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古いニットで簡単に編める!『マーメイドブランケット』の作り方

掲載日: 2016年10月14日更新日: 2016年10月14日有馬巳姫

2016年の秋冬に、大注目のアイテムといえばマーメイドブランケット。今回は家にある着なくなったニットのセーターを使って、マーメイドブランケットを作る方法を紹介します。切って縫うだけなので、編み物ができない人でも簡単に作れます。

SNSで話題のマーメイドブランケットって?

足先に人魚のような尾びれが付いていて、足を入れるとまるで「マーメイド」になったような気分を味わえるブランケット。マーメイドが大好きな女の子の間で話題となり、海外で人気に火が付きました。子どもから大人までサイズも豊富で、日本でもSNSなどを通して人気が広がっています。

マーメイドブランケットを作ってみよう!

「作ってみたいけど、編み物はしたことがないし難しそう…」という方でも大丈夫! 今回紹介する作り方は、切って縫うだけ。毛糸なので粗めに縫っても大丈夫。1時間ほどの作業時間で簡単に作ることができます。

【用意するもの】
・着なくなったニットのセーター
・ニットの色に合う毛糸
・毛糸用針(写真はかぎ針ですが、縫うだけなので毛糸用の針がベストです)

セーターの丈がブランケットのだいたいの長さになります。子ども用のブランケットを作る場合はノーマルなトップス、大人用のブランケットを作る場合はニットワンピースなどロング丈のトップスを選ぶのがオススメです。

まずは大胆にカット

まずは両側の腕部分をカットします。胴体部分のニットがほぐれてこないよう、袖の付け根部分より外側にハサミを入れましょう。今回使用したもののようにフードが付いている場合は、フード部分もカットします。

ニットベストのように胴体部分だけになったセーターと、カットした腕部分も後ほど使用するのでとっておきます。フードなどその他カットした不要部分は、もう使わないので捨ててしまってOK。


編まずに縫う

胴体部分だけになったセーターを裏返して、脇の部分を縫って閉じます。100円ショップなどでも購入可能な毛糸用の針を使えば、ニットでも普通の布と同じ要領で進められます。毛糸で縫い合わせるだけなので、とても簡単。

胴体部分の両脇を縫い合わせたら、次に残しておいた腕部分を使ってマーメイドの尾びれになる部分を作ります。このような形で並べたら、それぞれを切り開き、大きな一つの筒状になるよう前と後ろで縫い合わせます。最初に切り取った時の脇にあたる部分は、尾びれの先端になるので、ここもふさいでください。

このように筒状のものが2つ、できあがります(写真は裏返しの状態)。あとはこの2つを、つなぎ合わせるだけ。

裏返しのままセーターを上下逆さまにして、えり元の方に尾びれ部分のニットを縫い合わせます。つなげる2つの筒の大きさが違うので、まずは重ねてみてから縫い合わせる位置や縫い代を調整しつつ進めます。ニットなのでぴったり合わなくても、適当に塗っていく感じでOKです。

すべて縫い終えたら、あとは全体を裏返して完成! 袋状になっていて足がすっぽり入るので、つま先までポカポカです。


親子でマーメイド♪

親子でお揃いのマーメイドブランケットを作るのもオススメ。ソファーやベッドでくつろぐ時に親子で人魚になって温まれば、寒い季節のおうちタイムも楽しくなりそうですね。

今回作ってみて気付いたのですが、やはり尾びれが大きい方が「人魚」らしくて可愛いですね。ポイントは、脇部分をカットする際に尾びれの先端部分になることを考えて、大きめにカットすること。

また、尾びれ部分をより大きくする為には足を入れる部分のニット(セーターの襟元)を単体で縫って閉じ、最後に尾びれ部分を付け足す形で縫い付ける方法も良さそうです。今回紹介した方法は、編み物ができない人でもぬうだけで簡単にできるものなので、ぜひ見本を参考にして作ってみてください。

ライター紹介

有馬巳姫

「いこーよ」編集部。2013年に長女、2015年に長男を出産し、育児に奮闘する日々。家の中にいるのは苦手で、新しい場所やモノが大好きな「THEミーハー」体質。子どもたちにも、いろんな場所でさまざまな経験をさせるべく、家族のおでかけ計画をたてるのが日課。趣味は読書、ドライブ、DIY、写真撮影。

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