アウトドアの機会がなかったり、台所がIHになるなど、子どもが火に触れる機会がすっかり少なくなりました。火は、太古の昔から人間が生きていくには必要なもの。「火は危険」と避けてばかりでなく、取り扱い方などについて正しい知識を身につけるのも大切なことですていてほしいもの。
プレイリーダーがいる「プレイパーク」と呼ばれる公園では、たき火によって火に触れる機会を設けているところもあるようです。プレイパークでの火の触れ合いについて、横浜市都筑区で運営されている「まんまるプレイパーク」の代表・西田清美さんにお話をうかがいました。
プレイパークとは、遊具などを使って遊ぶのではなく、土や木、水などの自然、道具や工具を使って子ども達が自由に遊びを作り出すことができる遊び場のこと。プレイパークには「プレイリーダー」と呼ばれるスタッフがいて、遊びにくる子どもたち見守る役目を担っています。
まんまるプレイパークではドラム缶で作ったかまどがあり、たき火が行われていました。一般的に公園は火気厳禁ですが、特別に許可を得て使用しているのだそう。
「横浜市にプレイパークの活動を認めていただいているので、個人的なバーベキューなどではなく、あくまで教育目的ということで火を使わせてもらっています。火を使うことは危険ですが、子どもたちも危険であることはよく理解していて、真剣に取り組んでいます。また、上の子が下の子や初めて来た子に気をつけるべきことを教えてあげることも多いです。」
危険であることを理解して、子ども達同士で注意を促し合うなど、真剣に物事に取組む機会を作ることにもなるんですね。また、最近ではなかなかできない「火をおこす」という体験もできるそう。子ども達は夢中になって取り組み、できた時には達成感を得られるとか。火元となるマッチの管理はプレイリーダーが行っていますが、子どもたちの「やってみたい」という気持ちが優先なので、プレイリーダーが率先して火の扱いを教えることはしないとのこと。遊んでいる様子を見守り、必要な時のみ手助けをし、子どもが予測できないレベルの危険(火の燃え移りなど)があれば取り除くのだそうです。
※ここで紹介する遊びは、訓練を受けたプレイリーダーと一緒に行われています。くれぐれもマネをしないようにして下さい。
「大きなお鍋もあるので、家からお母さんたちが残り野菜などを持ち寄ってお鍋を作るんです。できあがった料理は公園に来ている人にふるまいます。初めてプレイパークに来てくれた親子も、食べ物を介すると周りの人と打ち解けやすくなりますね。」
お鍋を作っていると、部活帰りの中学生が「腹減った」とパークに立ち寄ることもあるそう。プレイパークで火を使うことで、地域のコミュニティ作りにも貢献しているんですね。
プレイパークではプレイリーダーが見守る中でたき火を行っています。もちろんパーク外で子どもたちだけでたき火をするのはNG。火がきちんと消えたか大人に確認してもらうなど、安全対策も大切です。
また、公園などでは、火の使用が禁止されている場合がほとんどなので、もしたき火を体験したいなら、プレイパークに行ってみるほか、キャンプ場などで、ルールに従って行いましょう。
数少ない火に触れる機会。プレイパークやアウトドアなどで体験してみてはいかがでしょうか。
プレイリーダーがいる「プレイパーク」と呼ばれる公園では、たき火によって火に触れる機会を設けているところもあるようです。プレイパークでの火の触れ合いについて、横浜市都筑区で運営されている「まんまるプレイパーク」の代表・西田清美さんにお話をうかがいました。
火に触れることで「真剣」になる機会を作る
お話しをお聞きしたのは、横浜市都筑区で運営されている「まんまるプレイパーク」の代表・西田清美さん。プレイパークとは、遊具などを使って遊ぶのではなく、土や木、水などの自然、道具や工具を使って子ども達が自由に遊びを作り出すことができる遊び場のこと。プレイパークには「プレイリーダー」と呼ばれるスタッフがいて、遊びにくる子どもたち見守る役目を担っています。
まんまるプレイパークではドラム缶で作ったかまどがあり、たき火が行われていました。一般的に公園は火気厳禁ですが、特別に許可を得て使用しているのだそう。
