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「水辺の生き物図鑑」おすすめ6選 種類・生態・採り方・飼育も

知的好奇心を育む図鑑は、親が知らない情報や知識も多く、子供に好きになってもらいたいもの! とはいえ、たくさんの種類があって、選ぶのに困りますよね。そこで、「図鑑博士」として有名な斎木健一さんに、さまざまなジャンルの「おすすめ図鑑」を教えてもらいます。

第8回目は、海や川へのおでかけが増える時期にピッタリの「水辺の生きもの」がテーマの図鑑。カエルやザリガニ、淡水魚、貝殻まで、知っているようで知らなかった生きものの種類や生態、飼い方なども学べるおすすめ6冊をピックアップしています!

もう迷わない! ジャンル別におすすめ図鑑を厳選紹介!

【おすすめ1】こどものずかん Mio 3 いけ・かわのいきもの

(出版社:ひかりのくに/本体価格:762円+税)

カエルやアメリカザリガニ、カメやメダカなどを中心に、池や川に生息する淡水の生きものや暮らしを写真とイラストで紹介している図鑑です。卵や生長、子育てなどがきれいな写真で紹介されています。水辺に行けないときに、空想を膨らませながら楽しめる本です。

解説は、子供向けに易しい文章で書かれていて、大人が読み聞かせるなら3歳くらいから、自分で読むなら5歳くらいから楽しめるでしょう

ポイント

「ザリガニの飼い方や『たまごくらべ』など、子供たちの興味と関心を引き出す話題のほか、自然環境を守る大切さや必要性を子供にもわかりやすいクイズ形式で解説するなど工夫が施されています」

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【おすすめ2】これなあに? かたぬきえほん(8) うみのいきものかくれんぼ

(出版社:ポプラ社/本体価格:880円+税)

イルカやカニ、ウミガメなど海に暮らす生きものをイラストで紹介している絵本図鑑です。生きものの色や模様だけが描かれているページの上に、生きものの形に切り抜かれたページを重ねると、その生きものが現れる仕掛けです。当てっこ遊びも楽しめます」

「1歳〜3歳くらいが楽しめる1冊です。コンパクトサイズなので、おでかけ時の持ち歩きにも便利です。また、本格的な『しかけ絵本』とは違い、ページを折り曲げたりする仕様ではないため、破れにくいところもうれしい点です」

ポイント

色や模様を見ただけではわからないのに、切り抜きページを重ねたとたんに生きものが見えてくるので、子供が驚いたり、喜んだりする表情も見られて楽しめます。『何がいるのかなー?』と話しながら読み聞かせをしてあげてください」

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【おすすめ3】NEO POCKET 9 水辺の生物

(出版社:小学館/本体価格:950円+税)

淡水にいる身近な生きものを紹介した図鑑です。ページ構成は、川の上・中・下流や池、沼、湖、水田など、9つの環境別になっていて、各環境に生きものがまとめられています。掲載種数も約570種と多く、体の特徴や似た種との見わけ方、生態の違いなど本格的な内容で、小学校低学年以上におすすめです」

同シリーズで『海辺の生物』もあります。また、『NEOシリーズ』にも『水の生物』という図鑑がありますが、まったく違う図鑑です。NEOシリーズ版は、身近な生物から普段ほとんど目にすることがない生きものまで幅広く掲載しています。書店で見比べてみてくださいね」

ポイント

「持ち運びに便利なサイズです。オタマジャクシやヤゴの一覧表もあり、田んぼのまわりや小川などに行く際に持参すると、観察しながら確認できて便利です」

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【おすすめ4】ちいさないきものずかん みつけた! 水べのいきもの

(出版社:童心社/本体価格:1,400円+税)

川や沼など、普段の生活圏で手軽に触ったり飼ったりできる身近な生きものを紹介している図鑑です。ザリガニやカエル、カメ、メダカなどの生態や捕まえ方のほか、飼い方もシンプルでコミカルなイラストで説明されています」

