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1歳未満の赤ちゃんは要注意!冬に流行るRSウィルス感染症

咳や鼻水などの症状が現れるRSウイルス感染症。大人が感染しても軽い風邪で済みますが、初めて感染した乳児は重症化しやすいそうです。赤ちゃんにうつさないためにできることとは?RSウイルスに感染した時の対処法や予防法を北浜こどもクリニックの北浜直先生に教えてもらいました。

1歳未満の赤ちゃんは細気管支炎や肺炎など重症化に注意

RSウイルス感染症とはどのような病気なのでしょうか?

RSウイルスによって、咳、鼻水、発熱などの症状が現れる呼吸器感染症です。2歳以上の子どもや大人は、感染しても軽い風邪症状がある程度で済むことが多いのですが、1歳未満の赤ちゃんが初めて感染すると、喘息の発作のような症状が現れる細気管支炎や肺炎などを引き起こし、重症化する場合があります。」

1歳未満の赤ちゃんは、自分で辛さを伝えることができない分、大人が注意深く見てあげる必要があります。

ただし、RSウイルスは、2歳頃までにはほぼ100%の子どもが感染すると言われているのだそう。それくらいありふれたウイルスなので、必要以上に怖がることはないと北浜先生。

RSウイルスは秋から冬にかけて流行します。感染すると4〜6日間の潜伏期間を経て発症します。今季は実感として爆発的に多い感じはありませんが、夏頃からずっと散発的に患者が出ているような状況ですね。」

まだまだこれからの時期も注意が必要ですね。


飛沫感染、接触感染で広がるRSウイルス

RSウイルスはどうやって感染するのでしょうか?また、予防法を教えてください。

RSウイルスは、飛沫感染、接触感染でうつります。赤ちゃんは自分で予防することができないので、大人が軽い風邪をひいた場合にも、RSウイルスである可能性を考えて、赤ちゃんにうつさないように注意しなくてはいけません。RSウイルスかどうかに関わらず、外から帰ったら必ず手洗いとうがいをして、咳が出る時にはマスクをするなど、赤ちゃんにうつさないよう予防をしてほしいですね。」

また、上の兄弟姉妹に風邪のような症状がある時には、本人が元気でもなるべく赤ちゃんには近づかせないほうがいいそうです。

乾いた咳や呼吸の乱れにより、水分が摂れなくなることも

RSウイルスに感染するとどんな症状が出るのでしょうか?また、看病する時に気をつけることは?

RSウイルスに感染すると、乾いた咳を何度も繰り返します。小さな赤ちゃんは咳き込んで吐いてしまったり、水分が取れなくなることも。呼吸がぜいぜいしていたり、肩で息を吸うような状態があれば、すぐに病院に連れて行きましょう。」

RSウイルスには特効薬はないので、咳を抑えたり、痰を出しやすくしたりする、熱が高い時には解熱薬を使うなど、対症療法がメインになります。自宅で看病する際には、こまめに水分補給をしながら呼吸が苦しそうな状態がないか注意してみてあげてください。」

重症化しやすい1歳未満の赤ちゃんにうつさないことが大切

なお、RSウィルスかどうかは、病院で検査キットを使って簡単に調べることもできます。ただ、治療法や看病の際の注意点は同じなので、検査をしない病院もあるそうです。

RSウイルス感染症は、一度感染しても何度でもかかってしまう厄介な病気。とくに1歳未満のうちに感染してしまうと、症状がひどく出るため、それがきっかけになって喘息になりやすいとも言われているとか。

RSウイルスが重症化しやすい1歳未満の赤ちゃんは、自分で辛さを伝えることができない分、大人が注意深く見てあげる必要があります。

赤ちゃんがいる家庭では、大人の軽い風邪も甘く見ず、しっかり予防することを心がけましょう。

お話を聞いたのは…

  • 北浜 直 先生

    北浜こどもクリニック院長。「地域に密着したママの駆け込み寺」を目指し、「どんな些細な相談でもウェルカム」という理念で多くの患者を受け入れている。

  • 「北浜こどもクリニック」ホームページ
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ライター紹介

宇都宮 薫

1980年生まれ。フリーランスの編集者・ライターとして活動中。4歳、1歳の娘と同業者の夫との4人家族。過去にバイク雑誌編集部やライター事務所に所属し、出産を機にフリーランスへ転向。独身時代から大の旅好きで、バイクや原付に乗って日本中を巡る。子持ちとなった今は、家族揃ってのおでかけに情熱を燃やしている。

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