最近は小学生・中学生の間で男の子に限らず、女の子同士でもチョコレートを贈り合う「友チョコ」が流行っているようです。だんだんと低年齢化してきているようですが、幼稚園児や保育園児たちの間でも「友チョコ」はあるのでしょうか? そこで「いこーよ」では、園児たちのバレンタイン事情についてアンケートを実施しました。

2016年「バレンタインにチョコをあげる」家庭は約3割
Q1. 幼稚園・保育園にお子さんが通っている方に質問です。今年のバレンタインデーに子ども同士でチョコを渡す予定はありますか?

チョコを渡す予定が「ある」と回答したのは約3割。全員が参加するようなイベントではないものの、幼稚園・保育園児の間でも少しずつバレンタインは定着してきているようです。
幼稚園ではバス通園では交換することが難しい、保育園では登園やお迎えの時間がバラバラ、園自体がお菓子の持ち込みを禁止している、ということも、チョコを渡す家庭が3割にとどまった理由の一因としてあるかと思います。なお、幼稚園・保育園児の場合には、子ども自身が「チョコをあげたい!」というよりも、親同士であげる・あげないを相談するケースが多いようです。
友達同士でチョコを贈り合う「友チョコ」が主流
Q2. チョコをあげる対象は男の子だけに限られますか?

「バレンタインにチョコをあげる予定」と回答した人のうち、実に92%が「男女関係なくチョコを渡す」という結果に! 大人にとってのバレンタインは「異性への告白」の意味合いが強いですが、幼稚園・保育園児の間では「友チョコ」がメイン。「友達同士でチョコを交換するイベント」という認識が主流のようです。
チョコを渡す理由は「楽しい」&「感謝の気持ち」!
Q3. チョコを配る最も大きな理由は何ですか?

子どもがチョコを渡す理由に関しては、「チョコを配ることを楽しみにしているから」が54%、「子どもがいつもお世話になっている友達へ『ありがとう』の気持ちを伝えるため」が41%と、子どもやその親同士のコミュニケーションの意味合いが強いようです。「その他」の回答としては、「去年チョコをもらったので」というお返しの意味を込めた理由や、中には「子どもながら両想いの関係だから」という声も!
子ども達の恋愛事情・大人顔負けエピソード集バレンタインの予算は「1,000円未満」が約7割
Q4.チョコにかける予算(総額)はどのくらいですか?(材料費やラッピング代などすべて含む)

バレンタインにかける予算は、「500円未満」が44%、「500円〜1,000円未満」が28%で、1,000円以内におさえる人が約7割という結果になりました。高くても、予算は2,000円以内におさえているようです。
「友チョコ」は複数人にあげることが基本なので、1人当たりの予算はさらに低くなります。一般的に、義理チョコの相場は1人当たり500円〜1,000円程度のようですが、「友チョコ」はあげるチョコのクオリティよりも、「チョコを交換する」行為が大切なようです。
チョコは「自宅で手作りする」派が半数以上
Q5. チョコはどのように用意しますか?

では、皆さんチョコはどのように用意しているかというと、「自宅で作る」という人が54%で最も多い結果に。なお、「自宅で作る」と回答した33人中27人が女の子をもつ親でした。手作り派は子どもと一緒に作る家庭が多いのかもしれません。
100均Seriaの製菓材料でバレンタインチョコ作り一方で、「少額の市販品を袋に詰め合わせてラッピングをする」、「そのまま渡せるパッケージ商品を購入する」もあわせて43%と、手間はかけないでイベントの雰囲気を楽しみたい家庭も多いようです。
今年もバレンタインを楽しもう♪
アンケートの結果から、チョコを渡している家庭は約3割にとどまりましたが、園児たちの間でも男女関係なくチョコレートを贈り合う「友チョコ」が根付いてきていることがわかりました。手作りしたり、市販のお菓子を詰め合わせてラッピングして渡したり…お友達に「ありがとう」を伝える、楽しくて素敵なイベントのようです。今年のバレンタインも、ぜひ楽しんでくださいね!
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