Twitterフォロワー数40万人の人気イケメン保育士・てぃ先生の連載企画! 前回に引き続き「子どもとのコミュニケーションの悩み」をテーマに、パパママからの質問にお答えします。今回は「『親子関係』の向き合い方」について。「異性の子どもの気持ちがわからない…」「親の言うことを聞かない!」など、切実な悩みを解決します!
【てぃ先生に聞く】「赤ちゃん返り」「兄弟喧嘩」の対処法 もあわせてチェック!パパが娘と仲良くなるコツは「気を遣い過ぎない」こと

質問1
娘とパパのコミュニケーションの取り方について教えてほしい。
(杉並の爺さん/4歳女の子、1歳女の子のパパ)
てぃ先生からのアドバイス
もしかしたら「娘が喜ぶことをしないと」とか「娘の関心はどこにあるのか」とか「男親だから女の子の気持ちがわからない」なんて心配していませんか? そうであれば、ハッキリ言って考え過ぎです! 子どもに気を遣い過ぎとも言えます。
パパが好きなこと、得意なこと、やりたいこと、知っていることをどんどん教えてあげて、一緒に楽しめばOK! 四六時中、子どもの興味に合わせる必要はありません。例えば、指をパチンと鳴らすだけでも大喜びするはずです!
女の子が好きなおままごとが苦手なパパもいるかもしれませんが、無理してお店屋さんになりきる必要はなく、「最近のパン屋さんはケーキも売っているよね」などと知っていることを教えてあげれば、おままごとの世界が広がります。同じように、お絵描きが苦手なパパだって、下手くそなゾウさんでも子どもは十分喜びます。
子どもの遊びに付き合うというよりも、自分の引き出しを探りながら、子どもとの会話を楽しむことが大切ですよ!
「言うことを聞かない」は親子関係が築けている証拠!

質問2
先生が注意したことはすぐ直すのに、親が注意しても聞いていないフリをします。なんとか親の注意も聞いてほしい!
(みうさん/1歳男の子、5歳男の子のママ)
てぃ先生からのアドバイス
似たような話で、「幼稚園や保育園ではお片づけするのに家ではしない」なんていうのもよく聞きますよね。子どもなりに外で頑張っている分、家では甘えている証拠。それでいいと思うんです。
どうしても直してほしいことがあるなら、先生に協力してもらいましょう。直接、注意してもらったり、連絡帳に書いてもらったり。
その代わり、子どものお願いも聞いてあげないとダメですよ。親の注意だけ聞かせるのは都合が良すぎます!
ひょっとしたら、ママが1歳の弟の面倒ばかりしているように感じて、お兄ちゃんは“あまのじゃく”になっているのかもしれません。「最近、ママは抱っこもしてくれないし、『お兄ちゃんなんだから』と何かと我慢させられるし、ようやく僕の方を見てくれたと思ったら、お小言ばっかり!」…もしそんなふうに思っていたら、ママの言うことも聞きたくないですよね!
ぜひ、お兄ちゃんのかわいいワガママも聞いてあげてくださいね。
親も子もありのままで向き合って
親子の関係が思い通りにいかないと、親自身が変わろうとしたり、子どもを変えようとしたりしがちですが、てぃ先生が教えてくれるのは「親も子もそのままでいいんだよ」ということ。前回の「『赤ちゃん帰り』『兄弟喧嘩』の対処法」と同様に、親子共々ありのままの姿を認めるのが、悩みを解決するいちばんの近道なのかもしれませんね。
次回は「友だち付き合いの悩みや人見知り」に関する質問にお答えいただきます。どうぞお楽しみに!
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