離乳食が進んで「手づかみ食べ」をするようになると困るのが「食べこぼし」。そこで1歳3カ月(当時)の男の子のパパでもある編集スタッフが、「いこーよ」で紹介した「手づかみ食べの便利グッズ」の記事から、実際に買って使ってみてよかったものを紹介します!
参考記事:赤ちゃんの「手づかみ食べ」が楽になる!最新グッズ5選今回の注目グッズ
- おでかけランチくん ひとくちおにぎりメーカー ケース付(リッチェル)
- アンパンマン 手づかみプレート
- お食事マット スマートダイナーII(ティーレックス)
おでかけランチくん ひとくちおにぎりメーカー ケース付(リッチェル)
料理ベタなパパでも、ひとくちおにぎりが超簡単に作れちゃう!

普段、息子の料理は妻が作ってくれることが多いのですが、手づかみ食べをするようになったころ、小さな「ひとくちおにぎり」くらいだったら自分でも作れる! と思って、ラップを使って作りました。
実際に「ひとくちおにぎり」を作ったときの記事はこちら上の写真ができあがった「ひとくちおにぎり」です。息子は喜んで食べてくれたのですが、大きさも形もバラバラで、今見ると「よくこんなものを記事で出したなあ」と思うほど(笑)。
ラップで作ると、形やサイズをそろえにくい感じがしました。ごはんがラップにペタペタくっついてしまって、思うような形にできないんですよね。そこで買ってみたのが「おでかけランチくん ひとくちおにぎりメーカー ケース付(リッチェル)」です。

シリコーン素材でできているので、手触りがサラサラしているのが特徴です。巾着状になっている袋の中に、ごはんを詰めて握るだけで、ひとくちおにぎりができちゃいます。

素材が熱に強いので、ちょっと熱めのごはんでもにぎりやすいです。今までは一度ごはんを冷ましてから握っていましたが、これなら冷まさなくても作れます。

握った「ひとくちおにぎり」を、袋の反対側からたたいてポン!と落とすと、手をベトベトにすることなく効率よく「ひとくちおにぎり」が作れます。

大きさと形がそろっているのも気持ちいい。キレイにできると楽しくなって、ついついたくさん作っちゃいます。これも便利グッズの恩恵といえるかもしれませんね。

惜しいのは、ふくらんでいる部分にごはんを全部詰めると、1歳3カ月(当時)の息子の口には、ちょっと大きい「ひとくちおにぎり」ができてしまうこと。食べるときにひとくちで入らないと、結局周囲を汚してしまいやすいです。
とはいえ、軽量スプーンなどを使ってごはんを入れる量を計れば、好みのサイズに調整はできます。もしも、もう少し小さいサイズがあれば、うちの息子にとってはベストだったといえますね。

本人としては、多少大きかろうが気にせず食べてくれています。簡単にできるものであっても、自分が作ったもので子どもが喜んでくれるのは、とてもうれしいものです。

作り終わったあとに簡単に水洗いできるのも気に入っています。洗うときはぺロッとめくって裏側を出せるので簡単。表側には「カエル」のマークが入っています。裏返して洗ったあとにそのまま乾かすので、使う前に表か裏かをすぐに確認できて便利です。
<使ってわかったポイント>
- 耐熱性があり、熱いごはんでもにぎりやすい
- ベトつかずに「ひとくちおにぎり」を量産できる
- 洗いやすく、表裏もわかりやすい配慮がある
- 子どもに合わせて、入れるごはんの量を工夫する必要がある
次は「子どもがさわっても動きにくい」プレートを紹介します。
アンパンマン 手づかみプレート
ズレない!動かない!子供が狙った食べ物がしっかりつかめる!

