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どこまでOK?ベビー服・子ども服の「おさがり」事情

掲載日: 2016年8月15日更新日: 2016年9月1日水谷 映美

子どもの服ってすぐにサイズアウトしてしまうもの。そこで活用したいのが「おさがり」ですが、古着に抵抗があるという声もよく耳にします。そこで、「どこまでOK?みんなの子ども服おさがり事情」について、「いこーよ」ユーザーにアンケートを実施しました!

「おさがり」って気にする?気にしない?

まずは、「子どもにおさがりを着せていますか?」と聞いてみたところ、次のような結果が。

(単一回答、N=248)

おさがりを着せているという人は、248人中199人! 約8割の人がおさがりを利用しているということがわかりました。多くのママ・パパが、おさがりを有効活用しているようです。

みんな「おさがり」はどこで手に入れてるの?

続いて、「おさがりを着せている」と回答した人へ、「おさがりの入手先はどこですか?」と尋ねてみました。その回答結果がこちら。

(複数回答、N=199)

もっとも多かったのが「兄弟姉妹」「親戚」、続いて「友達や会社仲間の子ども」から頂くケース。いずれも、身近な知り合いのお子さんのおさがり、というのが共通点です。

4位以下はぐっと数が減って、「フリーマーケット」(対面・メルカリなどのWEBサービス共に含む)、「リサイクルショップ」「ネットオークション」と続きます。今流行のフリマアプリやネットオークションの利用はママにも広がっているようです。

「その他」の回答としては、「地域のイベントでの物品交換会」、「児童館のリユース」、そして「自分のおさがり」という回答も!

続いて、おさがりとしてもらいたい服のボーダーラインを調査! 下着のおさがりはアリ? ナシ?


「おさがり」はどこまでOK?パパママたちの本音

おさがりを利用している人たちは、どこまでならOKなのでしょうか? こちらもアンケートで尋ねてみました。

(複数回答、N=199)

結果を見ると一目瞭然。コート、ジャケットなどの「アウター」、Tシャツ、ズボン、スカートなど「インナー」、そしてカバンや靴、帽子などの装飾品はOK! という人が大多数。一方で、パンツ、靴下、肌着などの「下着」に関してもOKという人は199名中52名。直接肌に身につける物のおさがりは少々気になるという人が多いようです。

「おさがり」はNG!その理由とは

多くの人が上手に利用しているおさがりですが、一方で約2割の人が「子どもに着せていない」と回答しています。その理由についても聞いてみました。

兄と妹だから。(TAママさん/12歳男の子・7歳女の子のママ)
一人っ子なので、おさがりがない。(かーさん/4歳男の子のパパ)
双子なので、古着だとおそろいの服がない。(ずびさん/5歳双子の女の子のパパ)
もらうような親戚の子どもがいないから。買うなら新品でも安い服はいくらでもあるから。(M・Tさん/10歳男の子のパパ)
小さい頃はよくいただいて着ていたが、今はもらうことがない。(ぶーじさん/9歳女の子のママ)

「一人っ子だからおさがりがない」、「近くにおさがりをもらえる親戚がいない」、という、そもそもおさがりをもらえる環境ではないという回答が目立ちます。また、「きょうだいの性別が違うためおさがりとして活用できない」、「双子でお揃いの服を着せているため、同じものを2点おさがりで手に入れるのは困難」など、子どもの事情でおさがりを活用しにくいという声も。


こだわりを優先させたいから自分で選びたい!

また、ファッションにこだわりがあるママの意見も。年齢が大きくなると子どもの好みも関係してくるようです。

自分の好みで、子どもには似合う服を着せたいので。(ゆきんきさん/7歳男の子のママ)
はじめての子どもなので。2人目になればおさがりを利用すると思いますね!(Hままさん/1歳男の子のママ)
おさがりだとデザインが古いことも。セールとかで購入すればそれ程高くないので、新品が良いです。(MAOさん/4歳女の子のママ)
姉妹でお揃いの洋服を買うことが多いので。(ひなともさん/11歳・8歳/女の子のママ)
子どもが嫌がるから。(みきんこさんさんさん/10歳男の子のママ)

特に一人目には新品を着せたい、と思っているパパやママが多く見られました。今は子供服のデザインも豊富なので、兄弟姉妹でリンクコーデしたり子どもと一緒におしゃれを楽しみたいというママも多いようです。また、最近は安く洋服が買えるお店が多いことも、おさがりを着せていない理由のひとつでした。

保育園や幼稚園に通いだすと着替えがたくさん必要になるので、上手に利用すれば経済的にもとても助かる「おさがり」。実際、多くの人が賢く利用していることがわかりました。洋服を選ぶママも、それを着る子供も、納得できるものを「お得に賢くゲット」できるといいですね。

ライター紹介

水谷 映美

1979年生まれ。出版社勤務、受付嬢、社長秘書を経て、現在はwebを中心にライターとして活動中。男・女・女の3児の母。気になることは何でも試してみないと気が済まない典型的B型女子。子育て世代のリアルな声を反映した記事を得意としている。

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