれだけですが、息子にはとてもウケます。影絵で食いつかれているのに、食いつきます。11カ月の赤ちゃんには、このくらいでちょうどいいのかもしれませんね。
実際、影絵の本を読んでハトやフクロウ、カニなども試してみたのですが、私の影絵テクニックがダメなのか、息子は「ぽかーん」としていました…。
注意!子どもはライトにも食いつきます!

影絵をするうえで、気をつけておきたいのが「ライトに気づいた子どもが襲いかかってくる」こと。そもそも、ウチの息子はスマホが大好きなんですよね。それにライトがピッカリついているというのは、まさに「ジェイ●ンが近くにいるのに、女の子がシャワーを浴びている」ほどの危険な状態。
というわけで、子どもがスマホに気がついたら、なるべく早く隠すことをおすすめします。また、スマホとはいえ、ライトの明かりはかなりまぶしいので、子どもの目に当てないようにも注意したいです。
紹介した影絵のクオリティはさておき、誰でも簡単にすぐに試せるというのが「スマホのライトで影絵」の魅力です。雨の日や夜の室内遊びに、ぜひ挑戦してみてください。