手づかみ食べを始めたころの悩みの1つに「子どもが皿の中にあるものを取ろうとして、皿ごと動かしてしまう」ことがありました。動いた皿が遠くにいったときに子どもが身を乗り出して取ろうとして、食べ物が皿からテーブルにこぼれてしまったり、皿ごとひっくり返してしまうこともあったりして…。

この「アンパンマン 手づかみプレート」は、裏面にラバーがついているので安定感が高いです。横から押しても動きません。これと後述するランチョンマットのおかげで、テーブルの周囲に食べ物をこぼすことがかなり減りましたね。
テーブルとプレートがピッタリくっついていると「片付けるときにひっついて大変」だと思われがちですが、側面にある「へこみ」に指をひっかければスッと持ち上げられます。こういう配慮もいいですね。

皿自体が大きいので、2〜3種類の離乳食や幼児食を入れられるのもポイント。息子は食事の時間にうるさく、そのときに食べ物がないと大泣きするんですが、とりあえず一品をここに入れておいて、それを食べている間にもう一品作り、空いたスペースに追加していくという作戦でよくしのいでいました(笑)。
皿に深さがあるため、ひとくちおにぎりを入れても転がって外に出にくいのもいいですね。電子レンジ対応で、冷蔵庫で作り置きしていたものを温めて出すのも簡単。本当に買ってよかったプレートです。
<使ってわかったポイント>
- 料理が2〜3品おける、ちょうどいいサイズ
- 皿が動かないので、子どもが手づかみ食べをしやすい
- 電子レンジ対応が何気に便利
最後に、食べこぼし対策にピッタリなランチョンマットを紹介!
お食事マット スマートダイナーII(ティーレックス)
吸盤でテーブルにピタ!手前のポケットが「いい仕事」をします

スプーンやフォークで離乳食を食べさせているときは、食事用エプロンだけで問題なかったのですが、手づかみ食べが始まると口元以外にも「食べこぼし」が出る場所があります。それがテーブルと食事用エプロンの間です。

「お食事マット スマートダイナーII」には、その間を埋めるポケットがついています。これが素晴らしい! ポケットが深いので、皿からこぼれ落ちた食べ物も逃さずキャッチしてくれます。固形物はもちろん、麦茶や果物の汁などの液体がこぼれたときにも役立ちます。

ランチョンマットとしての機能も優秀。吸盤がついているのでテーブルにピッタリ吸い付きます。食品衛生法に合格しているので、そのままお皿としても使うことができます。我が家ではおやつとしてあげるバナナやミカンといった果物やビスケットは、そのまま置くこともありますね。シリコーン製で柔らかく、洗ってすぐ汚れが落ちるところも便利。

ポケットの横についている丸い穴に、フックなどをひっかけて干すこともできます。

また、クルクルと丸められるので、小さくまとめてお出かけ先に持っていくことも可能です。フードコーナーやレストランなど、テーブルがあるところに行くことが決まっているなら、持っていきたいランチョンマットです。でも、児童館などの床に置くときはポケットがジャマになってしまうことも。そのときはポケットを奥側にして使っています。
<使ってわかったポイント>
- 吸盤でランチョンマットとテーブルを密着できる
- 深めのポケットが食べこぼしをキャッチ
- お皿としても使える
- 丸めて外出先にも持っていける
便利グッズがあると育児がもっと楽しくなる
我が家の妻は専業主婦なので、普段の家事や育児のスキルはどうしても妻に軍配が上がります。妻には妻のやり方があるので、違うやり方をしてよく怒られたりもします…。でも、今回の便利グッズを活用することで、「ひとくちおにぎり」作りと「子どもにご飯を食べさせる」ことはまかせてもらえるようになりました。
とくに「ひとくちおにぎり」は作っていて楽しいし、それを子どもが喜んで食べる姿が見られるのがうれしいです。パパに育児や家事をやってもらいたいママは、まずはこれらの便利グッズを用意して「簡単だから使ってみたら?」と言ってみるのはいかがでしょう? もちろん自分で使っても楽しくなること間違いなしですよ!
※価格はアカチャンホンポでの販売価格です。