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2018人気「絵本&児童書」はコレ! 子供に読ませたい10冊を紹介

子どもの好奇心や想像力を養うために、絵本や児童書の読み聞かせを大切にしている家庭も多いはず。本の種類もさまざまで、どれを選んでいいのか悩んでいるママパパのために、2018年の人気の絵本と児童書をそれぞれ5冊ずつ紹介します。

子どもに読ませたい! 2017年版「人気絵本&児童書」10冊

今年は「長く愛される定番絵本」が多数生まれる予感

お話を聞いたのは、大型ショッピングセンターなど、全国に約220店舗以上展開する「未来屋書店」商品部の喜田薫さん。「未来屋書店」では、2017年から「未来屋えほん大賞」を開催しており、今年はヨシタケシンスケさんの「おしっこちょっぴりもれたろう」が大賞に選ばれました。

そこでまずは、今年の絵本について傾向を教えてください。

今回大賞に選ばれた絵本作家のヨシタケシンスケさんの作品をはじめ、今後ロングセラーに育っていくと思われる絵本が続々と登場しました。だからこそ、かこさとしさんなど長く読み継がれているロングセラーの絵本も大切にしていきたいと改めて感じました

さっそく「2018年の人気絵本」5冊を見てみましょう。

「おしっこちょっぴりもれたろう」

(著・イラスト:ヨシタケシンスケ/出版社:PHP研究所/本体価格:1,000円+税)

■どんなお話?
ぼく、おしっこちょっぴりもれたろう。おしっこがちょっぴりもれちゃうぼくみたいな人、ほかにもいるんじゃないかな? そんなふうに思ったぼくが冒険に出かけます。

■注目ポイント
『第2回未来屋えほん大賞』に選ばれた大人気絵本作家・ヨシタケシンスケさん作品で、思わずうんうんとうなずいてしまうユーモアあふれる心温まるストーリーです。ヨシタケシンスケさんの絵本は、子どもだけでなく思わず大人もはまってしまうシュールな世界観が魅力なので、ほかの作品もぜひ読んでみてほしいです」

「みえるとかみえないとか」

(著:ヨシタケシンスケ/そうだん:伊藤亜紗/出版社:アリス館/本体価格:1,400円+税)

■どんなお話?
宇宙飛行士のぼくが降り立ったのは、なんと目が3つある人の星。そこで感じた違和感…そして、目の見えない人に話しかけてみたら、目の見えない人が見る世界は、ぼくと大きく違っていた。

■注目ポイント
「東京工業大学リベラルアーツ研究教育院准教授で、著書も多い伊藤亜紗さんの『目の見えない人は世界をどう見ているのか』という新書をもとに、ヨシタケシンスケさんがストーリーを考え絵本にしました。『違いを考える』をテーマに、自分にとっての当たり前が他人にとっての当たり前ではないという多様性について考えさせられる作品です」

「えがないえほん」

(著:B・J・ノヴァク /訳:大友剛 /出版社:早川書房/本体価格:1,300円+税)

■どんなお話?
絵本だけど絵がありません。でもなぜか子どもたちに読み聞かせると笑いが起こります。その秘密は、「書かれている言葉はすべて声に出して読む」というルールにあります。まずは、声に出して読んでみましょう。

■注目ポイント
「著者は、俳優でコメディアンのB・J・ノヴァクさん。2014年にアメリカで発売されてから、ニューヨークタイムズのベストセラーとなり、全米で70万部超の売り上げを記録した話題の本です。特別に工夫した読み方をしなくても、ママとパパが読めば、きっと子どもは大喜びです」

「もいもい」

(著:市原淳/監修:開一夫/出版社:Discover 21/本体価格:1,512円+税)

■どんなお話?
カラフルな色彩とちょっと変わったカタチの「もいもい」。「もいもいって何?」大人にはわからないけど、なぜか赤ちゃんをくぎづけにする不思議な絵本です。

■注目ポイント
『絵本を見せたら赤ちゃんが泣き止む!』と話題の絵本です。『東京大学赤ちゃんラボ』と一緒に、赤ちゃんに協力してもらいながら実験を重ね、この絵本が生まれました。丈夫でコンパクトサイズの『もいもいボードブック』は、おでかけにもぴったりです

「みずとは なんじゃ?」

(作:かこさとし/絵:鈴木まもる/出版社:小峰書店/本体価格:1,500円+税)

■どんな本?
顔を洗ったり、うがいをしたり、飲んだり…日常生活で必要不可欠な水。3兄妹と猫が、水蒸気や氷に姿を変える水を「にんじゃ」や「やくしゃ」に置き換えて、水のさまざまな性質や役割を身近な例とともに紹介します。

■注目ポイント
「2018年5月に92歳で逝去されたかこさとしさんの遺作です。代表作である「だるまちゃん」が絵本にこっそりと隠れており、かこさとしさんファンは思わず嬉しくなってしまうような仕掛けも盛り込まれています


学べる児童書がまだまだ人気継続中!

