長〜い夏休み真っ最中! 家族との外出、子どものお遊び会、ママ会などおでかけが増えるシーズンですね。ちょっとした集まりでも手ぶらで行くのも忍びないもの。そこで「いこーよ」ママスタッフたちに、「手土産」エピソードを聞いてみました。この夏のお呼ばれにもっていくお土産の参考にしてみてください。
意外と知らない「手土産」のマナー

「はい、どうぞ」会ってそのまま手土産を渡していませんか? 子ども連れの集まりや、ママ会など、親しい間柄ではあまり気にしていないかもしれませんが、「手土産」にもマナーがあるのです。フランクな場面でも大事にしたい、最小限のマナーを集めてみました。
腰を落ち着かせてから、あいさつの後に渡す
→ 玄関先や、立ったままで渡していませんか? あわただしく、受け取りにくいタイミングは避けたほうがいいようです。
紙袋から出して渡す
→ お店で紙袋やビニール袋に入れてもらったまま渡すのはNG。本来、袋に入れたのはホコリよけのためだそう。ホコリや汚れがついたまま相手に渡すという考えかたから、失礼な印象になってしまいます。
先方の近所で購入しない
→ いかにも取り繕った感が失礼に。丁寧に準備したという好感度を大切にしましょう。万が一、先方の近所で調達しなければいけないときは、お店の名前がわからない購入方法を。
一言添えましょう
→ 「ささやかなものですが」「お口に合うといいのですが」など一言添えて渡すように。つい口に出てしまう「つまらないものですが」というフレーズは、場合によっては相手の気を悪くしてしまうこともあるので避けるようにしましょう。また豆知識ですが、「手土産」は、持参する側が持参した「お土産」を指すとき、「お持たせ」は受け取った側が頂いた「お土産」のことを指す際に使用します。よく間違えるので、注意しましょう。
親しき仲にも礼儀あり。マナーに沿った行動から「誠意」が伝わります。簡単なところから、ぜひ取り入れてみてください。
次は、実際に喜んでもらえた手土産の体験談をご紹介します。
喜ばれる「手土産」、意外にうれしい「ママ用」高級菓子

お出かけ好きが多い、「いこーよ」ママスタッフ。実際に「手土産」を持参した際の体験談を語ってもらいました。さて、どんなものが喜ばれるのでしょうか。
「子どもたちが、その場を汚さずにさっと食べられる個別包装になっているお菓子がウケがよかった。よその家で食べ散らかしてしまうと、気を使ってしまうし、子どもによって、量も調節できるのがいいみたい。」
「子どもが赤ちゃんの頃は、普段は食べないちょっと高級な焼き菓子をママ用にもって行くようにしていました。せっかくのママ会だから、カフェ気分を楽しめると盛り上がりますよね。」
「おすすめは、こだわりの焼きドーナツ!油で揚げていないのでヘルシーだし、そのお店のドーナツは無添加なので授乳中のママや小さな子供も安心して食べられると好評。子育て中は、添加物を気にするママも多いので、無添加のお菓子はコレというものを決めておくと便利!」
「男の子が多い集まりは、大量のバナナをもっていきます。子どもはバナナが大好きだし、腹持ちもいいので活発な男子にはピッタリ。」
「子どもが小学生くらいだと、「作って食べるおやつキット」を用意。夢中になって作って、集中して遊んでくれるので、ママたちはおしゃべりに専念できてありがたい。」
「イチゴやブドウなど、普段使いよりちょっと良いものを。季節のフルーツは、どこにもっていっても喜ばれます。」
集まる人たちに合わせて「手土産」を選ぶ「気遣い」が相手に喜ばれるポイントのようです。次は、お土産をいただいた時、口には出して言えないけど「んん…」と困ったエピソードです。
もらってちょっと困った「手土産」、事前のリサーチ不足が原因

「凍っているチューペットを無造作に渡されて、その場で食べる羽目になった。」
「和菓子や水ようかんは、子どもたちが好まないのでもらっても困った。(次の日、実家のじぃじ、ばぁばのもとへおすそ分け)」
「キャラクターのお菓子は、乳幼児にウケがいいんだけど、チョコレートとかアメとかはこの年齢の子どもにはまだ早いなぁ〜と思うものが多かった。」
「さほど親しくないうちに、がっつり手作りのお菓子をもらった。どんな人がどんな環境で作ったかわからないと食べる気が…。」
「何人かがドーナツをもってきてかぶってしまった。しかも自分が用意したドーナツより高級なものばかりで気が引けた。」
「洋菓子を全く食べない家庭だったのを知らなくて、ケーキを買っていったら、やんわりと断られ持ち帰ることになった。」
相手の子どもの年齢や、食べ物の好みなどを把握していないままで、手土産を選んでしまうのは避けたほうがよさそう。また、複数人で訪問する際は手土産のバッティングを防ぐ工夫も。
「手土産」を選ぶ歳のポイントは、「自分ももらったら嬉しいか」、「お相手や集まる人たちはどんな好みなのか」をしっかりと考えること。いずれも、思いやりが功を奏するようです。この夏、お呼ばれしたときは、相手が喜ぶものをスマートに渡せるように、参考にしてみてください!








