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卓球メダリストの水谷選手が受賞!主夫の友アワード2016発表

「主夫の認知拡大」と「男性の家事育児参画の促進」に貢献した各界の人を表彰する「主夫の友アワード2016」が2016年10月6日に開催されました。卓球のリオ五輪メダリスト・水谷選手をはじめとする受賞者と、当日会場で行われたミニトークセッションの模様を紹介します。

卓球の水谷選手をはじめ4人が受賞

受賞者には「主夫の友」特製エプロンと楯が贈られました。

主夫の友アワード」は、任意団体「秘密結社 主夫の友」が10月10日を「いい夫の日」として独自に定めたことを記念し、「主夫の認知拡大」と「男性の家事育児参画の促進」に貢献した人たちを表彰するイベント

「秘密結社 主夫の友」公式サイトはこちら

「いい夫の日」を10月10日にした理由は「いい夫(1=イイ、010=おっと)」という「ポケベル世代にしかわからないゴロ合わせ(主夫の友 広報・杉山ジョージ氏談)」によるものです。

「主夫の友アワード2016」の受賞者は以下の通り。

【アスリート部門】水谷隼さん/リオデジャネイロオリンピック卓球男子日本代表

リオデジャネイロオリンピック「卓球」において、個人で初めてのメダルを獲得。さらに団体でも銀メダルを獲得する活躍ぶりを見せました。

一方で、2歳の娘、茉莉花(まりか)ちゃんのパパであり、オリンピック後のインタビューでは「今後頑張りたいこと」という質問に「イクメン」と答えるという、子煩悩ぶりを見せています。男性の家事育児参画に積極的な発言をしてくれたことを称え、表彰を受けました。

水谷選手は、ロシアリーグで試合があるため、イベントには参加できませんでしたが、コメントをいただいています。

水谷選手受賞コメント

このたびは、アワードに選んでいただき、ありがとうございます。私は、プロ卓球選手として国際大会に頻繁に出場しており、なかなか家族と一緒にいられる時間はありません。

海外にいるときには、テレビ電話で会話をしたり、娘の動画を送ってもらったりと、海外にいてもいつも一緒にいるような気持ちでいます。

だからこそ、家族と一緒にいる時間はとても大切であり、癒される時間です。これからも、家族との時間を大切にしていき、東京でのオリンピックに向けてがんばってまいりますので、ご声援お願いいたします。

水谷隼選手 オフィシャルサイト

【行政部門】崎田恭平さん/宮崎県日南市市長

2015年7月、河野宮崎県知事を含む県内25市町村長とともに、育児に理解のある上司「イクボス」を増やし、安心して結婚や妊娠、子育てができる環境づくりを進めようと「イクボス」宣言

さらに2016年8月にはLIONとともに「夫婦円満都市推進プロジェクト」を行うこと発表。行政から男性の家事育児参画を後押しする姿勢を示してくれました。

自らも父親であり公務の合間を縫って子育てに参画する姿を示していることを称え、表彰することとなりました。

宮崎県日南市オフィシャルHP

【文化人部門】朱川湊人さん/作家

写真左:朱川さん 写真右:「主夫の友」CEO堀込タイゾーさん

27歳のときに小説家の夢を追って退社し、フルタイムで働く妻とともに主夫生活をしてきた末、2002年の「フクロウ男」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。さらに2005年には「花まんま」で第133回直木賞を受賞しました。

その朱川さん本人が体験した主夫の苦労や感動をもとに描く、半自伝的な家族小説が2016年5月に出版されました。この小説ですべての主夫に夢を与えるとともに、男性の家事育児参画を後押しする活動を称え、表彰されました。

『主夫のトモロー』

【女性部門】SHEILAさん/タレント モデル スポーツキャスター 女優

キューバと日本のハーフでモデル、タレント、スポーツキャスター、女優など幅広いジャンルで活躍中。2012年第1子となる女の子、その後、2013年には第2子となる男の子を出産。現在2児の母として、子育てをしながら芸能活動を続けています。

育児セラピストの資格も持ち、自らの経験から得た子育て法をまとめた「OK育児でノンストレス」を2015年に出版。

自身のブログ「Enjoy Life」では、子育ての日常を綴るとともに、男性の家事育児参画についてエールを送る投稿をしており、ママの視点から男性の家事育児参画を後押ししてくれる姿勢を称え、表彰されました。

『ママが変わる! SHEILAのOK育児でノンストレス』SHEILA オフィシャルブログ「Enjoy Life」

主婦・主夫・行政の面から「男性の家事育児への参画」の進め方とは?

当日会場に訪れた崎田さん、朱川さん、SHEILAと「主夫の友」顧問の白河桃子さん、広報の杉山さんによるミニトークセッションが行われました。テーマは「2016年 男性の家事育児参画を進めるためにどうすればよいのか?」です。

まずは夫の育児参加に妻がまだまだ不満があることが数字の面で語られ、SHEILAさんは「最初は誰もがうまく行かないものだから、まずは『まかせる』」ことが大事と話します。

また、主夫生活を20年前からしている朱川さんが「当時は公園に出ても周りの目が厳しかった。ママ友ができたら、話しているだけで変なかんぐりをされてしまった」ことも。

でも、今は「みなさんすごく『男だから、女だから』という言い方をしなくなりましたよね。育児グッズも便利なものがあって、例えば雑巾は100円ショップで買えたりします。僕のころは自分で縫っていましたから、いい時代になってきたなあと」

ライオンと日南市の新たなコラボが発表!

崎田市長は「行政がしたほうがよいことは?」という質問に「パパの職場に、子どもを連れていけるようにしたい」と発言。ほかにも「子どもが病気のときにパパが早く帰れる」ようにするなど、ママに負担がいきがちな子どもの対応にパパが参加できるようなことを進めていきたいと語っています。

また「夫婦が円満であることは、父子家庭や母子家庭を減らすことにつながる」として、ライオン株式会社の生活情報サイト「Lieda」と日南市が共同して進めている「夫婦円満都市推進プロジェクト」のコラボ動画を公開しました。

公開された動画はこちら
受賞者と「主夫の友」メンバーによる記念撮影。メンバーは昨年の26人から54人に倍増しているそうです。

盛りだくさんの内容で行われた「主夫の友アワード2016」。ちなみに「いい夫の日」は、「主夫の友」の費用の問題で一般社団法人 日本記念日協会に申請しておらず、現状では公に認められた記念日ではありません

ですが「主夫の友アワード」をはじめとする活動が実を結んで、「いい夫の日」を誰もが知る記念日になったとき、男性の家事育児参画が大きく進んだものになるといえるでしょう。

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ライター紹介

西條一法

39歳のときに子どもが生まれて育児の楽しさを知り、40歳にして某ゲーム雑誌から「いこーよ」編集部に電撃移籍した。「きかんしゃトーマス」で感動して泣く41歳。最近のマイブームは、子どもに絵本を読むことと、体力が続く限り一緒に遊ぶこと。お風呂と寝かしつけも担当しているが、最近は息子より先に自分が寝てしまう。

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