昨年に引き続き、楽しく学べる児童書が好評です。大ヒットシリーズの『ざんねんないきもの事典』をはじめ、科学的な要素のある児童書が特に注目を集めていました

「また、最大のニュースは『おしりたんてい』の大ヒットでしょう。2018年子どもの日に発表された、小学生が選ぶ第1回「子どもの本総選挙」のベスト10に2作品が入りました。また同じ時期にNHKでアニメ放映され、今まで以上に多くの子どもたちにそのおもしろさが届いたようです。昨今のネット社会で活字離れと言われていましたが、子どもたちは本を読むことが好きということを改めて感じました」

「さらに、『意味がわかるとゾクゾクする超短編小説 54字の物語』など、大人が読んでも楽しめる児童書が話題になったことも今年のポイントです」

それでは2018年の人気児童書5冊を紹介します。

「おもしろい!進化のふしぎ ざんねんないきもの事典シリーズ」

(監修:今泉忠明/出版社:高橋書店/本体価格:900円〜+税)

■どんなお話?
「アライグマは食べ物をあらわない」「弱いニワトリは鳴きたくても鳴けない」など、生き物たちのユニークな豆知識が学べます。どこから読み始めてもOK! 生き物たちの意外な一面を270文字で紹介しています。実物に忠実なゆるかわイラストと、生き物のことがわかる生態データ付きです。

■注目ポイント
「一生懸命だけど、どこか残念な進化を遂げた生き物たちを紹介しています。2016年に『ざんねんないきもの事典』が発売されてから徐々に人気を集め、第2弾、第3弾も大好評。シリーズ累計270万部突破し、販売後約2年という異例の早さでダブルミリオンを達成しました」

「おしりたんていシリーズ」

(作・絵:トロル/出版社:ポプラ社/本体価格:980円+税)

■どんなお話?
おしりの見た目がインパクト大だが、抜群の推理力が魅力の名探偵「おしりたんてい」がププっと事件を解決していく物語。助手のブラウンと共に、犯人を追い詰める必殺技で難事件に挑みます。

■注目ポイント
2012年に刊行された絵本『おしりたんてい』から始まり、児童書『おしりたんてい』は、2018年11月現在、累計300万部を突破する人気シリーズです。現在絵本6冊、児童書7冊が刊行されていて、シリーズ最新作は2018年8月に発売された『おしりたんてい みはらしそうのかいじけん』です」

「お金の使い方と計算がわかるおかねのれんしゅうちょう」

(著・監修:加藤信巳/出版社:学研プラス/本体価格:750円+税)

■どんなお話?
国内で流通する貨幣の種類を知るところからスタート。両替などの基本を学んだら、買い物風景の問題に挑戦します! 実生活で役立つお金のワークブックです。

■注目ポイント
「金銭感覚や計算能力を楽しく学ぶことができます。付属の『おかねシール』や『おかねカード』を使って、子どもたちがお金について興味を持って取り組めるようになっています。『あわせていくら』『おつりはいくら』など、日常生活の買い物などで役立ち、考えて判断する力を身につけることができます

「意味がわかるとゾクゾクする超短編小説 54字の物語」

(著:氏田雄介/イラスト:佐藤おどり/出版社:PHP研究所/本体価格:1,000円+税)

■どんなお話?
「先日研究室に送ってくれた大きなエビ、おいしかったよ。話は変わるが、例の新種生命体のサンプルはいつ届くのかね?」など、思わず笑ってしまう作品からちょっぴり怖くなるような作品までバラエティ豊か。54字の奥深さを感じます。

■注目ポイント
企画作家の氏田雄介さんが、9マス×6行の原稿用紙につづって投稿した「インスタ小説」を書籍化したものです。Twitterでは「#54字の物語」が話題となり、さまざまな投稿が寄せられました。思わず背筋が凍るような作品ばかりを集めた『54字の物語 怪』もあわせて読んでみてはいかがでしょうか」

「マインクラフトはじまりの島」

(著:マックス・ブルックス/出版社:竹書房/本体価格:1,300円+税)

■どんなお話?
すべてがブロックでできた世界に入り込んだぼく。「ここはどこ?」「ぼくは誰?」「ここで何をしたらいいの??」そんな風に考えていると、目の前にゾンビやスケルトンが現れて…。

■注目ポイント
全世界で1億4,400万本を超える大ヒットゲーム『マインクラフト』初のオフィシャル小説です。冒険心あふれるストーリーはゲームファンだけではなくとも楽しめますよ。この世界のルールを学び、工夫し、生き延びる…現実社会でも役立ちそうな最高に楽しいぼくを製作(クラフト)してみましょう」

未来屋書店が選ぶ2018年の人気絵本&児童書を紹介しました。気になる作品は見つかりましたか。対象年齢ではなく人気の作品を教えていただいたので、バラエティに富んだ絵本&児童書がそろいました。この機会にぜひ手に取ってみて下さいね。

お話を聞いたのは…

  • 未来屋書店

    イオンを中心とした全国のショッピングセンターに書店を出店。北海道から沖縄まで、全国38都道府県で展開する。店舗によっては文具売場や古本の買取・販売所、ホビー売場などを併設。2017年には「未来屋書店えほん大賞」を創設し、大賞受賞作「ノラネコぐんだんそらをとぶ」のフェアを実施した。2018年以降も秋の恒例行事として、未来まで読みつがれる絵本を未来屋書店全従業員で選考していく予定。

  • 未来屋書店WEBサイト
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