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関西初開催!「6歳になったら机を作ろう!in滋賀」密着レポ

2017年10月27日林直子

「6歳になったら机を作ろう!」とは?

小学校入学前に「長く使う学習机を親子で力をあわせて手作りしよう!」というこのイベント。2014年に「いこーよ」と、高知県で木材加工を行う「ばうむ合同会社」が共同で立ち上げてから、すでに100組以上の親子にご参加いただきました。

縦60cm×横100cm×高さ70cmのシンプルな木の机を手作りします(椅子・本棚は別売り)

2016年には環境省の「グッドライフアワード」を受賞。
親子のかけがえのない思い出になる、モノを大切にする心が養える、基本や原点を考えるきっかけになる、等々、多くの方々から好評をいただいています。
ですがこのイベント、実はそれだけではなく、「地元の間伐材を使用することで、生まれ育った地元の森や山を守ろう!」という意味も込められています。

これまで高知県と東京都の2カ所で開催していましたが、今回は関西初上陸!
この度、滋賀県彦根市で開催された『6歳になったら机を作ろう!in滋賀』の様子をリポートします!

滋賀県彦根市の「イイネタマルシェ」で開催!

今回は、琵琶湖や彦根城もすぐ近く、滋賀県彦根市の丸松木材株式会社が開催する『イイネタマルシェ』の会場で開催しました。

大勢の親子が集まる「イイネタマルシェ」で開催しました。

『イイネタマルシェ』とは、”くらしを楽しくするいいネタばかり集めました!”という、地元の作り手達イチオシの品々をご紹介するイベント。木の香りあふれる楽しい会場に、地元の食材を使ったお菓子や手作りオモチャなど、24ものこだわりのお店が並びました。

これから机になる木材の前で、森のお話を真剣に聞きます。

その一角に、『6歳になったら机を作ろう!』の特設ブースを開設。
滋賀県だけでなく、関西や中部地方から計6組のご家族が集まり、力を合わせて学習机を手作りしました。

使用する工具は、プロが使う本格的なものばかり。
ハンマー(金槌部分はゴム製)やインパクトドライバー、ノコギリなど、「小さなお子さんが使っても大丈夫なのかな?」と思うものも並びます。

ハンマーやノコギリ、ドライバードリルを使用します。

でも大丈夫!
使い方の説明があった後、3人のスタッフがつねに親子をフォローするので、初めて工具を持った子どもでもすぐに使いこなせるようになります。

またお父さんとお母さんが見守る中、子ども自身も真剣に取り組むので、すぐに上達していきます。

森を守るため、間伐材を使用するのはとても大切なこと。

机作りを行う前に、まずは高知から来た、ばうむ合同会社代表の藤川さんから、森の大切さについて、紙芝居を使った説明が行われます。
紙芝居の内容は、”なぜこの机作りが森や山を守ることにつながるの?”というお話です。

木をまっすぐに育てるため、間隔を詰めて植林が行われる森の木々。
でも途中できちんと間伐してあげないと、森が木でいっぱいになり、森に光が届かなくなったり、風が通らなくなったりします。
すると木や草の実がとれなくなり、動植物もいなくなり、森がだんだん荒れてしまいます。すると土に栄養がなくなり、木もやせてヒョロヒョロに。
そこに大雨が降ってしまうと、土や木が流されたりして、山崩れが起きてしまいます。

そうなってしまったら大変です。
そこで考えられたのが、親子で間伐を行って森と山を守り、さらにその間伐材を使って学習机を手作りする『6歳になったら机を作ろう!』のイベントです。

家族で力を合わせて机づくり、スタート!

まず、机の脚になるホゾ穴に木工ボンドを塗り、そこに脚のホゾをハメて組み立てます。
ハンマーとあて木を使い、力いっぱい叩かないとなかなかハマらないので、お父さんやお母さん、おじいちゃんも代わる代わるお手伝いします。

おじいちゃんと一緒に机を作ります!

普段から日曜大工をしているというおじいちゃんと参加した男の子は、おじいちゃんの頼もしさや男らしさを肌で感じているようでした。目を細めて孫の成長ぶりをみつめるおじいちゃんのやさしい眼差しがとても素敵でした。

力いっぱいハンマーでたたきます。

前の日に一泊して参加してくれた家族もいました。なんと去年から『6歳になったら机を作ろう!』に参加しよう、と考えてくださっていたとか。
小学校入学前の元気な男の子が、ママと一緒に力いっぱい机作りに挑戦!
「これ全部僕が作ったんだよ!」と、大きな自信がついたようでした。

ハンマーもうまく使えるようになったよ!

