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【てぃ先生に聞く】ママ友の付き合い方! 重視すべきものとは…

掲載日: 2017年7月25日更新日: 2017年7月25日金子 陽子

Twitterや書籍が話題のイケメン保育士・てぃ先生の連載企画! 全国のパパママから寄せられた子育ての悩みにズバリお答えいただきます。前回に引き続き「ママのお悩み相談」をテーマに、今回は「ママ友と付き合うときの心得」や「おもちゃを欲しがる子どもへの接し方」についてアドバイスをいただきました。

【てぃ先生に聞く】「上手な習い事の選び方! 親にメリットも!」もチェック!

仲良しグループの「準レギュラー」でOK!

質問1
子どもが仲良くしているお友だちのお母さんに旅行や遊園地などに誘われます。お茶などは普段から行くのですが、大がかりになると少し気持ちがしんどいです。どこまでママ友と関わればいいか悩みます。
(キキララママさん/5歳男の子、2歳女の子のママ)

てぃ先生からのアドバイス

しんどい思いまでしてママ友とお付き合いをする必要はないと思いますよ。ママ自身がリラックスできないなら、その気持ちが伝わってお子さんも楽しくなくなってしまいます。

僕が勤めている保育園のママたちを見ていると、仲のいいグループはありますが、さっぱりした関係が多いようです。お迎えのとき、玄関から園庭まではずっと仲良く一緒だったのに、門を出たらバイバイして同じ駅までの道のりを別々に歩くとか。「保育園とプライベートは別」と割り切っているみたいですね。

もし、お誘いを全部断るのも気が引けるようでしたら、数回に1回は参加しても良いかもしれません。そのグループの「レギュラー」ではないけれど、「準レギュラー」の感覚で! お子さんも園で仲のいい子とお出かけできたら喜ぶと思います。でも、くれぐれもママご自身が無理なさらずに!


おもちゃを買うときのルールを決めよう!

質問2
おもちゃは、何かを頑張ったご褒美に買ってあげるようにしていますが、「周りの友だちはいつも買ってもらってるのにぃ〜」とスネます。わが家も買ってあげるべきでしょうか?
(S・Rさん/4歳女の子、2歳男の子のママ)

てぃ先生からのアドバイス

しっかりしたルールがあって良いですね! 「ご褒美」は、言い換えるなら「先の楽しみ」。大人だって「先の楽しみ」のために頑張ること、多いですよね。その楽しみ(=ご褒美)を子ども自身が見つけたり、決めたりできるようになるのも、成長の過程で大切なこと。お子さんがスネちゃうときもあるようですが、ママもお子さんもそのルールが大きな負担でないなら大丈夫です。

問題は、お子さんにおもちゃをせがまれてママがイライラすることが多い場合。ママが笑っていないと子どもも楽しくありませんから、少しルールを緩くして「パパとママも一緒に楽しめるモノ」なら買ってあげてはいかがでしょう。

そのおもちゃが欲しい理由をお子さんに説明してもらい、パパママが納得できたら買う、というルール。これなら、むやみやたらにおもちゃを与えずにすみますし、お子さんのプレゼン能力も高まるかもしれませんよ!

パパママが笑えば子どももハッピー!

最後に「やさしいが故に『子どものため、子どものため…』と頑張り過ぎるママって、あまり笑っていないんですよね」とてぃ先生。「パパママの笑顔が子どもを笑顔にする」とも言います。育児で本当に大切なのは、どうやって育てるかという方法論ではなく、親子でどれだけ多くの時間を笑顔で過ごせるか、なのかもしれません。

てぃ先生の連載は今回でひとまず終了ですが、子育てに悩んだときは、パパママの気持ちもラクにしてくれる、てぃ先生のアドバイスを思い出しながら育児を楽しんでくださいね。

てぃ先生の監修記事一覧はこちら

お話を聞いたのは…

  • てぃ先生

    関東の保育園に勤める男性保育士。ツイッターで保育園の日常をつぶやき続け(@_HappyBoy)、フォロワー数は43万人(※)超に。著書『ほぉ…、ここが ちきゅうの ほいくえんか。』、『ハンバーガグー!』(いずれもKKベストセラーズ)のほか、原作を担当するマンガ『てぃ先生』(KADOKAWA)も好評。オフィシャルブログや子育て関連のメディア、各地での講演会で、子育てや保育に関するポジティブなメッセージを発信。ちなみにアラサー・未婚、猫と二人暮らし。 ※共に2018年1月現在。

  • てぃ先生 Twitter
  • てぃ先生 オフィシャルブログ
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ライター紹介

金子 陽子

1976年生まれ。3年間のOL生活を経てコピーライター、編集ライターの道へ。連日終電ときどき徹夜の会社員生活に限界を感じた36歳の夏、待望の娘を授かり、独立。いい歳をして人見知りながら人物インタビューは大好き! 大抵その人のファンになる。いまだに3歳の娘のお肉が赤ちゃんみたいにフニフニで癒される。

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