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小さな子どもも楽しめる!フリスビーの進化形とは?

掲載日: 2015年5月29日更新日: 2017年5月16日吉原 徹
ぽかぽかとした陽気が続くこの季節。公園遊びやピクニック、さらにはキャンプなどのアウトドアレジャーが、日を増すごとに楽しくなっていきますよね。そんな外遊びシーズンにおすすめのレジャーのひとつが、フリスビー。今回は、フリスビーペイントワークショップやフリスビーキャンプなどのイベントを開催するイラストレーターのナカオ☆テッペイさん(二児の父)に、フリスビーの魅力や親子での楽しみ方を伺いました。

誰でも気軽に、独特の浮遊感を楽しめる

画像提供:ナカオ☆テッペイさん
「1940年代にアメリカで生まれたフリスビーが日本にはじめて紹介されたのは、1969年のこと。現在では、さまざまな競技種目のあるスポーツとして世界中で大会などが開かれています。」

「一方で、 十分なスペースさえあれば誰でも楽しめることもフリスビーの大きな魅力。ディスク(円盤)を投げて、キャッチする…というシンプルな遊びですが、上手に投げられた時の独特の浮遊感はフリスビーならでは。コツさえ掴めばディスクを飛ばすのに力は必要ありませんし、ボールのようにコロコロと転がってなくなってしまうことも少ない。キャッチボールが苦手なお母さんでも、子どもと一緒に楽しめるレジャーだと思います。」

フリスビーを楽しみたいなら、ボール遊びの禁止されていない公園やキャンプ場で行うようにしましょう、とナカオさん。また、芝生の地面なら、転んでも痛くないため、思い切り楽しめるのだとか。

上手に投げられるのは、何歳くらいから?

ところで、フリスビーを楽しめるのは何歳くらいからなのでしょう?

狙った場所に投げて、飛んで来たディスクをしっかりキャッチできるようになるのは、やはり小学生低学年ぐらいからだと思います。とはいえ、普通に投げるだけでも楽しいのがフリスビーの面白さのひとつ。たとえば小さいお子さんの場合、公園の木と木の間に的をつくり、そこを狙って投げるという遊び方もおすすめです。」

「このほか、フリスビーにアクリル絵の具で絵を描いたり、おままごと道具として使ったり…。フリスビーの遊び方は自由自在。手軽に持ち運べるアイテムなので、ちょっとしたお出かけの時に持って行くと予想以上に活躍してくれますよ。」

小さなキッズにおすすめ、フリスビーの進化形とは?

画像提供:ナカオ☆テッペイさん
親子で楽しむ外遊びを、さらに充実させてくれそうなフリスビーですが、実は、小さいキッズにおすすめの進化形ディスクも数多く登場しているとナカオさん。

「たとえば ドッヂビーは、より安全で小さなお子さんでも扱いやすいアイテムです。いわゆるフリスビーの円盤はプラスチック製ですが、ドッヂビーの場合はウレタンとナイロンを使用。当たっても痛くないので小さなお子さんでもどんどんチャレンジできますし、柔軟性に優れた素材を使っているので壊れる心配も少ないですよ。」
「このほか、ドーナツ型の円盤で簡単に遠くまで飛ばせる エアロビーや、布やソフトなゴム素材を使ったフライングディスクなどもあります。大きな公園の場合、売店で販売していることもあるので、チェックしてみてはいかがでしょうか。」
なるほど、それは面白そうですね! ちなみにドッヂビーはただ投げるだけでなく、ドッジボールとほぼ同じルールで行うディスクドッヂという競技もあり、大会も行われています。ドッヂボールと違って、力ではなくスナップで投げるため、年齢や男女差無く楽しめるとか。

ところで、フリスビーやドッヂビーを上手に投げるコツとは?

力を入れすぎず、手首のスナップを効かせて投げるのがポイントです。一度コツを掴んでしまえば、どんなディスクでもある程度上手に投げられるようになると思うので、小さいうちから経験しておくと、この先もずっと野外でのフリスビー遊びを楽しめると思いますよ」

フリスビーやドッヂビー、エアロビーの価格を調べてみると、いずれも1,000円〜2,000円程度の手ごろな価格で購入できるようです。今度の週末、キッズと一緒に大きめの公園に行くなら、チャレンジしてみてはいかがでしょうか?

お話を聞いたのは…

  • ナカオ☆テッペイさん

    1975年大阪生まれ。大阪芸術大学卒業後、広告制作会社に勤務。セツ・モードセミナー卒業後、フリーランスのイラストレーター活動開始。雑誌や広告、プロダクトなど、幅広い領域で活躍する一方、フリスビーをテーマにしたワークショップやイベントも手がける。

  • ナカオ☆テッペイさん公式サイト「lyrical」

ライター紹介

吉原 徹

1977年生まれ。東京都在住。フリーランスで編集者・ライターとして活動中。4歳の娘と0歳の息子を持つ2児の父。10代の終わりから旅に魅せられ、これまで60ほどの国と地域を訪れているものの、そのほとんどが[ひとり旅」もしくは「仕事旅」。家族と楽しめる「子連れ旅」の可能性を日々模索中です。

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