
「もっと背が伸びてほしい!」「スポーツで活躍できる体を作ってあげたい」 そんな風に、子供の成長を願うママパパにとって今、最も注目されている栄養素のひとつが「たんぱく質」です。
「いこーよファミリーラボ」が実施した最新調査では、子供にたんぱく質を食べさせたいけれどなかなか難しいという、理想と現実の間で悩むママパパの様子が見られました。先輩ママパパはどんな方法で乗り切っているのでしょうか? アンケートの結果から紹介します。
ママパパの95.9%が「たんぱく質」をしっかり摂らせたい!

- Qたんぱく質を子供にしっかり食べさせたいですか?
- とてもそう思う:61.3%
- そう思う:34.6%
調査の結果、なんと9割超(95.9%)のママパパが「子供にたんぱく質をしっかり食べさせたい」と回答!
- 「背を伸ばしてあげたい、体格を良くしたい」
- 「サッカーやバレエ、体操を頑張る体を作りたい」
- 「好き嫌いが多いから、効率よく栄養を摂ってほしい」
など、子供の将来を想う熱いコメントが続々。たんぱく質は、今や子供の「成長のパートナー」として欠かせない存在としてママパパに意識されている様子がうかがえます。
ママパパが子供に「たんぱく質」を食べさせたいと感じた時は?

「背が伸びるタイミングとか体重が増えるタイミングみたいなのがある感じがしてそのタイミングに合わせて食事量を多くしたいなと思ってます」未就学児(4〜6歳)のママパパの声
「食べる量が少ないのと、あまり食事に興味を示さないので一度に出す食事に効率的に摂らせたいなとは思っています」小学校低学年(1〜3年生)のママパパの声
「マラソン大会やダンスの習い事の発表会など運動量の多い時」小学校高学年(4〜6年生)のママパパの声

「こどもが卵が苦手で食べられないから、他を増やさなければと思います」小学校低学年(1〜3年生)のママパパの声
「好き嫌いも多く、疲れやすい場面が多いので体力をつけるためタンパク質は意識したいなと思います」小学校低学年(1〜3年生)のママパパの声
「早生まれなので、春生まれの子と体格差が無いように大きくなって欲しい」小学校低学年(1〜3年生)のママパパの声

「五大栄養素なので、たんぱく質に限らず、鉄分、ビタミンなど、バランスよく摂らせたい」小学校低学年(1〜3年生)のママパパの声
「子ども達が少年団や部活動をしているので、バランスの良い食事に気をつけている。動いた後は、オイコス・ザバスなど、すぐにたんぱく質の摂れる物を食べさせている」中学生以上の子供のママパパの声
食べさせたいけれどなかなか上手に食べさせられない、、、現実は厳しい…立ちはだかる「3つの壁」
- Qお子さまはたんぱく質を十分食べていますか?
- 十分足りている:11.91%
- 足りている:46.28%
- やや不足気味:30.85%
- 不足している:8.80%
- まだミルクや離乳食初期段階のためあてはまらない:2.17%
「しっかりたんぱく質を食べさせたい」という一方で、約4割(39.7%)のママパパが「実際には不足している」と感じているという切実な実態も。

- Qたんぱく質はどのぐらいの頻度で摂っていますか?
- 毎食、意識して摂り入れている:31.80%
- 1日1回は必ず意識している:41.14%
- 週に数回:10.28%
- 月に数回:3.11%
- ほとんど意識していない:12.04%
- まだミルク・離乳食初期:1.62%
毎食しっかり意識してたんぱく質を摂れている家庭は約3割(31.80%)にとどまり、理想とのギャップに悩む声が目立ちました。
たんぱく質を家庭で摂り入れるむずかしさ。。。ママパパを悩ませる「3つの壁」とは…?

- 朝食の壁(33.7%):バタバタの朝、肉や魚を焼く時間はなかなかない!
- 苦手意識の壁(30.2%):お肉を噛みきれなかったり、好き嫌いがあったり…。
- 必要量の壁(29.2%):結局、1日にどれくらい食べさせれば正解なの?
「足りている!」と自信を持てるのはわずか1割強。多くのママパパが「これでいいのかな…」と不安を抱えながらキッチンに立っています。
子供の「たんぱく質」摂取、ママパパの解決の鍵は「引き算」と「足し算」!
- Q子供の食事に意識的に摂り入れている「たんぱく質が多い食材」は?
- 肉:79.03%
- 牛乳・ヨーグルト:66.98%
- 豆腐・納豆など大豆製品:61.98%
- 魚:61.71%
- 卵:60.62%
- 豆乳:6.77%
- プロテイン飲料・バー:4.47%
ママパパが子供にたんぱく質をたべさせるときに、注目なのが、定番の肉・魚・卵・大豆製品に続く「第2の選択肢」である「豆乳」や「プロテイン飲料・バー」です。

- Q食事だけでなく、豆乳などの飲料で手軽にたんぱく質を摂れることについて、どのように感じますか?
- あまり重視しない:12.18%
- とても良いと思う:46.55%
- 必要ない:2.03%
- 良いと思う:39.24%
現在摂り入れられている割合は1割程度ですが、なんと約9割(85.8%)が「豆乳などの飲料でのたんぱく質補給」に肯定的!

