眼に入れても痛くないほど、愛おしい0歳の我が子。お家の中だけじゃなくて、どこかに一緒に遊びに行ってみたいけど、どうすれば赤ちゃんにストレスなくお出かけが楽しめるのかお悩みの新米パパ・ママさんは多いはず。そこで、いこーよでは0歳児の赤ちゃんとのお出かけを楽しむためのコツを発達心理の専門家の石崎先生、保育現場の専門家の佐藤先生、外遊び専門家の栗田先生の御三方にお話をお伺いしました。
ただし、0歳児のおでかけは、ミルクやおむつ、ベビーフードなど持ち物が多かったり、赤ちゃんが急にぐずったりと、心配事が多いのも事実。そのため、最初から張り切って遠くまで出かけようとすると、親の負担が大きくなり、いつも以上に疲れてしまうかも。まずは抱っこして家の周りを少し歩くだけでも立派なおでかけ。パパ・ママと赤ちゃんが一緒に楽しく過ごせればそれで十分。がんばり過ぎないことが大切です。
さらに、旅行など遠出をする場合は準備段階から大変ですが、計画を立てたり、準備をしたり、行く途中の車や電車の中のからの風景を見たりすることも、楽しむ気持ちで出かけましょう。
赤ちゃんが一緒の場合は、予定通りにいかないのは当たり前。大人同士なら数時間で着く場所も、余裕のあるスケジュールを立てて、あえて途中で1泊してみてもいいかもしれません。大人は、開けたらすぐ目的の場所になっているような、「どこでもドア」があれば便利なのに……と最小限の時間で移動したくて効率を優先して考えがちですが、途中で車をとめて景色を見たり、サービスエリアで遊んだり、着くまでの道のりも楽しめるようになると、親子のおでかけがより楽しいものになりますよ。
0歳児は、親の顔の動きや形態はもちろん、親が自分に対して応答的なコミュニケーションをとってくれるかということに対してとても敏感です。
0歳の乳児とのおでかけであっても、連れ出す親が楽しめているかどうかを子どもは感じとっています。そのためにも、親はリラックスしておでかけを楽しみ、楽しいことを笑顔で赤ちゃんに小声で話しかけるなどの働きかけをすることは、子どもの感性やコミュニケーション力の発達にとても重要です。
「家から近い身近な場所で、豊かな経験ができるところを見つけましょう。例えば、公園の芝生。初めて芝生の上に座って、その芝生の感触を感じながらハイハイする。子育てセンターなどの広い屋内で、端から端まで思いっきりハイハイで動く。それだけでも、赤ちゃんにとっては刺激的な経験です。」(佐藤先生)
そのか弱さ故に、つい、神経質になってしまいがちな0歳のお出かけですが、赤ちゃんはむしろお出かけすることで生じる親子のコミュニケーションや外での刺激を楽しみにしているよう。
親子共にリラックスした楽しいお出かけを沢山して、赤ちゃんにいい経験をいっぱい積ませてあげたいものですね。
0歳の赤ちゃんのお出かけ探し1歳の赤ちゃんのお出かけ探し
0歳の赤ちゃんだって、パパやママとのお出かけは楽しい!!
