いこーよと家電メーカーのシロカ、青山学院大学の学生が主催で食育イベント「第2回いただきます!ます!」を3月9日に開催しました。
親子で料理作りのほか、「いただきます」の本当の意味や想いを学べるとあって、たくさんのファミリーが参加してくれました! シロカ本社(東京都千代田区)で行われた当日の様子をお届けします。
食への感謝を感じるイベント「いただきます!ます!」

「いただきます!ます!」は、食べ物を口にするまでに、さまざまな人が関わっていることを親子で学ぶイベントです。
紙芝居やゲームなどを取り入れて、楽しく理解したり、自然と感謝の心を育むきっかけになるようなプログラムになっています。当日は、5歳から8歳までの子供とママパパの7組16人が参加してくれました。
シロカの家電を使って、親子で協力しながらお料理を作って実際に食事ができるのも楽しみのひとつです。
紙芝居で食への感謝を育む

初めに、食卓に食べ物が並ぶまでにどんな人たちが関わっているのかを紙芝居で学びます。
「どうして『いただきます』って言うのかな?」「誰に言うのかな?」など、子供にもわかりやすい質問を交えて、いただきますの意味や、食に携わる人への感謝を理解できるストーリーになっています。
スタート直後から積極的に質問に答える元気な子もいれば、恥ずかしくてうつむき加減の子供までさまざまでしたが、紙芝居などを通じて、あらためて身近な「食」を親子で考えるいいきっかけになっていました。
旬な野菜や魚を親子で料理!

紙芝居で「いただきます」の意味を学んだあとは、親子でシロカ家電を使ったお料理に挑戦! この日のメニューは、野菜が盛りだくさんの「春の五目ご飯」と「具だくさん味噌汁」です。
テーブルに、芽ひじきや人参、大根、油揚げ、だし汁など、種類豊富な材料がセットされ、ママパパと一緒に協力する料理作りに子供は興味津々です。

ママパパが見守るなか、子供用の包丁で「猫の手」をつくりながら野菜をカットしたり、カット済みの材料やだし汁を入れたり、「おいしくな〜れ!」と声に出しながら、愛情をたっぷり込めて作りました。

普段何気なく口にする魚や野菜の本来の形や大きさを知らないことも多いもの。実際に自分たちが作るメニューの材料でもあるタケノコを触ったり、大きな魚のパネルを使って姿形をクイズ形式で学べるのもこのイベントの魅力です。
日常の「おかげさま」に気づく間違い探しゲームに挑戦!

親子で作った料理ができるまでの時間を使って、かわいらしい絵が描かれたワークプリントで間違い探しゲームを行いました。

牧場や農場、スーパーマーケットなど、馴染みのある場所が描かれたプリントには、牧場で乳搾りをしている人、農場で野菜を収穫している人、スーパーマーケットでレジを売っている人など、たくさんの人や物が登場しています。間違い探しを楽しみながら、いろいろなシーンで多くの人が関わっていることを親子で学びました。

「間違いを見つけた人?」というスタッフの声に、「はい!」と手を上げて発表したり、「見つけた!」とうれしそうにママに報告したり、「結構、難しい…」と思わず子供と一緒に夢中になっちゃうママパパも。
ゲーム終了が近づくころには、おいしそうな匂いが立ち込めてきて、いよいよお楽しみの食事タイムです!
たくさんの関わりある人たちに感謝しながら親子で「いただきます!」

いつもはママパパがよそってくれるごはんですが、今日は役割交代です。子供が小さな手でしゃもじを持ってごはんをよそったら、今度はお玉を使ってお椀に味噌汁を注ぎ、ママパパに「はい、どうぞ」と渡します。おいしそうな匂いが部屋中いっぱいに広がりました。

準備ができたら、全員で両手を合わせて、たくさんの人に感謝しながら「いただきます!」。親子で愛情込めて作った料理はもちろん絶品! 「おいしい!」と家族全員が大満足です。

おいしい食事のあとは、全員で「ごちそうさま!」をして、約2時間のイベントはあっという間に終了しました。
参加者のママたちからは、「農場やスーパーマーケットは子供と行きますが、それが食につながることは普段ないので、このイベントに参加して良かったです」「ゲームなどもあり、子供も飽きずに楽しんでくれたので良かったです」など、うれしい意見もありました。
また、子供も「ゲームが楽しかった!」「包丁で切ったところが楽しかった!」など、親子それぞれが楽しい時間を過ごせたようです♪
食を通じて心豊かな暮らしを築き、未来を担う子供にさまざまな体験してもらい、おかげさまの気持ちを育むイベント「いただきます!ます!」を今後もご期待ください!