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簡単楽しい「おしぼりアート」 子供大喜び&待ち時間が遊びに!

2018年2月13日菊地貴広

外で食事をするときに、子どもが待てずに退屈することは多いですよね。そんなパパママにおすすめなのが、待ち時間も遊びになる「おしぼりアート」です。

ペンギン、ネコ、バラの花など、おしぼりで楽しいモチーフが作れれば、子どもも大喜び間違いなし。簡単な作品なら、制作時間はわずか30秒! 食事が来るまでの時間も落ち着いて過ごせます。

30cm四方のおしぼりでいろいろ作れる!

今回紹介する5作品。カラーのおしぼりを使えばよりリアルになります!

小さなおしぼり1枚で、さまざまなものを表現できるおしぼりアート。今回は、おしぼりアートの本「超ウケる! おしぼりヒヨコのつくり方」などを上梓している笹川勇さんに作り方を紹介してもらいます。

普段使っているおしぼりについて聞いてみると、「一番使いやすいのは、30cm四方の一般的なおしぼり。僕はおしぼりアート用に200枚くらい持っていますが、すべてこのサイズです。これまでに作った作品で、特別なおしぼりを使ったことはありません」とのこと。

さらに、「色は作る作品によって決めるのがベスト。ネット通販で探せば、いろいろな色が入ったセットも売っています」と種類もいろいろあるようですが、お店で提供される白いおしぼりでも問題ないそうです。

それではさっそく、おしぼりアートの作り方を紹介しましょう。初級編・中級編・上級編のほか、初公開の新作や変化するアレンジテクニックも紹介します!

【初級編】つかみは完璧! 制作時間30秒の「ペンギン」

立派なクチバシのついたペンギンは、青いおしぼりならよりリアルに!

小学校などで、おしぼりアートの講義をすることもある笹川さん。最初に教えるのがこのペンギンだといいます。

約30秒で作れる一番簡単な作品です。子どもでも簡単に作れるので、おしぼりアートの楽しさを伝えるにはぴったり。これでつかみは完璧です!」

さっそくペンギンの作り方をみていきましょう!

STEP1:三角形に折る

裏面を上にして広げ、手前が底辺になるように三角形に折ります。ズレないようにきっちり合わせましょう。

STEP2:三角形の左右を折る

左右の角を中心で合わせるようにして折ります。

STEP3:下から丸めていく

下から丸めていき(写真1)、上の角をすこし残します(写真2)。

STEP4:折り曲げる

残した角の部分をはさむようにして折り曲げます。

STEP5:くちばしを作って完成!

先端の部分を上下に広げてくちばしを作れば、ペンギンの完成!

ここがポイント!

STEP3で残す角の分量によって、くちばしの大きさが決まります。短めにしたほうがペンギンらしく見えます」


【中級編】耳と手がキュートな「ネコ」

巻いた輪ゴムが、まるで首輪のようでかわいい!

こちらは、伏せをしているネコ。かわいい耳や手もあります。体を固定するために輪ゴムを使いますが、「おしぼりの袋を割いたひもで縛ってもOK」とのことです。それでは作り方を紹介します!

STEP1:三角に折って下から丸める

おしぼりの裏面(縫い目が見える面)を上にして広げ、手前に底辺がくるよう三角に折り、そのまま下から丸めていきます(写真1)。ペンギンと同じように、少し角を残しましょう(写真2)。

STEP2:折り曲げる

残した角の部分をはさむようにして折り曲げます。

STEP3:さらに折り曲げる

2つに折ります(写真1)。このときに両端が少し飛び出るようにします(写真2)。

STEP4:輪ゴムで留める

写真のように輪ゴムで留めます。

STEP5:足をつくる

飛び出ている両端を調整して、ネコが伏せたような手の形にします。

STEP6:耳を整えたら完成!

最後にネコの耳の形に整えたら完成です!

ここがポイント!

STEP1で残す角の分量を多くすれば、ウサギになります! チャレンジしてみてください」


【上級編】テーブルの上に咲く「バラの花」

葉っぱも付いた本格的な赤いバラの花!

いかにも複雑な形をしたバラの花は、工程が多く難易度も高め。それだけに、チャレンジのしがいがありますよね。「作っている途中ではわかりませんが、最後に突然バラの花になります。うまくできたときは感動ですよ!」

最後に突然バラの花になるとは…? 気になるバラの花の作り方をチェックしていきましょう!

STEP1:角を折ってひし形を作る

裏面を上にして広げ、4つの角を中心に合わせるように折り(写真1)、ひし形を作ります(写真2)。

STEP2:三角形を作る

ひし形を折り、三角形を作ります。

STEP3:下から巻いていく

三角形の底辺から巻いていき、角の部分を1/3ほど残します。

STEP4:端を差し込んでまとめる

どちらかひとつの端に、逆の端を差し込むようにしてまとめます。写真では左端に右端を差し込んでいます(写真1,2)。ギュッと差し込めば、硬くコンパクトにまとまります。植木鉢に咲いている植物のようなフォルムになります(写真3)。

STEP5:周囲を折っていく

STEP4で結んだ下部分を半分に折っていきます(写真1)。難易度高めの工程ですが、グルッと1周すべて折ります(写真2)。

STEP6:飛び出した角を広げる

飛び出した角をグッと広げます。ここが葉っぱになります。

STEP7:ひっくり返して完成!

