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不用な子ども服はスマホで売る!フリマアプリ3選

掲載日: 2016年6月2日更新日: 2017年5月16日高柳涼子

まるでフリーマーケット(フリマ)のように、ネット上で一対一の個人間取引ができる「フリマアプリ」。洋服1枚から、費用も手間も時間もかけずにスマホで簡単に出品できるので、子育て中のママが子ども服を売るのに人気だとか。そこで、フリマアプリの基本的な使い方と、特に子育て中のママにおすすめのフリマアプリ3つをご紹介します。

忙しいママにおすすめ!魅力が満載の「フリマアプリ」

すぐにサイズアウトしてしまう子どもの服や靴。大人にくらべて着用期間が短いぶん傷みも少ないので、誰かに活用してもらえたら嬉しいですよね。

リサイクルショップに持ち込む、近所で開催されるフリマに出店して売るなどの方法もありますが、幼い子どもがいると、たくさんの洋服を抱えての外出は手間や時間がかかり、フリマイベントでは出店料がかかることも…。また、友達に譲る場合にも、身近な人だとお互い気を遣ったり、あげたいときに希望サイズが合う人がいない場合があるというデメリットがあります。

その点、フリマアプリを使えば、洋服1枚から無料で出品可能。配送以外のすべての手続きがネットで完結できるうえ、全国の人を対象に次の持ち主を探すことができます。

フリマアプリとネットオークションは何が違うの?

ネット上の個人間取引にはオークションもありますが、この2つは価格のつけ方が異なります。

簡単にいえば、
・ネットオークション→購入者が金額を決める
・フリマアプリ→出品者が金額を決める

というイメージです。

ネットオークションはほしい人が希望金額を入札していき、最も高い金額で入札した人が購入できるシステムなので、終了時まで価格が変動します(変動価格)。一方、フリマアプリでは、出品者が決めた値段で買いたい人が購入するシステムなので、基本的に購入金額は変動しません(固定価格)。ただし、フリマアプリでは値下げを交渉される場合もあり、その点は実際のフリマに近い感覚といえそうです。

ネットオークションは終了直前まで他の購入希望者と入札競争をする手間が必要ですが、フリマアプリならいつでも自分が好きなタイミングで購入が可能。家事や育児に忙しいママに人気なのもうなずけます。買ってくれる人が見つかるチャンスも増えそうですね。


フリマアプリでどうやって出品するの?

専用アプリを使えば写真を撮影して必要項目を入力するだけで、わずか数分で出品が完了できるのが、フリマアプリの大きな魅力。発送以外はアプリだけで完結するので、まとまった時間が取れない人も大丈夫です。

また、個人間取引では金銭のやり取りに不安を覚えるものですが、フリマアプリは購入者から商品代金を運営会社が預かり、取引(商品の到着確認)が完了してから出品者に支払うような仕組みで、安心して取引できます。

実際に販売するステップは大きく分けて5つです。

STEP1 商品の撮影

専用アプリ内からスマホのカメラで商品を撮影(撮影済みの画像も使えます)。画像編集や補正もそのままアプリでできるので、魅力的な写真を手間なしで準備できます。実物を手に取れないネットの取引ではとても助かりますね。

STEP2 出品

商品名や商品の状態、価格などを入力して、配送方法や決済方法などの情報を項目ごとにプルダウンで選べばOK。アプリ内のヘルプやコツ紹介も充実しているので、初めてでもスムーズです。

STEP3 購入者決定

商品が購入されると、通知が登録のメールアドレスに届くので、発送予定日などを購入者に報告のうえ、発送準備を進めます。

STEP4 梱包・発送

商品を自分で梱包して発送します。「らくらくメルカリ便(メルカリ)」や「フリルあんしん補償付きネコポス(フリル)」「ラクマ定額パック(ラクマ)」など、アプリ独自の配送サービスを上手に利用すれば、宛名書きせずに全国一律料金で発送できて便利です。

STEP5 入金

購入者が商品を受け取り「評価」を送ると、運営会社から入金されて取引完了です。売上金はポイントの形で受け取り、アプリ内での買い物にも使えるのはもちろん、銀行振込で現金として受け取ることもできます(一定金額以下は振込手数料がかかる場合も)。


子育てママにおすすめのフリマアプリ3選

数多く存在するフリマアプリの中から、ここでは特にママにおすすめのアプリ3つをご紹介。すべてiPhone・Androidの両方の端末に対応し、登録料・利用料・出品料は無料です(※サービスによっては、販売手数料がかかる場合があります)。

多くの人に見てもらえる!フリマアプリ最大手「メルカリ」

「メルカリ」は2016年5月時点で国内2,800万ダウンロードを超え、毎日数十万点以上が出品されるという、フリマアプリの最大手。利用者数が多いので、多くの人に商品を目にしてもらえます。決済方法・配送方法が豊富なので、取引相手の要望に応えやすいのも魅力。出品時に「らくらくメルカリ便」を指定しておけば、出品者・購入者どちらも匿名のまま配送可能です。

メルカリ

〈販売手数料〉売上の10%
〈設定可能価格〉300円〜99万9999円
〈売上の受け取り〉銀行振込※売上残高211円以上で申請可能、1万円未満は振込手数料210円

「メルカリ」のサービス詳細はこちら

丁寧な取引ステップで満足度が高い「フリル」

「フリル」はもともと女性向けファッションに特化していたため、ファッションに強いのが特徴。子ども服もカテゴリ分けが細かく、ブランド名での検索も可能です。出品者に事前に購入希望を申請するシステムで、評価などを参考に取引相手を選べるのも安心。気に入った出品者を購入者が「フォロー」できるので、リピーター獲得も狙えそうです。

フリル

〈販売手数料〉売上の10%
〈設定可能価格〉300円〜50万円
〈売上の受け取り〉銀行振込※売上残高1,000円以上で申請可能、1万円未満は振込手数料210円

「フリル」のサービス詳細はこちら

1分で出品、手数料無料!とにかく気軽な「ラクマ」

ネットショッピングの大手「楽天」が運営し、購入には楽天スーパーポイントも使えます。「ラクマ」は販売手数料がかからないのが出品者にとって最大のメリット。また、売上金を現金で受け取る場合、銀行振込までの時間が短い(最短当日〜翌々営業日振込)のも嬉しいポイントです。写真1枚・商品説明文なしでも出品できるので、わずか1分で出品することも可能です。

ラクマ

〈販売手数料〉無料
〈設定可能価格〉300円〜29万円
〈売上の受け取り〉銀行振込※1万円未満は振込手数料216円

「ラクマ」のサービス詳細はこちら

似ているようでいてサービスごとにさまざまな特徴がある「フリマアプリ」。どのアプリも初心者でも簡単に使うことができるので、実際使ってみて出品しやすさや使いたい配送方法などを比較して、自分に合うアプリを見つけましょう。

夏服への衣替えの時期。思い出がつまった子どもの服や靴が新しい持ち主のもとで活躍してくれることを祈りつつ、すっきりと夏を迎えたいものですね。

ライター紹介

高柳涼子

雑誌編集部勤務を経てフリーランスに。ライティングと校正を中心に、ときどき編集もやる3児の母です。これまでに関わった分野は、求人、進学、ウェディング、アート、手芸、田舎暮らし、食育、仏教、料理など。

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