「横浜市にプレイパークの活動を認めていただいているので、個人的なバーベキューなどではなく、あくまで教育目的ということで火を使わせてもらっています。火を使うことは危険ですが、子どもたちも危険であることはよく理解していて、真剣に取り組んでいます。また、上の子が下の子や初めて来た子に気をつけるべきことを教えてあげることも多いです。」
危険であることを理解して、子ども達同士で注意を促し合うなど、真剣に物事に取組む機会を作ることにもなるんですね。また、最近ではなかなかできない「火をおこす」という体験もできるそう。子ども達は夢中になって取り組み、できた時には達成感を得られるとか。火元となるマッチの管理はプレイリーダーが行っていますが、子どもたちの「やってみたい」という気持ちが優先なので、プレイリーダーが率先して火の扱いを教えることはしないとのこと。遊んでいる様子を見守り、必要な時のみ手助けをし、子どもが予測できないレベルの危険(火の燃え移りなど)があれば取り除くのだそうです。
プレイパークで体験できる、火をつかってできる遊び
プレイパークではたき火を使って様々な遊びを行っています。その一部をご紹介します。※ここで紹介する遊びは、訓練を受けたプレイリーダーと一緒に行われています。くれぐれもマネをしないようにして下さい。
- 火起こし
まずは火がつかなくては始まりません。最初は燃えやすい紙類(チラシなど)を集めてマッチで火をつけます。火が回ってきたら、葉っぱ、枝、炭というように徐々に火を移していきます。タイミングを見極めたり、配置を考えたり、うちわをつかって風を起こしたり。火を起こすだけでも考えることがたくさんあります。
- 釘で鍛冶屋さんごっこ
たき火の中に釘を入れ、真っ赤になるまで熱します。トングでつかんで取り出してハンマーで叩きます。その姿は昔話の鍛冶屋のよう。熱で柔らかくなった釘は叩かれて平べったくなり、ナイフのような形になります。
- キラビ
たき火の中にビー玉を入れて熱します。十分に熱くなったところで取り出して、水の中に投入。ジュッ!という音とともにビー玉にヒビが入ります。光にかざすとヒビがキラキラしてとてもキレイなんだとか。ビー玉がキラキラするから「キラビ」なんですね。
- 竹の弓矢つくり
竹を棒状に切り出して中央をあぶります。熱くなったところでゆっくりと曲げると、竹がしなります。上下に糸をかければ弓のできあがり。竹の矢も作って弓矢遊びができます。
たき火で料理を作ることも
たき火で料理を作るのも、プレイパークならではの体験の一つなんだとか。「大きなお鍋もあるので、家からお母さんたちが残り野菜などを持ち寄ってお鍋を作るんです。できあがった料理は公園に来ている人にふるまいます。初めてプレイパークに来てくれた親子も、食べ物を介すると周りの人と打ち解けやすくなりますね。」
お鍋を作っていると、部活帰りの中学生が「腹減った」とパークに立ち寄ることもあるそう。プレイパークで火を使うことで、地域のコミュニティ作りにも貢献しているんですね。
プレイパークのたき火を体験してきました!
取材時は、子どもたちが自分で火をおこし始めていました。プレイリーダーからマッチと紙をもらい、うちわを使って手際よく火をおこしていきます。とても慣れていますね。火が回ってたき火が始まると、さつまいもをアルミホイルで巻いて火の中へ。焼き芋作りが始まりました。また、網の上にはおにぎりがのせられています。この日はお花見も兼ねていたので、料理を中心に火が使われていました。竹にソーセージをたくさん挿して火の上であぶる場面もありました。とてもワイルドですね。プレイパークではプレイリーダーが見守る中でたき火を行っています。もちろんパーク外で子どもたちだけでたき火をするのはNG。火がきちんと消えたか大人に確認してもらうなど、安全対策も大切です。
また、公園などでは、火の使用が禁止されている場合がほとんどなので、もしたき火を体験したいなら、プレイパークに行ってみるほか、キャンプ場などで、ルールに従って行いましょう。
数少ない火に触れる機会。プレイパークやアウトドアなどで体験してみてはいかがでしょうか。