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日焼け止めの正しい選び方&使い方! 成分・用語の違いも紹介

夏はもちろん、春先や残暑が厳しい秋も日焼けは気になりますよね。大人よりも肌の弱い子どもはとくに対策を万全にして出かけたいものです。日焼け止めと言っても、種類もさまざま。何をどのように使えばよいのか、迷ってしまうパパママも多いのではないでしょうか。そこで、日焼け止めの選び方から正しい使い方までを、ロート製薬広報に伺いました。

子ども用と大人用の違いは? 保湿力や塗りやすさには差があるの?

肌に合う日焼け止めを使うことが鉄則です

市販されている日焼け止めは種類が豊富。「子ども用」と書いて販売されている日焼け止めもありますが、大人用とどのような違いがあるのでしょうか。

『大人用』と『子ども用』という区分よりも、年齢に関係なくデリケートな肌に使う場合は、肌に合ったものを選びましょう。子どものデリケートな肌には、弱酸性や低刺激性、香料・着色料無添加のものがおすすめです

子ども向け日焼け止めの一例:ママはぐ 日焼け止めミルクα
大人向け日焼け止めの一例:スキンアクア スーパーモイスチャージェルa

日焼け止めに入っている成分で、子どもが使うときに気をつけないといけないものは特にないとのことですが、「紫外線吸剤」が肌に合わない子はいるそうです。

では、日焼け止めによって、保湿力や塗りやすさに差はあるのでしょうか。

保湿力は、優れているものが多いので特に差はないと思います。塗りやすさは、ミルク、エッセンス、スプレーなどいろいろな剤形のものがあるので、用途や目的によって選ぶようにしてください」

剤形による特徴比較

◆ミルク
保湿力が特に優れていて、伸ばしやすく塗りやすい。顔だけでなく体にも使いやすい。落ちにくいのでレジャーにもおすすめ。

◆ジェル
伸ばしやすく、肌になじみサラっとした塗り心地なので、ベタつきが気になる人におすすめ。透明で伸びもよく、全身に使える。

◆エッセンス
伸ばしやすく、肌になじみやすい。少ししっとりするがベタつかない。伸びがよく全身に使える。

◆スプレー
スプレー缶に入っていて吹きかけて使うので、手を汚さずに使える。塗りにくい髪の毛や、サンダルを履いた足などにも使える。

剤形の使いやすさには好みがあり、どのようなタイプが使いやすいかは実際使ってみて選ぶと良いそうです。

それでは、日焼け止めを落とす際に注意することはどんな点でしょうか。

『せっけんで落とせる』と記載されているものは、ボディソープなどの全身洗浄料で落とせます。記載のないものは、クレンジングなどを使い落とす必要があります

日焼け止めをしっかり落とさずに使い続けると、肌にトラブルが起こることもあります。表示をよく確認して、毎回しっかり日焼け止めを落とすようにしましょう。


これだけは覚えておきたい「SPF」と「PA」の基礎知識

「SPF」と「PA+」はどう違う?

日焼け止めに必ず表示されている「SPF」の数値や、「PA+」などにはどのような意味があるのでしょうか。

SPFとは

「『SPF』や『+』の意味は『Sun Protection Factor』の略で、日焼け止め等の効果を表す数値です」

「紫外線には大きく分けてA波とB波があります。B波は肌の浅い表面に作用し、メラニン色素を増やして日焼けさせ、シミ、そばかすの原因になります。このB波を防ぐ効果をSPFの値で示しています」

日焼け止めを使用した上で、直射日光を浴びて皮膚が赤くなるまでの時間と、何も使用せずに皮膚が赤くなるまでの時間の比がSPF値なのだそうです。例えば、SPF50とは、紫外線B波を防止する効果が、塗らなかった場合に比べて50倍あることを示しています。

PAとは

「『PA』は『Protection grade of UVA』の略で、SPFと同様、日焼け止めなどの効果を表す目安です。A波は肌の奥深くまで届き、肌の黒化や、ひいては弾力を保つ繊維を壊し、しわやたるみの原因を作るといわれています。このA波を防ぐ目安をPAの表示で示しています」

このPAは、+が多いほどUVA防止効果が高いことを示しています。実際の商品には以下のいずれかの表記があります。

  • PA+:UVA防止効果がある
  • PA++:UVA防止効果がかなりある
  • PA+++:UVA防止効果が非常にある
  • PA++++:UVA防止効果が極めて高い

数値が高いものを選べばよいと思いがちですが、ちょっと散歩に行く場合や、公園で軽く遊ぶ場合、炎天下でのレジャーで使う場合など、使用する目的によって選ぶ数値が異なります。実際にどのくらいの数値を選べば良いかについては、日本化粧品工業連合会出典の『紫外線防止用化粧品と紫外線防止効果』の図を参考にすると良いとのことです。

出典:日本化粧品工業連合会『紫外線防止用化粧品と紫外線防止効果』

どんな塗り方をしたら効果的? 塗り直すタイミングは?

状況によって塗り直すタイミングが変わります

表示されている数値通りの効果を発揮させるためには、正しい塗り方があるようです。薄かったり、ムラがあったりすると十分な効果が得られなくなります。

「ミルクやジェルなどのリキッドタイプなら、少量ずつ手のひらにとってから肌にムラなく伸ばして使用することが大切です」

「塗り直すタイミングは、極端に汗をかいたり、タオルなどで拭いたりしなければ5時間〜6時間は塗り直さなくても大丈夫です」

「水遊びや山遊びでは水に濡れても汗をかいても落ちにくい、ウォータープルーフタイプがおすすめです。また、海やプール、大量に汗をかくスポーツ時などに日焼け止めを使う場合は、こまめに塗り直す必要があります

海やプールから上がって体をタオルで拭いたあとや、スポーツ後に汗をぬぐったときなどは、塗り直すのをお忘れなく。

公園への散歩や通学時など、日常の紫外線対策には、毎日使っても気持ちが良いと感じるものを選ぶことがポイント。ジェルやエッセンスタイプのせっけんで落とせるものを使うと、紫外線などで水分が奪われた肌にも潤いを与えてくれるとのことです。

現在では製品改良が進み、肌トラブルを引き起こしにくい低刺激性タイプが主流だとか。だだし、長時間素肌に直接使用するものなので、肌に合ったものを選ぶことが大切です。それぞれのシーンに合わせて、使用感なども確認しながらぴったりの日焼け止めを探してみてください。

お話を聞いたのは…

  • ロート製薬株式会社

    目薬やメンソレータムをはじめ、「Obagi(オバジ)」「肌ラボ」などの化粧品の商品開発を幅広く行なう。「健康と美に関する、あらゆるソリューションを提供する会社」を目指し、期待値を超える商品やサービスを世界中に届けている。

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ライター紹介

飯田友美

出版社、編集プロダクション勤務を経て、フリーランスのライターに。好きなものは猫とパンダ、趣味はライブに行くこと、お芝居を観ること。杉並区在住。2児の母。

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