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クリスマスや誕生日、1歳の赤ちゃんもケーキは食べれるの?

もうすぐ待ちに待ったクリスマス♪ 離乳食も仕上げにはいった1歳児のママは、初ケーキを心待ちにしている方も多いのでは? でも、ちょっと心配なのが生クリームやチョコレート。甘くておいしいけれど、赤ちゃんに与えても大丈夫でしょうか?

生クリームやチョコレートを食べさせても大丈夫?

ネットには「離乳食×クリスマスケーキ」のレシピもぞくぞくとお目見えしていますが、砂糖や脂肪分がいっぱいの生クリームやチョコレートは、1歳児が食べても問題ないのでしょうか? 子どもの栄養教育に詳しい帝京科学大学教授・上田玲子先生に伺いました。

乳脂肪である生クリームは、他の脂肪に比べて消化吸収しやすいため、アレルギーでなければ問題はありません。チョコレートが含まれているものでも、少量でしたら大丈夫。とはいえ、量は控えめにするのがポイントです。」

1歳の赤ちゃんが1日に摂取してよい油脂量の目安は?

生クリームもチョコレートも、どちらも油脂がメインの食材ですよね。では、1歳児が1日に摂取してよい油脂量の目安とは?

食事の時に摂取する量も含めて、油脂は1日5g程度にとどめるのが理想です。生地にバターなどの油脂を使わず、他の食事にも使わなければ、ケーキのトッピングで5g程度の油脂の利用が可能ということです。」

「ただ、生クリームに限って言えば、一般の油脂(オリーブ油、サラダ油、ごま油など)とちがって水分が含まれているので、倍量の10gまでは使えます。」

おやつとして摂取できる砂糖の量は?

生クリームといえば、砂糖もつきもの。1歳児が摂取できる砂糖の量とは?

一般的なホイップクリームには、100gあたり18g程度の糖分が含まれていて、1歳〜2歳に与えられるのは小さじ1杯〜2杯くらいまでになります。ちょっと舐めさせる程度が理想なんですね。チョコレートも、1〜2歳の子どもが1日に摂取していい目安は“1かけら程度”です。でも、クリスマスや誕生日といった年に数回のことであれば、少しくらいは大目にみても大丈夫ですよ。」


市販のケーキはどのくらい食べられる?

生クリームはぺろっと舐めるくらいがベスト。ということは、市販のケーキを与える場合、赤ちゃんにショートケーキ1つ食べさせちゃうのはNGですよね。どのくらいの量が目安なのでしょう? 

「カロリー量で考えると、1歳〜2歳児のおやつのエネルギー量は1日あたり男児が145kcal、女児が135kcalが目安です。牛乳100mlと組み合わせた場合、ケーキで摂取していいエネルギーは78kcal〜68kcalになります。では、市販されているケーキのカロリーはどのくらいなのか。その一例を下記にまとめてみました(※)。」

  • クリスマス 苺のプレミアムショート 340 kcal
  • クリスマス プチノエル・生 368 kcal
  • 苺のショートケーキ 333 kcal
  • チーズスフレケーキ 340 kcal
  • Wクリームモンブラン 449 kcal
  • プリンアラモード 365 kcal
  • グランガトーショコラ 420 kcal
  • フルーツタルト 314 kcal
  • 北海道ベイクドチーズ 378 kcal

(※ケーキ別カロリーを公表している洋菓子店「スイートガーデン」を参照)

「こうしたケーキの場合、1歳児が食べられるのは3分の1から4分の1以下です。生クリーム系のケーキの中でもチョコレートが加わったものは、さらにカロリーが高くなりますし、生クリームを使っていなくても、食べごたえのあるベイクドチーズケーキはスフレタイプよりも高エネルギーですから、食べられる量はさらに少なくなります。」


1歳児も安心! 手作りクリスマスケーキのアイデア

一方、手作りを検討中のママに、おすすめの方法はありますか?

手作りの場合は、生クリームの代わりに水切りヨーグルトを使ってみてはいかがでしょう。ヨーグルトとカッテージチーズを混ぜると、より生クリームっぽくなるのでおすすめです。」

ヨーグルトはプレーンタイプが理想ですが、おいしさからいうとフルーツヨーグルトで作ると甘みもありつつ健康的だとか。

「また、ホットケーキを重ねてフルーツを乗せるのも手。ホットケーキミックスに牛乳を混ぜて、蒸し器で蒸しパンにするとよりヘルシー。最近は電子レンジに入れるタイプの蒸し器も登場していますね。イチゴやミカンをのせてもよいですし、リンゴを電子レンジ加熱して焼きリンゴ風にしてはさむのもおいしいですよ!」

もちろん、ベビーフード会社の離乳食期専用商品を利用するのも◎。1歳児向けの手作りケーキセットなども販売されています。

我が子のテンション急上昇! ケーキの“形”にも注目!

味がすべてかと思いきや、赤ちゃんにとっては“形”も重要だと上田先生。

「生クリームをたっぷり使ったものより、ホットケーキにパンダやウサギ、アンパンマンなどかわいい型を抜いて作ったほうが喜んでくれる確率が高まります。その場合、生クリームはトッピングで使うぐらいでちょうどいいのです。」

「また、この時期は“手づかみ食べ”の時期なので、クレープ風にして手で食べられるようにすると喜びます。クレープの中身をベビーフードのフルーツの瓶詰めにすれば市販のジャムよりカロリー控えめですよ。」

ケーキの食べ過ぎを防ぐためにも、お楽しみは食後が鉄則。それまではケーキを見せないことが大切だそう。また、10時や15時など食事に影響しないおやつタイムに与えるようにするのもおすすめです。とびっきりの記念日を楽しんでくださいね。

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お話を聞いたのは…

  • 上田玲子先生

    帝京科学大学こども学部幼児保育学科教授ほか、山梨大学、東洋英和女学院大学の非常勤講師など、多くの顔を持つ。専門分野は 母性・小児栄養、栄養教育。『健康教育 ヘルスプロモーションの展開』『新版 子どもの食生活』、『よくわかる離乳食』『はじめての離乳食と幼児食』など著書多数。ヘルシーな食事と豊かな時間を提案するブログ「れいこのあったかサロン」やフェイスブックを更新中。

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ライター紹介

矢口 あやは

1983年生まれ。大阪府出身。フリーライターとして活動する傍ら、生き物の世界に魅せられて、狩猟免許を取得。沖縄から北海道まで、国内の自然と動物を訪ね歩いています。現在は、世界一周を目指して貯金の日々。

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