- Q豆乳をどんな場面で与えたいと思いますか?(複数選択)
- おやつ・間食の代わりに:45.47%
- 朝食の飲み物として:40.60%
- 調理やスムージーに混ぜて:31.66%
- 特に思わない:18.00%
- 食欲がないときの軽い栄養補給に:10.69%
- (運動後の)タンパク補給として:9.61%
- 外出時・持ち歩き用の飲み物として:5.01%
苦手意識がある子供もいる豆乳は、「調理時間の引き算(時短)」と「栄養素の足し算(手軽な補給)」で、「おやつ・間食」「朝食の飲み物」「スムージー」などで摂り入れる。そんな新しいスタイルがうかがえます。

- Qたんぱく質や豆乳について、どのような情報があると嬉しいですか?(複数選択)
- 子どもの1日の必要量:54.53%
- 子どもが飲みやすいレシピ:53.86%
- 朝食・おやつで手軽に摂る方法:50.61%
- 成長や体づくりとの関係:28.28%
- 商品の選び方:15.56%
ママパパが知りたい情報についての傾向にも、1日の必要量に加えて「レシピ」や「調理時間の引き算(時短)」と「栄養素の足し算(手軽な補給)」ができる「朝食・おやつで手軽にとる方法」などがあがっています。
「食わず嫌いの子どもも摂り入れてくれる方法が知りたい」未就学児(4〜6歳)のママパパの声
「揚げ物はだめ、お刺身はダメなど、練習前試合前の規制があり、選択肢が減るので、気軽に食べられる方法が知りたい」中学生以上のママパパの声
ママパパのアイデアは「プロテイン飲料・バー」で「たんぱく質」摂取
もう一つの「たんぱく質」補給の注目食品「プロテイン飲料・バー」についても聞きました。
- Q プロテイン飲料・バーをお子さんは摂取していますか?
- まったく摂取しない:85.8%
- ときどき摂取する:11.5%
- 定期的に摂取している:2.7%
- Qプロテイン飲料・バーをお子さんが摂取している理由は?(複数回答可)
- 食事からの栄養不足の補完:45.7%
- スポーツやダンスのため:40.0%
- 時間がない時の手軽な補給:30.5%
- 間食・おやつ代わり:27.6%
プロテインバーなどを活用している家庭はまだ少数派ですが、「スポーツのため」「食事の補完」と目的を持って摂り入れているママパパも、「調理時間の引き算(時短)」して「栄養素の足し算(手軽な補給)」ができる魅力を実感しているようです。
「ミロをバナナジュースに混ぜたりとかお菓子に足したりとかこまめに出してますね!」未就学児(4〜6歳)のママパパの声
「粉末タイプのプロテインを牛乳に混ぜている。冬には牛乳と混ぜてからあたと温めて出している」小学校低学年(1〜3年生)のママパパの声
「寝る前に粉末タイプのセノビックを牛乳に溶かして飲んでいます」小学校低学年(1〜3年生)のママパパの声
「プロテインバーやスナックを、出かけ先でおやつの代わりにたまに食べたりしています」小学校低学年(1〜3年生)
「粉末のプロテインを牛乳やオーツミルクなどに混ぜて飲ませています」小学校低学年(1〜3年生)のママパパの声
「粉末ジュニアプロテインを牛乳で飲ませています」小学校低学年(1〜3年生)のママパパの声
「バータイプのものを朝食時やおやつ替わりに出している」小学校低学年(1〜3年生)のママパパの声
まとめ:頑張りすぎない「スマート食卓」で、しっかり「たんぱく質」摂取も挑戦!
「毎食完璧に!」と頑張りすぎて、ママパパが疲れてしまっては本末転倒。「スマート食卓=時短(引き算)× 栄養補完(足し算)」
朝食や忙しい日には、飲料やバーなどの便利なアイテムに頼っても大丈夫!
無理なく、おいしく。子供たちのキラキラした未来のために、今日から「手軽な引き算・足し算」にも検討してみてくださいね。








