子どもの夏休み中に生じるパパ・ママの家事負担を減らして、親子でより楽しい夏休みのランチタイムを過ごしてもらうため、「いこーよ」×「mogoo(もぐー)」が共同で企画した親子クッキングイベントが2017年8月8日(金)に開催されました。
時短レシピでランチタイムを楽しく!
このイベントは、時短レシピを活用してランチタイムを親子で楽しく過ごすことが目的! 先日いこーよで行ったアンケート調査で、子どもの夏休み期間に親がストレスに感じることとして「お昼ご飯を用意すること」が上位に入っていたことから、企画されました。
調査結果(いこーよ調べ)
エプロンを付けコック帽をかぶった子どもたちは、これから始まる料理体験にワクワク! フードコーディネータであり「mogooマイスター」の木戸 寛惠(きど・ひろえ)さんが講師として、クッキングをレクチャーします。
まず、子どもがいる家庭料理の三原則について教えてくれました。
1.時短
キッチンバサミやビニール袋を活用して洗い物を減らしたり、加熱には電子レンジをフル活用したりして時短を図ります。
2.カサ増し
食べ盛りの子どもがいる家庭には外せない要素。ボリューム満点の料理は、SNS映えするというメリットも!
3.節約
子どもを育てるには色々お金がかかりますよね。ひき肉やギョウザ皮、ホットケーキミックス粉など家計に優しい食材を活用します。
話を聞いて深くうなずくママたち。どの家庭でも悩みの種は共通のようです。
時短調理の流れをレクチャー
座学が終わると今度は木戸さんの周りに集まって、お料理の流れを一通り学びます。
今回のイベントで作るのは、手間なしメインおかず「ジャンボ餃子」と袋で作る「フルーツスムージー」の2品。子どもたちはいち早く最前列に並び、真剣に説明を聞いていました。
「手順をしっかり覚えないと!」と、ママたちも時短調理の様子を興味深く見つめます。
いよいよクッキングスタート!
調理のレクチャーが一通り終わったら、いよいよ実際に時短料理に挑戦です!
子どもたちはみんなで協力して作業を進めていました。材料の冷凍ミックスベリーとバナナをジップ付きの袋に入れて、麺棒でトントン叩いたりコロコロ転がしたりしながら潰していきます。ポイントは、作業の少し前に冷凍庫からミックスベリーを出しておくこと!
「わぁっ!冷たい!!」と手を引っ込めて様子をうかがう子や、積極的に麺棒を持って挑戦する子など様々な反応が見られましたが、みんな目をキラキラさせてクッキングに夢中です。途中、袋の空気が口からポンと抜けて中身が少し飛び出すハプニングも!
一方のママチームは、手際良く餃子を焼く準備を進めていました。
餃子の皮をフライパンに並べたら、あとは丸めた具材をのせて上から餃子の皮をかぶせるだけ! 時短レシピで簡単なので、子どものお手伝いはもちろん大歓迎。フライパンの蓋をして5分焼き、水を入れて焼き目がついたら最後にごま油を回し入れてできあがり! 子どもたちから「いい匂い〜!」の声があがります。
一番の難関は、フライパンから大皿にひっくり返して盛りつけること! ポイントは、フライパンを逆手で持つことだそうです。挑戦したママたちは、みんな大成功!
撮影&試食タイム
調理が終わると今すぐ食べたい気持ちを抑えて、完成した料理をもって記念撮影です。会場に用意された料理撮影用のブースで写真を撮る親子も! インパクトのある見た目で、SNS映えもバッチリですね。
さあ、いよいよお待ちかねの試食タイムです。自分たちで作ったスムージーの味は格別なようで、口ぐちに「美味し〜!!」と叫ぶ子どもたち。ママたちは、見た目だけでなく、味にも満足の餃子に箸がすすんでいました。
食後のアンケートでは、参加したママのほとんどが「時短レシピの活用で夏休み期間のストレスは減りそうですか?」の質問に「ストレスがとても減ると思う」と回答。時短レシピで手間や時間を省いて余裕をもつことが、親子で楽しくランチタイムを過ごすカギなのですね!
袋で作る♪ 「フルーツスムージー」の作り方
【材料】2人分
・バナナ 2本
・冷凍ミックスベリー/生食用 1袋
・ヨーグルト/加糖 500ml
・牛乳 200ml
※冷凍ミックスベリーは「生食用」のものを使用し、「加熱用」と記載のあるものは使用をしないようにしてください。海外で販売されているものを使用する場合は、必ず加熱が必要になるので注意してください。
【作り方】
1.密閉袋にバナナ、冷凍ミックスベリーを入れ、めん棒で叩いて潰す。
2.ヨーグルトを加え、もみ混ぜる。
3.2をボウルにうつし、牛乳を加え混ぜる。
4.グラスに入れ、完成!
手間なしメインおかず☆ 「ジャンボ餃子」の作り方
【材料】3人前
・餃子の皮/大判 26枚
・合いびき肉 250g
・キャベツ 150g
・むき海老 10尾
・おろしにんにく 小さじ2
・おろししょうが 小さじ2
・こしょう 少々
・酒 大さじ1
・ごま油 タネ用/大さじ1
・しょうゆ 小さじ1
・鶏がらスープの素 小さじ1
・サラダ油 適量
・水 70ml
・ごま油 適量
【作り方】
(下準備)みじん切りしたキャベツに塩をふり、水気をよく切っておく。
1.ボウルに合いびき肉、水気を切ったキャベツ、ぶつ切りにしたむき海老を入れ、おろしにんにく、おろししょうが、こしょう、酒、ごま油/タネ用、しょうゆ、鶏がらスープの素を加え、粘りがでるまでよくこねる。
2.フライパンにサラダ油を薄くひき、餃子の皮を重ねながら隙間なく敷き詰める。
3.ドーナツ状に1をのせ、フチに水/分量外をつけた餃子の皮を並べ、軽くおさえる。
4.ふたをして蒸し焼きにし、5分程焼き、水を回し入れる。
5.焼き目がつき火が通ったら、ごま油を鍋肌に回し入れ完成!