ひっくり返し、形を整えればバラの花が完成!

ここがPOINT!

大切なのが、STEP4で端部分をしっかりと差し込むこと。差し込みが甘いと、STEP5で半分に折っていく途中でほどけてしまいます」


【新作編】初公開! あのロボット掃除機を再現「おしぼりルンバ」

今にも動き出しそう!? 完全新作の「おしぼりルンバ」!

今回、いこーよのために考案してくれたロボット掃除機「ルンバ」。ブログにも本にも載っていない完全新作です! ぜひ作り方をマスターしてくださいね。

STEP1:上下を折る

これまでの作品とは逆に表面を上にして広げ、上下の縁を真ん中まで折ります(写真1)。上の縁が下の縁に折り返し分だけかかるようにします(写真2)。

STEP2:両端から丸める

ひっくり返し、左端・右端それぞれ中心まで巻きます(写真1,2)。巻き終わったら、もう一度ひっくり返します(写真3)。

STEP3:重なりの上側をめくり上げ、横に引っ掛ける

中心部分の布が上下に重なっていることを確認しましょう。写真では右側が上、左側が下にきています(写真1,2)。まずは上側を横に向かってはがすようにして、端に引っ掛けます(写真3)。

STEP4:反対側も同じように

反対側も同じようにはがし(写真1)、端に引っ掛けます(写真2)。

STEP5:丸く形を整える

ひっくり返して、丸い形に整えます

STEP6:形を整えたら完成!

再度ひっくり返して、形を整えれば、おしぼりルンバの完成!

ここがポイント!

「難易度は『中級』でしょうか。STEP3とSTEP4で慎重さが求められますが、それほど難しくはありません」


アレンジで楽しみが広がるおしぼりアート!

ルンバの元になった「赤血球」。中央がへこみ、サイドのデザインがない

新作の「ルンバ」は、過去に作った「赤血球」をアレンジしたものだとか。「完成した作品から別の作品を生み出すのも、おしぼりアートの醍醐味」とのことです。

最後は、「クラゲ」→「フライドポテト」→「キリン」に3変化するアレンジ技を紹介します!

STEP1:上下を巻く

裏面を上にして広げ、上下から中心に向かって巻きます(写真1)。両端を持ちながら、きつく巻いていくのがコツ(写真2)。

STEP2:折り曲げる

写真のように折り曲げます。

STEP3:クラゲの「かさ」を作る

折り曲げた中心部分の上側をほどくようにして広げていきます(写真1,2)。全体の2/3くらいまで広げればクラゲの「かさ」になります(写真3)。

STEP4:まずは「クラゲ」の完成!

「かさ」の形を整えるとクラゲの完成!

STEP5:逆さにすると「フライドポテト」

クラゲを逆さにして、「かさ」部分を四角に整えるとフライドポテトに!

STEP6:ポテトの両側を曲げると「キリン」

さらに、ポテト部分の両端を折り曲げると、キリンの顔になります!

身近なおしぼりを使って、いろいろなものが作れる「おしぼりアート」。これまでに作った作品は、250以上にもなるそうです。これなら、外食のときに子どもが騒いで困る心配もなさそうですね。

また、おしぼりアートは親子のコミュニケーションにも最適だといいます。

「身近なおしぼりがペンギンやネコになるのを見て、子どもは目を輝かせます。おしぼりでどんなものが作れるか、ぜひ一緒に考えてみてください。子どものやわらかい感性で、思いがけないものができるかもしれません」

実際に、小学校でおしぼりアートの講演をすると、子どもの発想力におどろかされることがよくあるといいます。

「講演では、簡単な作り方をいくつか教え、あとは自由に作らせます。適当に折ったり丸めたりとめちゃくちゃですが、必ずそこから何かの形を作り出します。子どもは合体させるのが好きなので、家族全員分のおしぼりも渡して大作を作らせてみてもいいですね」

安心して外食に出かけられ、子どもと楽しい時間を過ごすことができ、想像力まで育むおしぼりアート。次の外食の機会に、ぜひ親子で楽しんでみてください!

お話を聞いたのは…

  • 笹川 勇さん

    放送作家。脚本家。カンタン工作家。絵本作家。お笑い芸人を経て放送作家となり、様々なテレビ番組を担当。「プリプリちぃちゃん!!」「うちのウッチョパス」などのアニメ番組の脚本を手掛け、コピーライターとしても数々の賞を受賞。身近なものを使ったアート作品の制作をライフワークとし、おしぼり、みかんの皮、手袋などを使った複数の著作を持つ。最近は、レジ袋やビニール傘を使った作品を考案中。2017年には、おててで遊ぶ絵本「おててをぽん」やコトバあそび絵本「おかしなおつかい」を出版した。

  • ササブログ
  • おててで遊ぶ絵本「おててをポン」
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ライター紹介

菊地貴広

編集プロダクション・しろくま事務所(http://whitebear74.jimdo.com)代表。2014年に出版社から独立し、ファッション、グルメ、ビール、猫、タレント本など幅広く活動。2015年11月に男子が誕生し、息子に夢中。その成長を見るたびにフルフルと感涙する日々。

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