初めての木工体験なのに、どのお子さんもどんどん上手になっていくのに驚きました。
本物の道具を使って本格的な机を作ることで、集中力とやる気もアップ、すぐに成長に結びつくのだな、と思いました。子ども達のパワーには圧倒されます!

ノコギリも使えるよ!

次に、脚の天板に接する部分の飛び出たところをノコギリでカット。
いい加減な気持ちで扱うとケガをしてしまうノコギリも、刃の部分の扱いには十分気をつけて、みんな真剣に使用します。
危ないからと言って何でも遠ざけてしまうより、きちんと使い方を教えて挑戦させること、乗り越えさせることの大切さを感じました。

モノ作りって楽しいよ!

組み立てにはインパクトドライバー使います。ネジを入れる穴をインパクトドライバーで開け、そこに脚をおいてネジでとめます。
「ガガガー!」っとすごい音がして、腕から体全体に凄い振動が伝わります。カッコよくて、ちょっと一人前になった気分に。

だいぶん慣れてきたので、おじいちゃんも安心して見守ります。

普段なかなか使用する機会がないインパクトドライバー。でも一度何かを作ってみると、インパクトドライバーの便利さ、モノを作る楽しさに、大人も子どもも夢中になっていました。

お父さんが力を貸してくれます。
お母さんもやさしく手を添えてくれます。

机の脚を組み立てたら、天板にその脚を取り付けます。そばで見守っているおばあちゃんもうれしそう。だいぶん机の形になってきました。

家族で力を合わせて机を作る、素敵な思い出になりました。
6台の机が、少しずつ出来上がってきました。

次に引き出しを取り付けます。左右の引き出しが合うように、きちんと木目も揃うように、慎重に丁寧に取り付けます。

真剣!引き出しの取り付けも木目があうよう、慎重にセットします。

出来上がったらていねいに紙やすりをかけ、いったん引き出しをはずし、天板の裏に手形や足型やメッセージなど、今日の思い出を書き込みます。
今はモミジのようなちっちゃな掌も、いつかお父さんやお母さんより大きくなるのかな…?

当イベント初!手形だけでなく足型も残した男の子!
お子様の健やかな成長を願って手形を残します。
大きくなっても、今日家族で机を手作りしたこと、忘れないでね。

この日は途中、お昼休憩もはさんで、約4時間かけて6台の机が完成!
イベント終了後、天板と脚を別々にしてご自宅に郵送します。

100cm×60cm×70cm。白い木目が美しい滋賀の間伐材で作られた学習机

これまでの参加者から、「この学習机が自宅にきてから、家中が木の良い香りでいっぱいになりました。心なしか、家族みんなの表情が優しくなったようです」という嬉しいお声も届いています。
家族で力を合わせて作った、地元滋賀の間伐材で作ったシンプルな木の机。大切に使ってくださいね。

皆様、今日はありがとうございました!

森の手入れが行き届くと、山の土が栄養たっぷりに生まれ変わります。山に雨が降りそそぐと、土の栄養が地下水に染み渡り、川へとつながります。そして川の動植物を育てて田畑を潤し、やがて海にそそぐと海の動植物もはぐくみます。

私達はこの自然の豊かさを、100年後、200年後、300年後の未来に残していくために、森と山を守る間伐を行い、その間伐材を使って学習机を作る「6歳になったら机を作ろう!」のイベントを、これからも全国に広げていきます!

2018年の「机作り」イベントのお知らせ

2018年は高知県本山町と埼玉県飯能市で、机作りイベントを開催します。さらに関西での木こり&机作りイベントも計画中。どうそお楽しみに!

6歳になったら机を作ろう!木こり&机作り体験in高知6歳になったら机を作ろう!机作りin飯能
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ライター紹介

林直子

子どもは3人いますがみんな社会人になりました。最近はイクメンも増えて子育てがキャリアになりつつあり、良い世の中になったなあ~、と思います。私は子どもを産んで人生観が大きく変わったので、この素晴らしさを多くの人に、ママだけでなくパパにもたっぷり体感して頂きたいなあ、と思っています。子どもといっしょに家族で充実した人生を楽しんでください!

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