こんにちは!いこーよ編集部の島袋です。夏の大人気の遊びといえば川遊び!ということで今回は、NPO法人地球野外塾さんが開催する沢歩きイベント「奥多摩はじめての沢歩き」を取材させていただきました。そこで実際に感じた魅力をレポートしたいと思います。
安全確認と沢歩きのレクチャーを終えたら、いよいよ川へ入水です!
ウォータースライダー!飛び込みプール!ロープで水渡り!
どんな場所でも、遊びが尽きることはありません。好奇心と探究心で常にキラキラ輝いてた子ども達の瞳が印象的でした。特に人気だったのは、飛び込みプール!高い所では、5m近くあるポイントも。実際に上ってみるとかなり高く感じ、大人でも腰が引けてしまう程でした。
「こうゆう場所にくると積極的になるんです。普段口数が少ない分、自然の中で気持ちを発散させているのかもしれません」と、れなちゃんのお母さんが笑顔で話してくださいました。
歩き進んでいくと、石をじっと見つめているゆうき君(6歳年長さん)に遭遇。どうやら、石についている藻に興味深々の様子。撫でたり、ほじったり、引っ張ってみたり、藻との触れ合いを楽しんでいます。普段はなかなか見ることができない自然との、貴重な出会いの瞬間です。
「あー!カニだー!」という声と同時に、じんや君(小学1年生)の周りにはあっという間に人だかりが。中には初めてカニを見る子もいて、みんな興味津々。ドギマギ緊張しながらカニを触ってみたり、手に乗せてカニが歩く様子を観察したりとそれぞれです。
今回大活躍だったしゅんせい君(5歳年長さん)。先陣を切って前に進んでいたのですが、川の流れが早い所、深そうな所など、岸に上がった方が良さそうなポイントを自分で判断し、安全に進める道を進んでいました。
「危険な場面に出会うことこそが、人間が本能的に持っている危機管理能力を発揮するチャンス。「あの時の判断は正解だった」、「もっとこうすれば安全だったかも」という経験を繰り返すことで、達成感や自己肯定感という自信にもつながると信じて、自然体験活動を行っています。」
こちらは今回初めて沢歩き体験に参加したじんや君・ななみちゃん親子。「息子は普段石橋を歩いて渡るタイプなんですが、今日の沢歩きでは、高いポイントからぼんぼんジャンプしたり、親を置いてどんどん前に進んで行く姿を見たことが驚きでした。」写真には写っていませんが、じんや君とななみちゃんのお母さんがお話してくださいました。
大人も子どもも関係なく開放的な気分になって楽しむことができるのが、自然体験の何よりの魅力なのかもしれません。
上手に休憩をとって体力を回復させることが大満足の沢歩きの秘訣と言えそうですね。
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沢歩きを満喫するために、欠かせない安全確認!
水遊びを楽しむための安全策は?
川遊びを思いっきり楽しむために最優先するべきことは、何といっても安全確保。ライフジャケットの着用は溺れを予防すると共に、水遊びを積極的に楽しめることにつながるとのこと。またヘルメットと手袋は、万が一水やコケ等で滑りやすくなっている石の上で転倒した場合でも、ケガを最小限に抑えることに役立ちます。沢歩きの鉄則は「どの石も信用しないこと」
「川にある石はどんな風に積みあがっているか分かりません。大きな石でも、安定してそこにあるという保証はなく、1歩1歩をよく考えながら歩くことが大事。より安全性を高めるために、石の斜めになっている部分には足を置かないことと、藻やコケが生えている石の上はなるべく避けるということを常に意識することが大事」と話す地球野外塾の海老澤さん。不意に転ぶという事態に常に備えるわけですね。安全確認と沢歩きのレクチャーを終えたら、いよいよ川へ入水です!
沢歩きの魅力1:天然の遊び場に溢れている
魅力の一つ目は、天然の遊び場がそこら中に溢れていること!早速、水の流れに逆らって歩くことに楽しさを見出した参加者の子どもたち。そして川の奥にどんどん進んでいくと…。ウォータースライダー!飛び込みプール!ロープで水渡り!
どんな場所でも、遊びが尽きることはありません。好奇心と探究心で常にキラキラ輝いてた子ども達の瞳が印象的でした。特に人気だったのは、飛び込みプール!高い所では、5m近くあるポイントも。実際に上ってみるとかなり高く感じ、大人でも腰が引けてしまう程でした。
去年も参加した女の子の成長!
