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「ワーキングマザー」お悩みランキング!働くママゆえの苦労とは

掲載日: 2016年11月2日更新日: 2016年11月2日水谷 映美

子育てをしながら働くワーキングマザー(ワーママ)。毎日時間に追われながら生活する中で、いろいろと悩みや苦労は尽きないものです。そこで今回は、「いこーよ」ユーザーの中のフルタイムで働くママたちに「仕事と育児の両立で困っていること」について聞いてみました。

働くママはこんなことに困っています!

(単一回答、N=430)

まずは、フルタイムで勤務しているママたちに「仕事と育児の両立で苦労していることはありますか?」と聞いてみました。その結果、「ある」と答えた人が75%と、じつに7割を超えるママたちが、仕事と育児、そして家事をこなしていく中で、苦労していることがわかりました。


子どもの急な体調不良時が特にピンチ!

では、具体的にどんなことに苦労しているか聞いてみると、次のような結果になりました。

(単一回答、N=292)

ワーママお悩みランキング第1位:子どもの急病時に休みがとれない

最も多かったのは、「子どもの急病時に休みがとれない」でした。子どもは急に熱を出したり体調を崩したりするもの。特に冬場は風邪やインフルエンザなどが保育園、小学校で流行します。きょうだいがいると順番に病気になってしまうことも多く、職場で休みが取りづらいという声が多数寄せられました。

0才から保育園に入園し、年子だったので、最初は病気の移し合いで、仕事はほぼできなかった…。(あるるさん/5歳・4歳女の子のママ)
子どもの病気が続いて、私自身も感染してしまい、親子で共倒れしてしまいました…。実家に預けても実家の両親が体調を崩してしまうなど、風邪が流行っている時期は死ぬかと思うほど大変でした。(Y・Mさん/7歳・1歳男の子のママ)

ワーママお悩みランキング第2位:帰宅後の家族の料理

続いて多かったのが、「帰宅後の家族の料理」。どんなに疲れて帰ってきても、夕食作りは避けては通れない家事のひとつですよね。

通勤、勤務、保育園へのお迎えで疲労がピークなのに、帰宅後も「第2ラウンド」という感じで、休む間もなく食事作りに突入…。月曜から5日分の疲れがたまる金曜には、倒れそうになりながらも、なんとか持ちこたえてます。(みゆきんぐさん/3歳・0歳男の子のママ)

ワーママお悩みランキング第3位:自分の趣味の時間がとれない

第3位は、「自分の趣味の時間がとれない」。子どもと家のことをこなすので精一杯、とても自分のための時間はとれないというママが多いようです。

仕事から帰ったら寝るまで家事、育児。自分が休みの日は保育園が休みで、一日中家事、育児。子どもが寝たら自分のことをしようとするけれど、自分も寝落ちしてしまう。結局自分のことができないまま働きっぱなしで、月日が流れている。(るーはーさん/2歳男の子のママ)

以降も「洗濯・掃除などの家事」と、ママたちは帰宅後も家事に追われ、やはり自由な時間がないと感じているようです。そして「子どもとの会話が少ない」、「夫婦間の会話が少ない」など、家族とのコミュニケーションが少ないことに悩んでいるママも多くみられました。


ワーキングマザーならでは!私の苦労エピソード

具体的にどんな苦労があるのか、エピソードを募集したところ、さまざまなママたちの心の叫びが集まりました。

仕方がないとはいえ、ツライ…

初めての運動会に出席できずに、子どもから「ママきらい」と言われたこと。(K・Mさん/4歳男の子・1歳女の子のママ)

一人で怖い思いをさせてごめん!

残業で帰りが遅くなり、子どもを一人で留守番させてしまい、「怖いから早く帰ってきて」と何回も電話があった。(Blueさん/12歳・9歳女の子のママ)

突然の訪問は困ります…

部屋が汚すぎて、子どものお友達やママ友を部屋に呼べない。(I・Mさん/12歳女の子・10歳男の子のママ)

どのママも、いろいろな苦労を抱えていることが今回のアンケートで明らかになりました。ワーキングマザーの皆さんは、「うちもそうそう!」と共感できるものがあったのでは?

仕事と育児を両立するための秘訣

最後に、ママたちに聞いた「仕事と育児を両立するために工夫していること」をご紹介します。

ほんの少しの時間でも、子どもとコミュニケーションを!

仕事で疲れたからといって子どもとの会話を減らさないようにしています。1日1回は必ず「保育園はどうだった?」と聞きます。(ななてゅんさん/4歳男の子のママ)

やはり夫婦で協力することが第一!

夫との家事分担。夜10時までは夫婦で家事ときめて、ひたすら動き、その後は2人でフリータイム。(ysさん/0歳女の子のママ)

子どもの病気対策は抜かりなく!

市内のほとんどの病児保育に登録している。(あっこさん/9歳・6歳男の子のママ)

家庭内に、第二第三のママを育てるのも大切!

主人やお兄ちゃんお姉ちゃんに、とっさの家事ができるように褒めて育て上げる。(I・Mさん/3歳男の子・1歳女の子のママ)

「仕事も家事も育児もすべて完璧にこなすのは無理!」と、ある程度手を抜いたり、肩の力を抜いたりすることも大切、という意見もありました。毎日必死に頑張っているママの姿を、子どもはちゃんと見ています。あまり無理をしすぎず、家族や周囲にサポートしてもらいながら、できるだけ毎日笑顔で過ごせるといいですね!

ライター紹介

水谷 映美

1979年生まれ。出版社勤務、受付嬢、社長秘書を経て、現在はwebを中心にライターとして活動中。男・女・女の3児の母。気になることは何でも試してみないと気が済まない典型的B型女子。子育て世代のリアルな声を反映した記事を得意としている。

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