0歳の頃は、まだお昼寝の時間も長く、生活のリズムが整っていないため、お出かけすることをためらうパパ・ママも多いと思います。それに、まだ物心ついていない赤ちゃんを連れ出しても記憶に残らないし、あまり楽しめないのでは……? なんて疑問もわいてきますよね。でも、この時期の赤ちゃんだって、パパやママが楽しく過ごしている時の笑顔はわかります。いつもと違った環境で、家事から解放されてリラックスしているママの表情、仕事のことを忘れてわが子と楽しんでいるパパの表情を見ることが、赤ちゃんにとって一番楽しい経験なのです。ただし、0歳児のおでかけは、ミルクやおむつ、ベビーフードなど持ち物が多かったり、赤ちゃんが急にぐずったりと、心配事が多いのも事実。そのため、最初から張り切って遠くまで出かけようとすると、親の負担が大きくなり、いつも以上に疲れてしまうかも。まずは抱っこして家の周りを少し歩くだけでも立派なおでかけ。パパ・ママと赤ちゃんが一緒に楽しく過ごせればそれで十分。がんばり過ぎないことが大切です。
さらに、旅行など遠出をする場合は準備段階から大変ですが、計画を立てたり、準備をしたり、行く途中の車や電車の中のからの風景を見たりすることも、楽しむ気持ちで出かけましょう。
赤ちゃんが一緒の場合は、予定通りにいかないのは当たり前。大人同士なら数時間で着く場所も、余裕のあるスケジュールを立てて、あえて途中で1泊してみてもいいかもしれません。大人は、開けたらすぐ目的の場所になっているような、「どこでもドア」があれば便利なのに……と最小限の時間で移動したくて効率を優先して考えがちですが、途中で車をとめて景色を見たり、サービスエリアで遊んだり、着くまでの道のりも楽しめるようになると、親子のおでかけがより楽しいものになりますよ。
0歳の赤ちゃんの心と体とは?
0歳でも、親の表情や状態を敏感に認識している!?
ある実験では、生後4か月の乳児と大人がコミュニケーションをとっているときに、大人が急に無反応や無表情な行動をとると、それに反応して乳児もネガティブな表情をしたり、顔を見ないようになったりすることが報告されています。0歳児は、親の顔の動きや形態はもちろん、親が自分に対して応答的なコミュニケーションをとってくれるかということに対してとても敏感です。
0歳の乳児とのおでかけであっても、連れ出す親が楽しめているかどうかを子どもは感じとっています。そのためにも、親はリラックスしておでかけを楽しみ、楽しいことを笑顔で赤ちゃんに小声で話しかけるなどの働きかけをすることは、子どもの感性やコミュニケーション力の発達にとても重要です。
0歳児に適した自然遊びとは?
抱っこをして一緒に外に出るだけでも十分赤ちゃんは刺激を受けています。お座りができるようになったら、公園であえてシートを敷かずに、芝生や枯葉の上に直接座らせてみたり、ハイハイさせてみては。その感触、においが大きな刺激になると思います。歩けるようになるまでは、「ふれること」自体が大きな自然体験だと考えています。腰が据わったらベビーキャリー(背負子)に載せて、一緒にハイキングしても。(栗田先生)パパ・ママの気になるお悩みに専門家がアドバイス!
0歳児とのおすすめのおでかけ場所は?
「0歳のうちは、家から近くて、散歩がてら行ける公園などで、親子でゆったり過ごしましょう。出かけたことで、お母さんがリフレッシュできるかどうかも重要です。」(石﨑先生)「家から近い身近な場所で、豊かな経験ができるところを見つけましょう。例えば、公園の芝生。初めて芝生の上に座って、その芝生の感触を感じながらハイハイする。子育てセンターなどの広い屋内で、端から端まで思いっきりハイハイで動く。それだけでも、赤ちゃんにとっては刺激的な経験です。」(佐藤先生)
ベビーカーを嫌がります。抱っこでも子どもは楽しめていますか?
「赤ちゃんが楽しいと感じるのは、お母さんやお父さんの笑顔やリラックスした気持ちを見たり感じたりした時。赤ちゃんは、親の気持ちや表情を敏感に感じているものなのです。だから、親がリラックスできて楽しいと思える場所へおでかけすれば、ベビーカーでも抱っこでも、赤ちゃんは楽しんでくれますよ。」(石﨑先生)そのか弱さ故に、つい、神経質になってしまいがちな0歳のお出かけですが、赤ちゃんはむしろお出かけすることで生じる親子のコミュニケーションや外での刺激を楽しみにしているよう。
親子共にリラックスした楽しいお出かけを沢山して、赤ちゃんにいい経験をいっぱい積ませてあげたいものですね。
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