2018年12月16日(日)、パデル東京(練馬区)で「いこーよ」×「日本パデル協会」が「やってみたいを実現!新しいスポーツがやってきた!親子でパデルin練馬」を開催しました。スペインからやってきた新スポーツ「パデル」体験に、小学1年生から5年生の子どもとママパパが参加してくれました。
「パデル」はどういうスポーツなの?

パデルは、40年以上前にスペインで誕生し、専用ラケットで球を打ち返すテニスとスカッシュをミックスさせたようなスポーツです。本場では、サッカーに次ぐ人気のスポーツで、日本で知られるようになったのはここ最近だそう。
テニスよりもラケットのグリップが短く、ガットではなく板状になったラケットを使用します。テニスコートの半分ほどの狭い範囲で行い、コート内にワンバウンドしたあと、コートを囲むようにしてある壁(強化ガラス)を使って、相手コートに返してもOKというのがパデルの大きな特徴です。どの壁を使ってもいいので、ラリーが続きやすいのも魅力です。
また、コートが狭く動く範囲が限られるため、体力の負荷がない&年齢問わず楽しめるのもポイントです。2人1組のダブルスで行うため、親子や友だち同士でも楽しめますね。
ラダートレーニングでウォーミングアップ!

冬らしい凍えるような寒さのなか、パデルレッスンがスタート! パデルはもちろん、ラケットを使ったスポーツの経験がない参加者がほとんどでした。
まずは、普段からテニスやパデルのコーチとして活躍している杉山コーチ&鈴木コーチからパデルのハウツーを目の前でプレーしながら教えてもらいました。
次のステップは、ラダーを使ったトレーニング。サッカーのトレーニングでも利用されていて、フットワークが鍵となるパデルにはもってこいのウォーミングアップです。
楽しみながら脳トレーニングも!

ラダートレーニングで体が温まったら、次は予想外の脳トレーニング(以下、脳トレ)に挑戦! 壁を使って良いというパデルならではのルールだけに、ラリーが続くメリットはありますが、前後左右どこからボールがくるのかを予測することも重要です。そこで、状況を把握し判断力を高めるための脳トレが必要になってきます。
考え込んでしまう脳トレではなく、親子で楽しく取り組めるミニダッシュ&ビンゴゲームを行いました。ママパパVS子どものチーム戦に大盛り上がり! 結果は、俊敏な動きで子どもチームが見事圧勝しました!
親子でラリーに挑戦!

いよいよパデルのラケットを使ったトレーニング! ラケットの上でボールをポンポン弾いたり、球を転がしてラリーをしたり、ラケット(ボール)コントロールの基礎を学びました。
続いて後ろの壁に当てたボールを打ち返すパデル特有のショット「レボテ」のタイミングを練習しました。最初に行ったラダートレーニングのフットワークがここで活きてきます!
タイミングを掴んだら、親子でラリーに挑戦! 初めてでも比較的簡単にラリーができるようになるのもパデルの魅力で、1時間ほどでネットを使ったミニラリーができるようになりました。

「レボテ」ができるように、「はい、チーズ!の言葉に合わせてラケットを振ってみよう!」 というコーチからのアドバイスに、子どもも果敢にチャレンジ! コーチからの魔法のフレーズに、子どももコツをつかんでリズミカルに打ち返せるようになりました。さすがですね! できることが増えると楽しみも倍増します。
ラストは親子でミニゲーム!

最後は、親子ペアになってミニゲームを行いました。パデル初挑戦でもミニ試合ができるまでになった親子もいて、約80分レッスンを楽しんでくれたようです。広すぎないコートの中で、壁を使って楽しめるダブルススタイルのパデルは、親子で一緒に楽しめるおすすめのスポーツ! 家族でチャレンジしてはいかがでしょう? 未来のパデル日本代表を狙っちゃう !?
パデル東京 杉山正樹コーチからのコメント
ほかのラケットスポーツと比べて、短いラケットを使い、小さなコートで行うパデルは、今回のようにお友だちやご家族で楽しみたい方にはもってこいのスポーツです。
また周囲の壁を使って返球する方法もあり、さまざまな能力の発達にも適しています。今回のイベントが、スポーツを始めるきっかけになるとうれしいです。