ポイント

タニシのオス・メスの見分け方や、メダカの体の色を変える方法など、大人も興味を持つような深い豆知識も掲載されています。読み聞かせながら一緒に見る場合は3歳くらいから、5歳くらいであれば自分で読んで楽しめます」

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【おすすめ5】はまべでひろったよ

(出版社:ひさかたチャイルド/本体価格:1,300円+税)

「『海へきた! たくさん探そうね。なにが見つかるかな…』という文章から始まる写真図鑑です。兄妹で砂浜に行き、打ち上げられた海藻や貝殻を拾って楽しむという設定で、拾い集めたものが、どこからやってきたのか、もともとどういう物だったのか、どうしてこんな形になったのかについて解き明していきます

「説明文はひらがなで、内容も易しく書いてあります。絵本のように読み聞かせもできる図鑑なので、1歳から小学校低学年まで幅広い年齢の子供が楽しめます

ポイント

「砂浜に打ち上げられた貝殻などを拾う遊びは、水辺の遊びの中でも安全性が高く、幼児でも楽しめます。注意点や持ち物について紹介しているページもあるので、海へ行く前に親子で読んで、一緒に準備をするとより楽しめるでしょう」

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【おすすめ6】海辺で拾える貝ハンドブック

(出版社:文一総合出版/本体価格:1,400円+税)

「同じく貝をテーマにした図鑑です。こちらは、約150種類の貝殻を掲載していますが、岩にぶつかったりして割れてしまい、色や模様が変わった貝殻も載っています。海辺で多くみられる『すり減って見かけが全く変わった貝殻』なども名前を調べることができて便利です」

「薄くて小さいサイズなので、ぜひポケットに入れて出かけてください。貝を拾ったときに、子供と1ページずつめくり、絵合わせをしながら名前を調べてみましょう。名前を知ることや、わかることが楽しくなる5歳くらいから大人まで楽しめます」

ポイント

見た目の美しさや種類の多さからみても、浜辺で拾えるものの王様はやはり貝殻です。海へ出かけた際に、砂浜で打ち上げられているたくさんの貝を集めて名前を調べて見ましょう」

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「魚やカメ、エビやカニなど、水の中にはさまざまな生きものがいます。匂いや音もあまりしないので、家の中でも比較的簡単に飼うことができます。ですが、水の生きものを見つけに川などに行く時は、水の事故に十分注意しましょう。水遊びにはライフジャケット着用が安全です。保護者もライフジャケットを着て、『着るとかっこいいよ!』と誘ってみてください。子供も嫌がらずに着ると思います」

海や川、湖、池、田んぼなど、「水辺」の場所は意外と多くあります。目を凝らして細かく探せば、たくさん生きものと出会えそうです。親子で生物を見つけたら、ぜひ図鑑を活用してみてください。名前がわかるだけでも、新鮮な驚きがあるかもしれませんよ。

次回は「飼う」をテーマにした図鑑を紹介します。お楽しみに!

お話を聞いたのは…

  • 千葉県立中央博物館・生態学・環境研究科長 斎木健一さん

    1962年、神奈川県生まれ。理学博士。幼い頃は、どのクラスにもいる「昆虫博士」。大学では化石、職場では植物、男の子3人の育児を通して魚を飼い、野鳥を眺めるなど、次第に守備範囲を拡大。専門分野は古植物学・植物学・理科教育。千葉県いすみ市の植物調査で新種のイスミスズカケを発表したり、「なぜ図鑑で植物の名前を調べるのが難しいのか」についての研究結果を学術雑誌で発表するなどの研究成果を残す。2014年に『図鑑大好き!』出版、2015年には職場での図鑑企画展担当をきっかけに、人気番組『マツコの知らない世界』に出演。

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ライター紹介

宮平なつき

フリーライター。美容、健康、ダイエット、恋愛、結婚、子育て、教育、インテリアなど、“女性のライフスタイル”にまつわる記事や著名人のインタビュー記事を主に執筆。趣味は、スポーツ観戦と旅行。最近の最も気になることは、甥と姪の成長。

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