そんな高い飛び込みポイントから、小学校3年生のれなちゃんがジャンプを成功させました!去年は断念したとのことで、見事にリベンジ成功。一見アクティブに見えるれなちゃんですが、普段は大人しい性格とのこと(!)。「こうゆう場所にくると積極的になるんです。普段口数が少ない分、自然の中で気持ちを発散させているのかもしれません」と、れなちゃんのお母さんが笑顔で話してくださいました。
沢歩きの魅力2: 豊かな自然と触れ合える
見てくださいこの気持ちよさそうな顔。その小さなからだ全部で、自然の恵み感じているのかな?と思わず頬がゆるみます。澄んだ空気、優しい木漏れ日、シャキッとするほど冷たい川の水。そんな豊かな自然を体感できるのも、沢歩きならではですね。歩き進んでいくと、石をじっと見つめているゆうき君(6歳年長さん)に遭遇。どうやら、石についている藻に興味深々の様子。撫でたり、ほじったり、引っ張ってみたり、藻との触れ合いを楽しんでいます。普段はなかなか見ることができない自然との、貴重な出会いの瞬間です。
「あー!カニだー!」という声と同時に、じんや君(小学1年生)の周りにはあっという間に人だかりが。中には初めてカニを見る子もいて、みんな興味津々。ドギマギ緊張しながらカニを触ってみたり、手に乗せてカニが歩く様子を観察したりとそれぞれです。
自然の恩恵?思いやりにあふれる子ども達!
ここで驚いたことは、子ども達が譲り合ってカニと触れ合っていたこと。参加している子ども達の多くは、この日が初対面。自然の中で思いっきり触れ合うことで一気に打ち解け合うことができるのも、大自然の恩恵と言えるのもしれないと感じた瞬間でした。沢歩きの魅力3:本能的な危機管理能力を発揮することで得られる達成感と自己肯定感
「できる限り手や口をださないこと」を大事にしている地球野外塾さんの沢歩きでは、様々な場面で子ども達自身が下す判断を尊重しています。写真は、今回参加した中で最年少だったななみちゃん(5歳年中さん)。面積の少ない踏み場をどう歩いていけば良いのか、少しずつですが、自ら次の踏み場を選ぶ判断を下しながら1歩1歩進んでいきます。今回大活躍だったしゅんせい君(5歳年長さん)。先陣を切って前に進んでいたのですが、川の流れが早い所、深そうな所など、岸に上がった方が良さそうなポイントを自分で判断し、安全に進める道を進んでいました。
「命の危険」を感じるからこそ発揮される本能的な危機管理能力
海老澤さん――「自然体験の良い所は、自らの命を守るための「判断」と「対処」を短時間で豊富に経験することができること。“死ぬかもしれない”という感情をリアルに感じることはとても大事な経験だと思っています。」「危険な場面に出会うことこそが、人間が本能的に持っている危機管理能力を発揮するチャンス。「あの時の判断は正解だった」、「もっとこうすれば安全だったかも」という経験を繰り返すことで、達成感や自己肯定感という自信にもつながると信じて、自然体験活動を行っています。」
沢歩きの魅力5:何より、親子で一緒にエキサイトできる!
今回取材をさせていただいた感じたこと。それは、自然の中では大人も子ども関係なく開放的になり、リフレッシュすることができること。時には緊張する場面がありつつも、どの親子も終始リラックスしていたことが印象的でした。 こちらは自然体験イベントへの参加を通して仲良くなった家族。月に1回会うことが楽しみになっているそうです。こちらは今回初めて沢歩き体験に参加したじんや君・ななみちゃん親子。「息子は普段石橋を歩いて渡るタイプなんですが、今日の沢歩きでは、高いポイントからぼんぼんジャンプしたり、親を置いてどんどん前に進んで行く姿を見たことが驚きでした。」写真には写っていませんが、じんや君とななみちゃんのお母さんがお話してくださいました。
大人も子どもも関係なく開放的な気分になって楽しむことができるのが、自然体験の何よりの魅力なのかもしれません。
補足:休憩上手は遊び上手
最後に 、満足の沢歩きを実現するための「上手な休憩の仕方」を紹介したいと思います。休憩の目安は1時間に1回、日の当たる場所なら尚GOOD!
川の水温は想像以上にひんやりしています。遊びに夢中になっている子ども達ですが、その小さなからだは冷えるのも早いです。1時間に1度を意識して休憩を取ると良いそうです。そして休憩場所はぜひ、太陽の陽射しが降り注ぐ場所で!冷えたからだがじんわりと温まり、太陽のありがたみを感じることができます。休憩中は濡れた水着を脱いで、タオルで保温!
休憩時には、濡れた水着は脱いで乾かしておくことがベスト。濡れたままでいると体温が下がってしまうので、水滴を拭いて「巻タオル」をすることで、冷えたからだを早く温めることができるそうです。上手に休憩をとって体力を回復させることが大満足の沢歩きの秘訣と言えそうですね。
今年の夏は、川遊びへ出かけよう!
朝8時40分に集合して、解散したのは16時。 丸々1日を通しての沢歩きイベントでしたが、子どもたちは終始笑顔で、好奇心に満ち溢れていました。魅力的な天然の遊び場に、生きる力を身につけるチャンス。自然体験は、親子で一緒に成長できるチャンスに溢れています。夏しかできない沢歩きに川遊び、ぜひ親子でお出かけしてみてくださいね。そして、水遊びにはぜひライフジャケットをご持参ください!■川遊びスポットはこちらから!【全国】川遊びスポット