
「電気代が高すぎる…」「でも忙しいし、全部やるのは正直大変」。
いこーよファミリーラボが行ったアンケートでは、9割以上の子育て世帯が電気代への不安を感じていることがわかりました。
そんな中、ママパパたちは子どもと一緒に、できることから工夫を重ねながら節電に取り組んでいます。
今回はその中でも実施率95%と圧倒的な人気を誇る、「こまめに電気を消す」節電対策にフォーカス。どんな風に行っているのか? などリアルな声とともに、始め方・悩み・続けるコツをご紹介します。
※いこーよファミリーラボではいこーよモニタークラブ(https://iko-yo.net/lp/ikomoni)を通じて毎週子育て世帯にアンケート調査を行い分析結果を発表しています。
※いこーよファミリーラボアンケート調査一覧節電対策ランキング1位!「こまめに電気を消す」の魅力とは?
数ある節電・省エネ対策の中で、最も多くの家庭が取り入れているのが「こまめに電気を消す」。今すぐ・お金をかけずに始められる手軽さが魅力です。
子育て世帯にとっての「こまめに電気を消す」節電・省エネ対策とは?
- 導入コストゼロが、節電の第一歩にぴったりの機会になる
- 家族で協力して習慣化することで、子供の「エネルギー意識」を促す
- 日々の実践が積み重なり、環境と家計の両面を育む
特別な機器や設定は一切不要で、思い立ったその日から始められる手軽さが魅力です。初期費用がかからないため、家計への負担もなく、安心してスタートできます。
「こまめに電気を消す」節電・省エネ効果DATA

- 導入コスト:0円
- 開始タイミング:今すぐOK
- 節電効果:15kWh/年(節約額465円相当)
- CO2削減量:7.3kg/年
- 効果継続性:高(習慣化による)
- 必要な準備:なし(意識と実践のみ)
しかもこの対策はシンプルなのに効果あり。毎日のちょっとした積み重ねが、家計と地球のどちらにもやさしいのです。
節電・省エネ対策どうやって始めた?ママパパのリアルな工夫
「うちも始めたいけど、どうやって?」という人に向けて、先輩ママパパたちの声を紹介します。

「自分で出来る範囲で、テレビやネット情報を参考にしてスタートしました」(6歳の女の子のママパパのアンケート回答)
「日頃から電気の使用には気をつけるようにしており、こまめに消す、使わない電気は付けないように心掛けている」(8歳の 男の子のママパパのアンケート回答)
「家族にも協力してもらう」(5歳の 女の子ののママパパのアンケート回答)
はじめは小さく、できることから。テレビやネットでヒントを集めたり、「電気を消す係」を作ったり、“家族ごと”で取り組む姿勢が多く見られました。
続けていくのは意外と大変…!リアルな悩みの声
「こまめに電気を消す」なんて簡単そうに聞こえるけど、やってみると…ハードルもあるようです。
「子供が電気を消さない」(8歳の女の子のママパパのアンケート回答)
「家族内の考えの違いで継続ができない」(10歳の女の子のママパパのアンケート回答)
「家族がケチ臭いと否定的である」(11歳女の子のママパパのアンケート回答)
「私がいないとほかの家族は無駄に電気をつかうので、常に注意していなければならない」(7歳のママパパのアンケート回答)
「使っていない家電はこまめにコンセントを抜いていますが、抜き忘れてしまいます」(9歳の女の子のママパパのアンケート回答)
“電気消し担当=ママだけ”現象、あるあるです。「また電気つけっぱなし…」と、注意するストレスや、家族との温度差に悩む声も多く見られました。
続けるためのコツは?「無理なく・楽しく」がカギ!
どうすれば続けられるの? 継続できている家庭ではこんな声が。
効果を感じている
家族みんなで取り組む感覚が楽しい
「最低限無理なく出来そうな事はやる様にしている」(8歳の女の子のママパパのアンケート回答)
節電・省エネ効果を実感したり、家族で楽しむ面白さが継続のカギなようです。
プラスαの工夫で仕組み化も!
「気を付けつづけたり、注意し続けるの正直しんどい…」という家庭では、仕組みで解決している例も。
「人感センサーを取り入れる」
LEDに変更
みんなで同じ部屋で過ごし稼働エアコンを最小限に
これらを組み合わせて、平均5つ以上の節電対策を同時に行っている家庭も! “できる範囲でちょっとずつ”を大切にする声が印象的です。
節電の「見える化」でやる気アップ!便利アイテムも続々登場
最近では、節電の成果が“見える”仕組みも登場しています。
「どれくらい効果があるのかわからない…」というモヤモヤを解消してくれるアイテムも増えています。
電源ごとの消費電力がわかる電源タップ

どの家電が電気を使っているかが一目でわかる!
電源タップを詳しく見るエアコンの使用量や節電効果がスマホで見えるスマートリモコン

最新モデル「Nature Remo Lapis」では、エアコンごとの電力使用量を可視化。節電目標の設定もでき、子供とゲーム感覚で取り組むこともできます。
エアコンの使用料を見える化アプリを見るこうした「見える化」があると、子どもも一緒に“節電チャレンジ!”を楽しめるきっかけに。家族で効果を実感しながら続けるモチベーションになりますね。
体験しよう! 全国の節電・省エネ体験スポットもチェック!
また、電力会社やエネルギー関連企業のPR施設を訪れるのも、節電を“体感”しながら学べるおすすめの方法です。
例:TEPCO館(東京電力)、関西電力 やさしいエネルギー館、中部電力 ミライタワーの展示 など
実際の発電のしくみや、電気の大切さをゲームや実験で学べる展示が豊富にあり、子どもにとっても「節電=おもしろいこと」になるチャンス。
夏休みのお出かけ先にもぴったりです。
よくある質問(FAQ)
Q. 小さな子供でもできる節電対策はありますか?
A. はい。使い終わった電気を「自分で消す」ことから始めるだけで十分です。親子でゲーム感覚で取り組むのもおすすめです。
Q. こまめに電気を消すことは、どれくらいの節電効果がありますか?
A. 年間15kWh、節約金額にして約465円。小さな積み重ねが、家庭と地球を守る大きな一歩になります。
Q. 家族で意識を揃えるコツは?
A. 電気を消すことの効果を日常的に子供と一緒に話し、共有しておくのもポイントです。
節電・省エネの「習慣」は、子供と一緒にできる未来への贈り物
「こまめに電気を消す」ことは、お金をかけずにできる、節電・省エネの第一歩です。この小さな行動が、勉強や社会・環境への関心、そして“家族の絆”を深めるきっかけになります。日々の暮らしの中に“節電”を取り入れることで、子供たちは「地球の未来を守る力」を自然と身につけていくのです。おもいついたときからすぐにはじめてみましょう!
「夏休み特集」早めのイベントチェック!自由研究にも!

自然体験・イベント・学びコンテンツまで、子供の「やりたい!」が見つかる夏休み特集。自由研究のヒントや家族での思い出づくりにも役立ちます。
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