毎年夏休みの宿題として小学生の子どもたち、そしてパパママを悩ます「自由研究」。子ども1人で準備してレポートにまとめるのはハードルが高く、作業を手伝う親も多いよう。そこで、具体的な自由研究のサポート方法と2017年に予定している自由研究テーマを「いこーよ」ユーザー264人にアンケートで聞きました!
手伝う親が半数以上 親子のコミュニケーションにも!
「いこーよ」では、2014年〜2016年に夏休みの宿題に関するアンケートを実施。その結果、夏休みの宿題を手伝う親は約8割、親が手伝う宿題NO.1は自由研究だということがわかりました。
夏休みの宿題を手伝う親は約8割!特に子どもが苦手な宿題はコレ自由研究のテーマ設定から必要な材料の買い出しや調べもの、レポートへのまとめ方まで、作業内容が多岐にわたるだけにほかの宿題と比べて親が手伝う機会が多いよう。では、自由研究の進行過程で親は具体的にどの部分をサポートすればいいのでしょうか?
一緒にテーマを考える親は半数以上、途中でサポートする親は約6割
小学生の子どもがいる親に、昨年の夏休みの自由研究のテーマを誰が決めたのか質問したところ、半数以上を超える52%の親が「親子でアイデアを出し合って一緒に決めた」と回答しました。

また、その後夏休みの自由研究を進める際、どの程度親が関わったのかを聞いたところ、「子どもがつまずいている箇所で親がところどころサポートした」親が約6割という結果に。

「ほとんど親がやった」は全体の1割以下と、子どもが困っている部分だけを手伝ってあげる親が多いようです。
一緒に取り組んだ経験が良い夏休みの思い出に&親子の絆も深まる!
一方で、子どもの宿題に親が手を出すことで、子ども自身の満足度が減ってしまわないかは気になるところ。
そこで、自由研究への親の関わり方によって子どもの満足度に違いがあるかどうか調べたところ、「子どもがつまずいている箇所で親がところどころサポートした」グループでも、「ほとんど子どもが自主的に進めた」グループでも、満足している合計では8割を超えており、自由研究を親がサポートした場合も子どもの満足度は変わらず高いことがわかりました。

課題に一緒に取り組むことで、子どもにとっては親との楽しい思い出になったり、親にとっては我が子の得意不得意やがんばっている姿などがよくわかったりと、自由研究は親子のコミュニケーションを深める良い機会になりそうです。
親子で進める自由研究、最初のステップは「自由研究のテーマを決めること」です。これからテーマを決める方の参考になるよう、自由研究テーマについても聞いてみました!
2017年の自由研究テーマは「プログラミング」が人気!

昨年の自由研究に選んだテーマと、今年子どもに挑戦してもらいたいテーマをそれぞれ質問したところ、昨年の割合よりも大きく数字を伸ばしたのは「サイエンス実験系」と「プログラミング」でした。特に「プログラミング」は昨年の2.5倍と、2020年のプログラミング教育の必修化に向けて注目が高まっている様子がうかがえます。

さらに、今年子どもに挑戦してもらいたいテーマと、子どもの自由研究にどのくらい金銭的なサポートができるかの質問結果を掛け合わせてみました。すると、「必要であれば有料イベント参加や工作キットの購入も検討する」と一番多く答えたのは、プログラミングでした。

プログラミングは家庭にパソコンがあればお金をかけずともできるものではありますが、教え方のノウハウがなく、どう子どもに教えたらいいのかわからないといった事情がありそうです。夏休み期間はイベントが多数開催されているので、親子でプログラミングのイベントに参加するのもオススメです。
夏休みに開催のプログラミングイベントはこちら早めの準備が成功のカギ! 自由研究イベントへの参加も
最後に、昨年の自由研究のスタート時期と子ども自身の満足度を聞いたところ、「夏休み前」にテーマを決めているグループでは「大変満足」の割合が半数近くで、スタート時期が遅くなればなるほど満足度が下がる形になりました。

早期にテーマを決めて動き出すことが、夏休みの自由研究が成功のカギと言えそうです。
いよいよ夏休みスタート。まずはテーマ決めから、親子で自由研究をスタートさせましょう!
おでかけで簡単! 自由研究ガイド2017

子どもだけでなく、ママ・パパも頭を悩ます夏休みの宿題・自由研究。イベントや科学館・水族館・工場見学などへ親子でおでかけすれば、1日で簡単に楽しく自由研究が終わらせられますよ♪ 理科や社会のおすすめ自由研究テーマ&工作イベントも!
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