

家族のために毎日大忙しのママ・パパにとって、年末にやってくるクリスマスは、ちょっと特別な意味を持つようです。
「自分にも少しご褒美をあげたいな」と感じるこの季節。本当に欲しいプレゼントは何なのでしょうか? 子育て世代のおでかけ情報サイト「いこーよ」のいこーよファミリーラボが実施した「2025年 クリスマスに関する意識調査」から、興味深い結果が明らかになりました!
「クリスマスに本当に欲しいプレゼントは何ですか?」いこーよユーザーのママパパ429名調査!
- 1位:温泉旅館やホテルの宿泊券/49.9%
- 2位:旅行券/39.6%
- 3位:マッサージ、エステ、スパのチケット: 日々の疲れを癒せる時間と体験/37.5%
- 4位:外食の食事券/37.1%
- 5位:ギフトカードや商品券: 自分で好きなものを購入できるもの/35.9%
- 6位:家電: ロボット掃除機、食器洗い機、乾燥機付き洗濯機など/23.1%
- 7位:洋服、靴、帽子などのファッションアイテム/21.0%
- 8位:クリスマスコフレなどの美容アイテム/17.7%
- 9位:映画や美術館・コンサートなどのチケット/17.0%
- 10位:家事代行サービスの利用券/11.0%
- 11位:自分の趣味に関するアイテム: 楽器、画材、スポーツ用品など/8.4%
- 12位:ベビーシッターの利用券/4.2%
最も多かったのは、ズバリ「温泉旅館やホテルの宿泊券」で49.9%という結果に!約2人に1人が、自宅を離れてゆっくり過ごす時間を求めていることがわかりました。
2位は「旅行券」(39.6%)、3位は「マッサージ・エステ・スパのチケット」(37.5%)と、「癒やし」や「リフレッシュ」をキーワードにした“体験型”の回答が上位を独占し、毎日頑張るママ・パパの心からの願いが浮き彫りになる、象徴的なランキングとなりました。また、上位5項目は、すべて「体験型」のギフト、または「自分の好きなものを選べる自由度の高いギフト」で占められました。
一方で、「家電」(23.1%)や「ファッションアイテム」(21.0%)など、日々の暮らしに役立つ実用的なプレゼントを望む声も、もちろん一定数見られます。
第1位:「温泉旅館やホテルの宿泊券」(49.9%)の裏に隠されたママ・パパの本音とは?
栄えある第1位に輝いた「温泉旅館やホテルの宿泊券」には、「のんびりしたい」「日常を忘れたい」といった、自分自身へのご褒美を求める意識が強く表れています。
さらに注目すべきは、「家族で楽しく過ごせる」「旅行のきっかけになる」といった、“家族での思い出づくり”を重視する意見も数多く寄せられた点です。「癒やし」と「家族時間」という、どちらも大切にしたい気持ちが、このプレゼントに集約されていると言えるでしょう。
【温泉旅館やホテルの宿泊券を選んだママ・パパの声】
- 「出かけるキッカケになるものだと嬉しい」
- 「のんびりリフレッシュしたい」
- 「日常を忘れてゆっくりすごしたい」
- 「家族で楽しく利用できるものだと嬉しいです」
- 「宿泊券、旅行券を頂けたら家族で旅行にいくきっかけになる。頂いても使わないものをもらうよりも、使えるものにしたいから」
第2位:「旅行券」(39.6%)に込められた「家族との時間を取り戻したい」願い
惜しくも2位となった「旅行券」を選んだ方からは、「忙しさや経済的な面で旅行に行けていない」「家族の時間を大切にしたい」という声が目立ちました。
旅行券をきっかけに、家族で旅行の計画を立てる楽しみや、濃密な家族の時間を取り戻したいという、前向きな思いがうかがえます。これはまさに、「家族との思い出づくりを後押しするプレゼント」としての魅力を示しています。
【旅行券を選んだママ・パパの声】
- 「みんなでなかなか旅行に行けてないから」
- 「旅行券だとどこかに行こうとなる。計画から楽しめるから」
- 「子供が3人いて旅費が高く、貰えたら嬉しいため」
- 「全て家族の時間に直結するので。子供がもう少し大きくなるまではなるべくかかわっていきたいと思っています」
第3位:「マッサージ・エステ・スパのチケット」(37.5%)に見える「切実な自分へのいたわり」
「自分の時間がない」「疲れを癒やしたい」といった声が多数を占めたのが、3位の「マッサージ・エステ・スパのチケット」です。普段は子どもを優先して過ごす中、「少しだけ自分をいたわる時間がほしい」という、切実な思いが感じ取れます。
さらに、「リフレッシュして、また優しい気持ちで子どもと向き合いたい」といったコメントも見られ、心身のケアが「家族への優しさ」につながるという、ママ・パパの深い考え方がうかがえます。
【マッサージ・エステ・スパのチケットを選んだママ・パパの声】
- 「なかなか自分の時間が取れないので、マッサージやスパなどでゆっくり体の疲れを取りたいです」
- 「欲しいものがあっても、こども優先の考えになるからです」
- 「普段自分のモノにはお金をかけないから」
- 「1人時間や育児から少し離れたい」
- 「疲れをとって、またやさしい気持ちで子供たちに接したい」
ママ・パパは「モノ」より「家族で楽しむ時間」をプレゼントされたい!
今回の調査結果からは、子育て世帯のママパパが“モノ”よりも“家族で楽しむ時間“、“心身を休める時間”を求めている傾向が鮮明に浮かび上がりました。
子育てや家事、仕事などで慌ただしく過ごす中、温泉旅行やスパ体験など「自分をいたわる時間」をプレゼントとして望む人が多いのは、年末の疲れを癒やし、来年への活力を得たいという強い気持ちの表れと言えるでしょう。
また、自分自身のプレゼントというよりも「家族で楽しみたい」と考えるママ・パパが多く見られるのも、非常に特徴的でした。さらに、興味深いことに「家事代行サービス」(11.0%)や「ベビーシッター利用券」(4.2%)も一定の支持を集めています。
これらの“家事・育児の負担を軽減するサポート型ギフト”が人気であることは、「家族のために頑張る保護者が、少しだけ“自分を休ませる贈り物”を求めている」という、現代の子育て世代のリアルな姿を映し出しています。今年のクリスマスは、「ゆったり過ごす時間」を贈ってみてはいかがでしょうか?
- 調査方法:インターネットアンケート
- 調査地域:全国
- 対象者:「いこーよ」会員
- 調査期間:2025年9月
- サンプル数:429
- ※データは小数点第2位以下を四捨五入しています。合計が必ずしも100%にならない場合があります。
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